News
2012' 5/18

Coming soon
ZIPANGU Stagevol.37
カサ・ノワール
Casa Noir
〜黒い家にまつわる綺譚


2012’6/7(水)〜10(日)
萬劇場(提携公演)

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Review

ZIPANGU Stagevol.36
チェイサー
chaser
〜追いかけちゃうひと

沢山のご来場ありがとうございました。

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チケット絶賛発売中!
カサ・ノワール


 この頃なぜだか、雷が多いですね。
 春雷にしちゃちと遅すぎるし、夏の夕暮れにはまだ早い。季節外れの雷雨はちょっと不穏で、だけどなんだか物語に風雲急を告げるかのようで、ちょっとドキドキします。今回のお芝居、実は雷が鳴るシーンがあるのですけど、自然が、我々を後押ししてくれてるのかと思ってみたり。皆様、いかがお過ごしでしょうか?


 早いものでして、ZIPANGU Stage第37回公演『カサ・ノワール』、公演まで残すところ3週間ほどになってまいりました。お蔭様にてチケットは絶賛発売中なのです。公演情報を『NextPlay』のコーナーにupしておりますので、どうぞご覧の上、お早めのご予約をご検討いただければ幸いなのです。稽古場は、若いキャストに刺激をもらいつつも、日々最後の産みの苦しみに奮闘中です。なんだか凄いものが生まれてきそうで……お客様に心から笑って、楽しんでいただける作品をお届けします。ご来場を心よりお待ちいたしております。


 さて、今回はどんなお話なのか、ちょっとだけご紹介。舞台は都内の一等地に佇む、黒山家の邸宅。世間からは幽霊屋敷と噂されるその豪邸に、家族と使用人たちがひっそりと暮らしいます。実はこの家、世間には決して公表できない、黒い秘密があるのですが……
 そこに招かれた占い師のご一行。インチキな幽霊騒ぎを起こして大金をせしめようともくろむのですが、自ら仕掛けた降霊会の夜に、なぜだかホンモノの怪事件に巻き込まれます。果たして彼らは、黒い家族の謎を解くことが出来るのか……

 映画の世界に、フィルムノワールというジャンルがありまして、まあ、悪女に騙されて破滅する男のハナシだとか、男の友情が最後には破綻してしまうというような、どちらかといえば厭世的な世界観が展開されます。ただ、厭世的故にか、その世界は時折ひどく魅力的にも見えるのですね。ホラーでもスプラッタでもないけど、背筋がゾッとするミステリィで、超常現象もSFもないけど、ちょっとだけ奇妙な、黒い秘密の謎を解く物語。フィルムノワールの香り漂う世界を、奥深い人間ドラマと、心から笑って楽しめるコメディに描いてみたいと思っています。

 タイトルの『カサ・ノワール』は、外国語としての正しい用語ではなくて、『カサ・ブランカ』(ポルトガル語で白い家の意味)と、『ノワール』(フランス語で、黒、暗黒の意味)を掛け合わせた造語です。カサ・ノワールと名づけられた、黒い家にまつわるコメディに、どうぞご期待ください。


       ZIPANGU Stage主宰 今石千秋