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差し障りのない日記
9月30日(Mon)徹夜
 5時過ぎ起床、昨夜はサイトのアップロードのトラブルで就寝は22時半過ぎだった。女房は仕事の〆切で徹夜だったらしい。8時過ぎだったか、原稿を上げて「少し寝る」と、寝にゆく。4点の絵を徐々に描き込んでゆく。3点は仕上がりが読めて来た、1点だけがまだ先が見えてこない。

 iPod用に白いヘッドホンが欲しくなってきた。2、3日前から左耳が少し痛むと思っていたら、少し腫れている。大事はないと思うが、あまり触らないように気をつけて、しばらく様子を見てみよう。これは多分耳にねじ込む方式のイヤホンが合わなかったのだろう。もっと装着感の楽なタイプのものを探そう。

 スーパーで女房に頼まれた弁当を買う、他に刺身とおにぎり、発泡酒などを買って帰る。帰宅後早速夕食、食後、またCDを読み込む。19時過ぎだったか入浴、20時頃にあがる。

9月29日(Sun)文字化け
 4時半前起床、涼しくなってきたので、そろそろ部屋の中を片づけていきたいとも思うのだが…ビデオテープなどもどこに何があるのやら分からなくなっている。

 コーヒーが薄くなりすぎた。たったそれだけのことで随分、損をしたような気分になる。7時過ぎ絵の一枚に大体の目処をつける。後の絵も何とか一日一枚ずつくらいのペースで仕上げてゆきたい。少し休憩しよう。水彩用の細筆がちびてきた、一段落付いたら買いにゆこう。

 昼前、実家の母から電話。電話しよう、しようと思っていたのだが、ずっと気が焦ったり、時間が遅くなったりして、電話する機会を逸していた、申し訳ない。

 CUBEのパーティションを2つに分けるために初期化、調子に乗って、iTunesにCDを読み込んでいたら、あっという間に内蔵HDの容量が足りなくなってしまったのだ。3つに分けていたパーティションを2つにして、片方はiTunesのために12ギガ以上を確保。CUBEは単なるジュークボックスと化してきた。

 OSXはFinderの動作がキビキビしていないところが、今ひとつ。OS自体がまだまだ発展途上なんだか、マシンパワーが低いのか…ほんとにこのOS、大丈夫なのか。ジニーアクションとかカーソルを持っていった時のドックの拡大表示とかは楽しいんだが。

 ソフトへのメモリーの割り当てもOS9までとは違ってユーザーが自分で設定できないと聞いた。それではWindowsと変わりがないではないか。全く何のメリットがあるのだか…やはりOSXの本でも読んでみることにしよう。何となく触っているうちに分かってくるだろうと思っていたが、それほどチョロいものでもなさそうだ。仕事上でたいして困ることもないのだが、ずっとMacを使い続けているので、MacOSの行方はそれなりに気になるものだ。

 夕食。日記の更新も兼ねて、九月姫と米田の共同BBS近日開設のお知らせをアップ…するつもりだったのに、iBookがどうしてもネットに繋がらない。CUBEは問題なく繋がるので、CUBEからサイトをアップロードすると、とんでもない文字化けの画面になってしまった。

 女房のiBookからアップし直しても同じ、散々試したが復旧できない。Goliveの環境設定でネットワークの何かのチェックを外さないと日本語が文字化けする、とのコラムを解説本で読んだ気がするので参照。設定を直す。一度アップし直したが、やはりダメ。再起動をかける。接続後、サイトにあるファイルを全部削除してからアップをやり直すとようやく正常に表示されるようになった。

 やれやれ、すでに20時、風呂に30分ほど入ってから梅酒を飲む。今晩は寝酒をやめようと思っていたのだが、パソコンはストレスが溜まります。

9月28日(Sat)北の国から
 5時半頃起床。早速、iPodで曲を聴きながら絵を描く。便利なことは便利。iPodに読み込んでおいた「北の国から」のCDを久しぶりに聞いていたら仕事が捗らないことに気付く。

 先日放映された「北の国から」のスペシャルでは、昨今の不景気を反映してか、主人公達は随分過酷な運命に見舞われていたようだ。まあ、そういうこともあるだろう。長い人生、何があるか分からない。

 本編のドラマは昔、女房と一緒に熱心に見ていた。原田美枝子だったかが演ずる女性の先生がUFOに乗り込んでゆく、夢とも現実ともつかぬエピソードが、「風の又三郎」や「銀河鉄道の夜」など宮澤賢治の童話を思わせて、妙に心に残っている。あの頃、脚本の倉本聡は映画『ブルークリスマス』の設定といい、UFOに凝っていたのだろうか。

 大友柳太郎もこのドラマに関してはいい味を出していた。時代劇に出ていた時はモゴモゴした科白の聞き取りにくい、不器用な感じの役者だった。「北の国から」では、それがいかにも開拓民らしい朴訥(ぼくとつ)な味となっていた。

 北海道の広大な風景をバックにしたオープニングののびやかな曲も悪くないが、これといつも対になるようにドラマの最後でかかっていたテンポの早いギターの曲をよく覚えている。これは「蛍のテーマ」だったらしい。

 そして最終回、純がモノローグで語っていた、母さん(いしだあゆみ)が見た富良野の雲は本当にどんなであったのだろう。それやこれやが思い出されて手が止まる、絵を描くBGMとしてはふさわしくないようだ。別のアルバムに切り替える。

 10時頃コンビニへ買い物に出る。途中、金木犀を見かけたので近寄って花に顔を近づけてみる。金木犀の不思議なところはあれだけ周囲に濃密な香りを漂わせながら、花自体に鼻をくっつけるようにしても、思ったほど強くは香らないことだ。

 帰宅後朝食、11時過ぎからフォーカシングなるものを実際にやってみようと椅子に座ってチャレンジ、そのままウトウト居眠りしてしまうだけであった。う〜む。起きてから絵の続き。

 14時過ぎ、iPodのバックライトのことでサクラヤに電話、すったもんだの挙げ句、店員の返事は結局「よく分からないのでアップルのサポートに電話されたし」

 夕食、食後、アップルのサイトを開いて、iPodに関するQ&Aなどを根気よく見てゆく。その中に「iPodをリセットする方法」という項目があったので、試してみる。FWの電源に繋いだまま上下ボタンを押し続けてリセット完了。

 iPodのメニューの「設定」から「バックライトタイマー」を選び「1秒」に設定する。メニューに戻りボタンを押して試す。確かに1秒ほど点灯してすぐに消えた。これで正常に機能するようになったらしい。やれやれ、何でも試してみるものだな。リセットか。ようやくこれですっきりした。

 19時頃入浴、20時前あがる、日本美術の本を10ページ読む。iPodをラジカセのライン入力に繋いでみる。少し出力は小さいようだが問題なく再生できる。

9月27日(Fri)iPod
 3時過ぎ目が覚めたので起きてしまう。眠くなったら、寝てしまえばよかろう。そうは言ってもすでに眠いような気がするのだが。3時に起きて手を動かしていたら、さすがに絵の方は捗った。

 12時前、新宿に向かう、新宿到着後、ビックカメラへ、しばらくあれこれと見て回ってから、やはり新しいiPodの10ギガタイプを買おうと決心して店員に聞くと在庫切れ。気を取り直してサクラヤへ、幸い在庫があったので購入。アップルの製品は大体どこで買っても、値段は同じ、ポイントも2パーセントしか付かない。何となく昔のリソー科学のプリントゴッコを思わせる。

 とにかく無事にiPodを手に入れて、帰宅。早速iPodをパッケージから取り出す。iTunes3のためだけにインストールしたCUBEのOSXを立ち上げる。iPodを繋いでiTunes3に読み込んだ落語といつも絵を描いている時に聴いている曲を送り込む。

 長い前ふりだったが、このために2、3日前からしぶとく米朝師の落語をiTunesで読み込んでいたのだ。米朝落語全集40枚、米朝珍品集8枚、そして絵を描く時にいつも聴いている曲などを入れたら、あっという間に5ギガ近く塞がった。これなら20ギガのiPodでもよかったかもしれない。

 しかし付属のリモコンの幅広のクリップはかえって挟みにくい、最近のMDなどの多機能リモコンにくらべると、必要最低限という感じで貧弱すぎる。もう少しリモコンに本体ホイール部の機能が搭載されていればと思う。液晶表示も欲しい。まあ、これもまたいずれ改良されるかな。

 後はPOWERBOOKG4と液晶ディスプレイを時期を見て手に入れれば、もう少しパソコン用の机もすっきりするだろう。しかし来年からのすべての新機種では起動はOSXオンリーになってしまうらしい。

 iPodを弄っていて、バックライトの様子がおかしいのに気付く、バックライトタイマーの設定を1秒に設定しておいても、一旦点灯すると消えない。来週にでも、持っていって見てもらった方がよかろう。面倒だがしょうがない。

9月26日(Thu)メリハリ
 5時過ぎ起床、テレビを見ていたら今日は大型台風がよくやってくる一種の特異日らしい。今進めている絵にまた飽きてきたので気分を変えて違う絵を進めることにする。

 アークライトからスターズオブヘブンのカードが届いていた、自分のカードを見ると、どうも黒がしまっていない。トレカは水彩のアナログ原稿で出すより、データで出したものの方がメリハリが効いているような気がする。何故だろう。この次は試しに、水彩で描いた絵を取り込んでデータで渡してみようか。

 昼近く、別のトレカのキラカードの校正刷りの見本が届く。ぐはっ、この絵をキラにしますか、う〜む…
 今日から取り組む絵は空を何色にするかが問題。あまり描かないモノトーンの曇り空ということにしておこうか。12時頃から椅子に腰掛けたままウトウト。

 夕食、18時頃から女房は、明日雨になると買い物に行けないからとスーパーに買い物に出かける、何か欲しいものはないかというので、アイスクリームを頼む。

 18時半頃入浴、居眠り、19時半前にあがる。梅酒をチビチビやりながら日本美術の本を6ページほど読む。21時頃就寝。

9月25日(Wed)シュークリーム
 5時過ぎ起床、今日は昨日描き始めた絵の目処をつけてしまいたい。朝からボチボチと絵を進める。なかなか思うように捗らない、どうもかなり疲れてきているらしい。

 女房とスーパーで落ち合う、帰りにビアードパパのシュークリームを買う。帰宅後、絵の続きを進める、この絵もどうも難しい。夕食、17時半頃入浴、19時頃あがる。「論理療法」の言いたいことは良く分かるのに、「フォーカシング」はどうにも分からない。

9月24日(Tue)結婚記念日
 5時頃起床、起きて机の上を見ると女房からの結婚記念日のメッセージと『作画汗まみれ』増補改訂版の本のプレゼントがあった。有り難う、そして誕生日おめでとう。お互いの仕事が一段落したら飲みにでも行くことにしよう。

 しかし、1キロ以上体重が増えてしまった、秋は何もかも美味しいのでつい食べ過ぎる。今日は朝と昼を抜くことにしよう。まだベルトがきつくてしょうがない。

 今日から別の絵を進めよう。夕食まで食事を抜くつもりが、どうにもお腹が空いてきたので8時半頃朝食。ゴミを捨てて新聞を回収、また火災警報が響いている、管理人室へ行ってみる。昨日からガス警報装置のテストをやっているというので、やれやれ。

 11時半頃、煎餅と水、プリンを食べる。結局、朝も昼もきっちり食べた。胃が大きくなってしまったのだろうか。絵を描きながら米朝師の落語をiTunesで読み込ませてゆく。下書きをスキャナーで取り込み、iBookでバックの色や明るさを決めてゆく。

 夕食、食後、本を読みながら、やはりiTunesに米朝落語全集を読み込んでゆく、18時過ぎ入浴、19時過ぎあがる。日本美術の本を読みつつ、しぶとく落語の読み込み。

 『フォーカシング』をある程度読んでみたものの、曖昧模糊として何の事やら分からない。昔、「空手の通信教育」という新聞広告を見て「そんなもんで上達するか〜!」と激しく突っ込んだことがあるが、それと似たり寄ったりの印象。一体何をどうしろと言うのか。

9月23日(Mon)静かなるCUBE
 5時過ぎ起床、さて今日は昨日の絵を仕上げてしまうか、別の絵を進めるか。そろそろ散髪もしたい。今日くらい思い切って散髪屋にゆくか?

 夕食、食後『フォーカシング』を少し読み進める。19時過ぎ、入浴、例によって花札をしたり、随筆を読んだりして居眠り、20時頃あがる。日本美術の本を4ページ。お気に入りの音楽CDや米朝落語全集をCUBEのiTunesで読み込む。

9月22日(Sun)十六夜
 5時過ぎ起床、一旦4時半に起きた時に起きてしまえばよかった。まあ、集中して絵を進めよう。確か昨日は十五夜だったのに月を仰ぐのを忘れていた。夕方から曇ってきていたので雲に隠れていたかもしれない。

 フォーカシングについては読めば読むほど、論理療法とは水と油の関係に感じられてきた。論理療法は非合理的な思い込みを見つけて論理的に反論しなさいという。フォーカシングでは、一切の知的な分析はやめて、ひたすら身体の実感、曖昧な感覚に耳を傾けなさいという。

 自分の曖昧な身体感覚に耳を澄ますなど、瞑想的な雰囲気を持っており、どちらかというと禅やヨガなど東洋的なものを感じさせる。これが論理的思考が優勢のように思われるアメリカで見いだされ、発達したということに驚かされる。

 バックを描き入れてゆく。小腹が空いてきたので、11時半前、煎餅、クッキー、お茶で昼食。この絵はもう一日かかるだろう、もう一息なのだが、根気が続かなくなってきた。そろそろ別の絵に取り組みたい。

 ユージン・ジェンドリン『フォーカシング』を読み始める。序文に「本書をわかりやすい言葉で書きました」とあるが、なかなかそうでもない。フォーカシングという技能自体が分かりにくいのだ。夕食、食後『フォーカシング』の続きを読む。18時前入浴、19時頃あがる。

9月21日(Sat)金木犀
 5時過ぎ起床、さて絵を描こう。8時頃急に寒気がしてきたので、慌ててトレーナーを着込んでインスタントのコーンクリームスープに湯を注いで飲む。季節の変わり目は気温の変化が急激すぎる。風邪を引かないように気をつけよう。

 11時頃、お腹が空いてきたので、残り物の炊き込み御飯を食べる、女房が梨を剥いてくれたので、それをデザートに。12時半頃から椅子に腰掛けたまま、13時頃まで居眠り。13時半頃から、また絵に取り組む。今日は人物に色を置いてある程度のところまで持っていってしまおう。そして明日はバックを考えながら塗っていくことにしよう。焦らずにコツコツと描き上げてゆこう。

 買い物に出た時など自転車で走っていると、どこからか金木犀の香りが漂ってくるようだ、そろそろ咲き始めていても不思議ではない。金木犀の香りは良い。小学生の頃から、運動会が始まる季節になると、妙に甘いような、切ないような香りが漂ってくるのに気付いてはいた。

 しかしこれが一体何の香りなのか、どこから香ってくるのか、分からなかった。金木犀の香りは風に乗って、思わぬ遠くからでも漂ってくる。

 確か高校生くらいの時だったか、この金木犀の木にようやく気が付いた。あ、この木だったのか、あの香りは。枝振りに見るところもない、花も星くずを散らしたような可憐な、と言えないこともないが、どちらかというと目立つことはない。しかしこの香りは他のどの花より勝っていると思う。夏の疲れを癒す香りだ。

 そして、秋の夕暮れ、寂しげな黄昏に染まりながら、この香りは「それはともかく、あなたに自然の秘密について、少し伝えたいことがある」と静かに優しく囁きかけてくるのである。

 16時半頃夕食、食後、絵の続き。18時頃入浴、19時頃上がる。20時半頃『やさしいフォーカシング』読了。

9月20日(Fri)馬肥ゆる秋
 6時半過ぎ起床、今日も良い天気のようだ。朝からまだお腹が大きく不愉快。夕食まではあまり食べないようにしよう。

 さて今日から絵に打ち込む、できれば3日で1枚くらいのペースで上げてゆきたいのだが、無理ならしょうがない、できるだけ頑張ろう。とにかく焦らないこと。焦らず、絵を進めてゆこう。

 東京ではトレーナーが欲しいような気温だ。女房は幕張のゲームショーへDEAが出展する「MM戦記」を見に行くことになっているらしい。12時頃、女房は幕張に向けて出かける、日中は暑いと思うが、夕方になって寒くなるといけない。季節の変わり目にはよく風邪を引いているので、念のため気軽に羽織れるようなジャケットを持たせて玄関まで見送る。

 自分の方はまだ絵の方に集中できない、いや、これは単なる言い訳だろう。できないのはやる気がないからだ。12時過ぎ新宿へ向かう。朝からコーヒーだけで済ませておいたら、ようやく本来の健全な空腹感が感じられてきた。目が欲しがっているだけの食欲というやつはどうにも厄介なものだ。

 新宿で夕食、腹ごなしも兼ねて紀伊國屋へ本を見に行く、フォーカシング関係書籍の棚を見ているうちに、先日ためらったジェンドリンの『フォーカシング』とアン・ワイザー・コーネルという著者の『やさしいフォーカシング』という本を思い切って購入。

 アン・ワイザー・コーネルはジェンドリンの弟子らしく、その著書は比較的安価で入門には向いていそうだった。ただ、やはり創始者の著書にあたるのが結局一番早道だったりするので、ジェンドリンは外せない。

9月19日(Thu)ガメラ列車
 6時過ぎ起床、ようやくそれなりに眠れたようだ。夕方からは風呂に入り、本を読んだりしてゆったり過ごすのに限るらしい。今日は東京に帰るつもり、いい天気になりそうだ。もう一日ほどこちらに滞在して奈良公園などをゆっくり巡りたかったが、仕事もあるのでそうはゆくまい。

 8時前、荷物をまとめておいて自転車で散歩にでる。浮御堂からささやきの小径へ。少し飛火野(とびひの:ここでノロシなどを上げたので、この名前があるらしい)ヘと至る脇道に逸れて、うっそうたる樹木を眺め、鳥のさえずりを聞く。雀の半分もないような小鳥が枝を飛び回っている。

 元の路に戻ろうとすると、角を持った鹿が一頭、木の下に静かに佇んでいる。観光客の鹿煎餅をねだってお辞儀をしている東大寺南大門前の鹿も面白いが、こういう森の中で出会う鹿は神鹿(しんろく:神に使わされた鹿)の名にふさわしい。

 そして「奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声きくときぞ 秋はかなしき」とかいう歌があるが、「びぃぃ」というような鹿の鳴き声は本当に物悲しい。

 春日大社の参道に戻り若草山へ抜ける。昔、新潟で開催されたSF大会にゲストとして招待された時、ぶらぶらと散策した弥彦(やひこ)神社の参道も神さびていてよかった。もし鎮守の森などの神域がなければ、日本の自然は何の計画性もない開発で、もっと乏しいものになっていただろう。二月堂でゆっくり休憩、名残を惜しむ。東大寺、興福寺を経て帰途に着く。

 9時過ぎ三条通りの奈良漬け屋でキャラブキ、刻み奈良漬け、紫蘇の実漬けを買ってマンションに戻る。奈良の店は開くのが早いので助かる。米朝師の「鹿政談」という落語の枕によると、昔から早起きは奈良の名物でもあるそうな。

 奈良駅発京都行き快速に乗車。そういえば平成版「ガメラ3」では奈良から京都へ急ぐ主人公達も、この列車に乗っていたものだ。京都駅到着、萩の家の精進弁当(この弁当がいかにも京都らしい)を買い、京漬け物をお土産に2、3見繕う。

 東京行きひかり号をホームで待つ。1号車の自由席に乗車、思いのほか混んでいたので面食らう。取りあえず通路側の席を確保。名古屋で二人がけの席が空いたので窓際の席に移動、名古屋駅を出てから気がねなく弁当を広げ、ゆっくりと昼食。

 東京駅到着、新幹線車中冷房が効きすぎていて寒かった。東京駅のホームに降り立ち、明らかに関西より涼しいと感じた。とにかく東京でようやく暑気が取れてほっとしていたところに、関西でまたもや蒸し暑さの襲撃にあったので体が参った。

 15時頃、東京のマンションに戻る、女房が風呂を沸かしておいてくれたので取りあえず入浴、16時半頃夕食、食後入浴、奈良にくらべて東京は涼しい、というよりは既に寒いような気温だ。しかしいつまでも暑いより余程有り難い。

 関西にいる間、バカみたいに食べてベルトがきつくなってしまった。明日からもう少し食事の量を落としてゆくことにしよう。

9月18日(Wed)菅原道真公
 6時過ぎ起床、昨夜もあまり熟睡はできなかった。まあ、しょうがない。今日はけっこう良い天気になるらしい。奈良のマンションに置いてあるマックは、環境が東京のマックと隔たり過ぎた。とにかくOSが8.1では古すぎる。ATOKも入っていないし、文章を入力しづらい。OSを9.1に変えて、タブレット、お絵書きソフト、全てインストールしなおさないと、使いにくい。FIREWIRE、USBなども認識させたいところ。これは1万円以下でボードがあるから問題はなかろう。

 しかし結局iBookを持ってきた方がデータの持ち忘れもないし、環境もいつも使っているものと完全に同じなのでストレスはなかろうな。朝から人体図をなぞる、8時前、自転車で散歩に出る。

 猿沢の池を回ってから興福寺南円堂へ、五重塔をすり抜けて鷺池の浮御堂へ、そして春日大社の参道からささやきの小径に抜ける。春日大社から若草山へ。「このたびは ぬさもとりあへず 手向山(たむけやま)…」の菅原道真公の和歌でお馴染みの手向山八幡宮の横をすり抜けて三月堂から二月堂へ。二月堂へ自転車を持って登り腰掛けで少し休憩。二月堂はお水取りで有名だが、ここから奈良の街並みが一望できる。東大寺から再び春日参道に入り興福寺へ、帰途に着く。

 留守電が入っており、聞くと女房。こちらからかけ直す。トレカの校正刷りが届いており、少し眠い感じというので、もう少し押すように連絡をつけてもらう。

 10時過ぎ、自転車で小西通りへイカ焼きとたこ焼きを買いに行く、11時頃それで朝食、少し眠くなり、布団に寝ころぶ。今日もやはりまだ疲れており、東京に帰る気になれない。

 昼過ぎ、服や引出物などを段ボールに詰めて宅急便で送る。12時過ぎ再び自転車で散歩にでる。東大寺から正倉院の周りを巡る、東大寺の裏道から二月堂へ。この裏道は古めかしい土塀が続き、なかなか風情がある。イーゼルを立ててスケッチしている人も多い。二月堂周辺で休憩、浮御堂からまた春日大社参道に入る。

 春日大社から再び東大寺に、さすがに疲れてきたので帰ることにする。マンションに戻ってから歩いて外出。にぎり鮨も飽きたので久しぶりに「餃子の王将」へ。京都芸大の学生の時に、ふらりと入った京都の王将で中華丼を注文して、「世の中にこのような美味しいものが!」と感動した。それまでの貧しい食生活が忍ばれる。というか和食、洋食以外はあまり食べたことがなく、中華初体験といったところだったのだ。ぶらぶらと三条通の店を冷やかしながら帰宅、風呂をわかさず汲み置いたままのぬるま湯に入る。

 風呂場に持ち込んだpalmの花札をし、青空文庫からダウンロードした随筆などを読む。MDの曲が一回りしたので1時間ほど入っていたのだろう。暑くなってきたので上がる。19時過ぎ、東京の女房に明日帰ると連絡する。向こうも終日秋晴れの良い天気だったらしい。

9月17日(Tue)盆踊り
 5時半頃起床、かなりへばってしまった。昨日は近鉄奈良駅からマンションまでの道中がこたえた。結婚式の引き出物が重かったのだろう。今日は少し出かけるのをやめて部屋で絵でも描いていることにしよう。

 持って帰った絵の一枚を少し進める。雨は朝から降っている、今のところ豪雨というわけではなさそう。9時前に女房が起きてくる。

 11時頃まで洗濯をしたり、東京へ宅急便で送る荷物をまとめたりして過ごす。11時を過ぎてから女房と昼食を食べに出る。午後から、もう女房は東京に帰るので、奈良の地ビールを楽しむ。朝からコーヒーしか飲んでいないところへ、いきなりビールを飲んだので良く酔いが回る。酔った勢いで小西通りまで出て、たこ焼きを二つ買いこんでマンションに戻って食べる。関西に帰ってきたからには、やはりたこ焼きを食べねば。

 酔いが回ってダウン、布団に横になる。どうにも身体が暑いので水風呂に入る。石川啄木の歌集をパラパラと読む、啄木はどうやら好みに合わないようだ。

 女房を駅の改札まで見送る。その後、スーパーで梅酒を買って帰る、早速冷蔵庫へ。後は夕食をどうするか、スーパーでにぎり鮨でも買ってくるか、何も食べずに梅酒だけ飲んで済ますか、しかしそれではお腹が空きそうだ。

 夕方から雨も上がって晴れ間も見えてきたので自転車で散歩に出る、南円堂から興福寺、浮御堂、春日大社、ささやきの小径、二月堂、東大寺というルートをたどる。二月堂の前では盆踊りの舞台が組まれていた。鉄砲節河内音頭の某(なにがし)という垂れ幕が下がっている。「万燈籠」とかいう、燈籠に明かりが灯される行事もあるらしい。

 テレビは終日、北朝鮮へ向かった小泉首相の報道ばかり。結局スーパーへ寿司を買いにゆく。帰宅後、発泡酒を飲みつつ夕食、酒が余ったので、酒の肴を買いに近くのドラッグストアに行く、煎餅やナッツを買って戻る。梅酒まで飲んで、ぬるま湯に入浴。やれやれ、今日もくたびれた。

9月16日(Mon)Congratulation
 6時頃起床、やはり昨日は枕が変わっただけでなく、食事時間も遅くなり、リズムがいつもと違ったので、あまり良く寝られなかったようだ。

 コーヒーをいれたものの、コーヒーミルクが切れているので近所のコンビニへ買いに行く。7時40分頃、マンションを出て奈良駅に、姪(姉の長女)の結婚式場へと向かう。10時半から結婚式、式の後、披露宴会場へ移る。お色直しの間もプロによるゴスペルソングの演奏などがあり、飽きさせない。たっぷり飲み食いして、お開き。

 挙式した姪は赤ん坊の頃から見てきている。もう結婚するような年齢になったのだ。心の優しい子なので、幸せになって欲しいとずっと願っていた。

 メーテルリンクの童話劇によると、幸福の青い鳥は、身近にいるそうだ。『青い鳥』の教訓は「知足」(足るを知る)ということなのかもしれないが、チルチル、ミチルも夢の中とはいえ数多くの試練を経てようやく、その事に気付くことができた。飼っていた鳥は二人が試練を経ることによって、青い鳥になったとも言える。かたわらに存在するささやかな幸せに気付くのも、それほどチョロいものではないらしい。

 シッダールタは6年間山に籠もって苦行をしたが、何も得るところが無く、疲労困憊して下山したところを村娘のスジャータが差し出した乳粥で救われた。コーヒーミルクの商標の一つ「スジャータ」はこの村娘の名前から取られたと思われるが、それは今、どうでもいい話。

 その後、河岸で瞑想に入り、悟りを得ている。無駄だと思った苦行はやはり無駄でもなかったのだろう。いや、物事が無駄だかどうかはやってみないと分からない、自身で試してみないと納得できない場合もある。

 状況、環境は変わらなくても、ジタバタする前と、した後では、見えてくるものは違う。戻ってきた形は同じでも、確実に意味や質は違うはずだ。自分も色々なことで無駄に無駄を重ねてきたが、それは必要なことでもあったのだろう。そしてこれからも随分無駄を重ねてゆくことであろう。愚かといえば愚かだが、仕方がないといえば仕方がない。

 すっかり酔いが回って1階ロビーのソファに寝ころんで居眠り。義兄さん家族と帰途に着く。あまりにも暑くなってきたので、上着もワイシャツも脱ぎ捨ててランニング一枚になる。

 奈良行き特急の特急券を買い乗車。帰宅後、取りあえず冷茶を飲んでから水風呂に入る。

9月15日(Sun)帰郷
 5時頃起床、今日は関西に戻る予定。一応水彩の仕事も持って帰ることにしよう。10時過ぎ女房の支度が出来るのを待って、マンションを出る、お腹がすき過ぎて峠を越えてしまったのか空腹感はおさまってしまった。

 新宿から中央線で東京駅に向かう。弁当を買って岡山行きひかり号に乗車。バックパックからものを出そうとして以前から調子の悪かったジッパーがとうとう壊れてしまった。そろそろこれも買い換え時か。

 奈良に到着、荷物を置いてから久しぶりに京都の女房の実家にお邪魔する。20時過ぎお暇したのだろうか。奈良のマンションに21時頃到着、それから風呂に湯を張り入浴、女房は慣れない早起きで早くもダウン、床に着いた時は22時を回っていた。

9月14日(Sat)新聞集金人
 6時過ぎ起床、昨夜22時就寝だったのでしかたあるまい。今日は気分を変えて別の絵を進め始めることにしよう。7時半頃ドアホンがなるので何かと思ったら、新聞の集金だった。このところJGCにいってたり、夜も外出していることが多かったので留守中ばかりだったのだろう。

 10時頃、コーヒー豆を買いに出て、帰りにコンビニでおにぎりを買って帰宅。11時前朝食にする。12時頃疲れてきたので入浴、居眠り13時過ぎ上がる。16時半過ぎ夕食、食後、絵を少し進める。18時頃入浴、19時頃上がる。

9月13日(Fri)フォーカシング
 5時前起床、今日は昨日の絵の目処をつけてしまおう。 ネットでユージン・ジェンドリンが創始した心理療法「フォーカシング」の情報を集める。かなり以前に「フォーカシング」に関する新書を読んでみたが、何やら、いかがわしい読後感が残るだけで、どうもよく分からない。

 「フォーカシング」はアルバート・エリスの論理療法以外で気になっているものなので、もう少しよく知りたい。ジェンドリン自身の著書を読むのが、やはり早道か。

 11時前、気分転換に入浴、12時頃あがる、昼間から妙に寝てしまった。
 午後から自分も女房も新宿に用事があったので、新宿で落ち合うことに。紀伊國屋の文庫売場で女房を見つけて、一緒に本を見たり、銀行へ行ったり。

 ジェンドリンの本は専門書の棚にあり、ハードカバーの横書きで、いかにも読みにくそうなので見合わせることに。出版社も学術書ばかりだしているような小さなところなのだろう。単価を高くせざるを得ないのは分かるが、3600円は高すぎます。大学のゼミの学生などが買わされるのであろう。

 映画の主人公のように何事に出会っても動揺せず、いつも沈着冷静、というわけにはいかない事はわかっているが、もう少し楽に絵を描き、楽に生きていきたいものだのう。肩の力を抜いてリラックスしていないと、いざという時に力を発揮することはできない。

 水泳にしても泳ぎこむほど、余計な力が抜けて楽に泳げるようになってくる。あるレベルにまで達してしまえば、物事はどんどん楽になってゆく。全てスキルの習得は「あるレベル」に達するまでが辛抱のしどころなのだろう。

 夕食を新宿で済ませて帰宅。18時半過ぎ入浴、19時半過ぎ上がる。なにやら疲れて本も読めず。

9月12日(Thu)雌伏の日々
 5時頃起床、やはりこれくらいには起きないと思ったようには捗らない。4時頃に起きるようにしてゆけばもっと絵に割く時間を取ることができるのだが。

 今日はバックの処理が決定している絵から進めてみよう。9時前バックをざっと塗ってしまう。どうも頭がモヤモヤするなと思って、温度計を見ると、30度近い。暑いのだ。クーラーを点ける。

 夕食、17時半過ぎ入浴、居眠り、19時前上がる、日本美術の本を10ページ。

9月11日(Wed)中島敦
 6時半頃起床、4時に目をさましはしたのだが、それから5時、6時と朝寝してしまった。夏の疲れが溜まっているのだろう。こういう時は無理をしても仕方がない。素直に身体の言うことに耳を傾けてあげよう。

 さて、とにかく絵を進めてゆく。ウダウダ悩んでいるだけでは、絵は上がらない。思い切って全部を水張りしてしまう。乾くまで休憩。そろそろPHOTOSHOP7.0へのアップグレードも考えないと。ブラシが今までより使いやすくなっているというのだが、6.0のインストールすら面倒でやっていないという状態。 

 女房は新宿へ用事で出かけてしまうので、夕食は外食。いっそ一緒に新宿へ行って飲んで帰るのも楽しかろう、との考えもよぎったが、ようやくリズムが安定してきたところだ。またここでリズムを崩すと絵の方がいつまでたっても捗らない。ここはいさぎよく諦める。

 17時半頃入浴、中島敦『狐憑』『牛人』『南島譚・幸福』『文字禍』を読む。どれも面白い。中島敦はファンタジー、SFの人だったのか。特に『南島譚・幸福』はまるで水木しげるの幻想マンガを読んでいるようだった。18時半過ぎ上がる。

9月10日(Tue)背景が決まらない
 5時頃起床、下書きをスキャナーで読み込む。iBookで色やバックを考えてゆくことにしよう。バックが相変わらず決まらない、少しは見えてきたところもあるのだが。

 夕食。17時半頃入浴、例によって牧水の随筆を読んで居眠り、19時頃上がる。日本美術の本を10ページ読む、明日は平安時代から鎌倉時代に移れそうだ。

9月9日(Mon)リバウンド
 5時頃起床、昨日朝昼晩、そして夜食と馬鹿のように食べたらいきなり2キロ体重が増えて元通り。よくしたものだ。しかし全然食べなかったり、急にどか食いをしてみたり、極端なことをしていては、また体調を崩してしまう。

 さて、絵を進めてゆこう。スケジュールから割り出して5日で1枚あげるくらいのペース。水彩紙に下絵を入れ始める。指のデッサンが取れずに苦労する。

 10時半頃気分を変えるために入浴、音楽を聴きながら11時半頃上がる、少しウトウト居眠りもしたようだ。取りあえず4点全部の下絵を水彩紙に描き移す。細かいデザインは後で詰めてゆこう。バックをどうしたものか。なかなか難しいのう。

 夕食、17時半頃入浴、また随筆を読み、居眠りをする、19時半過ぎ上がる。日本美術の本を10ページ読む。

9月8日(Sun)新たなる旅立ち
 5時頃起床、今日から今月〆切の仕事に本格的に取りかかる、もう少しラフを詰めることにする。まず水彩紙に絵の枠を取ってゆくことにしよう。

 女房がiBookを買ってPB3400はお役御免となった。内蔵HDを初期化してシステムを入れ替える。しかしあちこちガタが来ており、そろそろ限界らしい。CDドライブも認識されたり、されなかったり。しかし、このクソ重いPB3400とタブレットを荷物に入れて、女房と草津温泉へ出かけたり、色々思い出深いマシンではある。

 お腹が空いてきたのでコンビニへおにぎりを買いに出る、10時半前朝食、残念ながらお茶が切れていたので、水を飲みながら食べるしかなかった。今日は一日曇りかと思ったら、案外晴れ間が覗いてきた。それとともに少し暑くなってきたのでクーラーを点ける。ラフを拡大してトリミングを決める。

 夕食。そうそう、またおにぎりやプリン、煎餅ばかり食べていると思われないように、たまには夕食のメニューでも書いておこう。御飯と主菜が鶏の蒸し焼きにゴマだれ、生野菜、カボチャの煮物、冷や奴、ミョウガの味噌汁。そしてライチプリンとクッキーといったところ。結局プリンは食べている。食後、入浴、60分ほどで上がる。

9月7日(Sat)完了
 6時半頃起床、昨日は寝る前に梅酒を飲んで、その後、酔った勢いで、煎餅など食べ過ぎてしまった。夕食に食べ過ぎた上、夜食まで摂ったものだからお腹が一杯になってしまった。

 マーメイドレインのカードイラスト4点を点検して、トレペをかける。さて次の絵に移ろう。12時半頃幻冬舎コミックスのSさんが到着、無事に受渡を終える。

 マーメイドレインではイルカやウミガメ、カモメなどの実在の生物を描かねばならなかったので資料集めに結構手間取った。夕食、食後、17時過ぎだったか入浴。中島敦の『名人伝』を読む。何やら高校の現国の時間のようになってきた。19時頃上がる。また梅酒をチビチビやりながら、本を読む。

9月6日(Fri)豪雨
 5時半頃起床、眠いことは眠いのだが、朝寝しているといつまでもリズムが戻らないようなので、起きてしまう。今日はマーメイドレインのカードイラストをアップしてしまうつもり。ルーフバルコニーが濡れている、雨が降ったらしい、今日から天気は崩れがちになるという。

 7時頃、王子様の描き込みを終える。これでマーメイドレインカードイラストをほぼアップ。後はホワイトなど細かい部分のチェックと仕上げ。

 これは明日か今晩確認するとして、別の絵のラフを固めてゆこうかと思う。マーメイドレインの目処が付いたところで、少し眠くなってきてしまった。

 7時半頃ゴミを捨てに出る、雨がかなり強く降っている。10時前、マーメイドレインカードイラストの仕上げを終える。11時頃だったか眠くなってきたので入浴。

 寝不足なので寝ようとして風呂に入るとなかなか眠れないものだ。しかし音楽を聴きながらぼんやりと湯船に浸っているうちに、いつの間にか寝入ってしまった。気が付くと12時頃。風呂から上がる。ようやく女房が起きてきたので、一緒に新宿へゆくことに。

 女房はまだ出かける用意が出来そうにないので、一足先に新宿へ。15時に紀伊國屋で待ち合わせ。13時前マンションを出る。新宿到着後、自分の用事を済ませて紀伊國屋へ向かう。2階のCD売り場で女房と落ち合う。ビックカメラ、それから世界堂へ、次にまた紀伊國屋に戻って本を見る。

 途中で雨は、豪雨という感じになってきた。17時過ぎ台湾屋台料理の店に入って夕食、帰途につく。帰宅後早速入浴、20時過ぎ上がる、入浴中幻冬舎コミックスのSさんから電話があり、明日昼前に原稿を取りに来られるとのこと。

9月5日(Thu)リハビリ
 7時前起床、昨夜は眠りが浅く妙な夢ばかり見た。さて今日は王子様を描いてしまおう。何とか重い腰を上げて王子様を描き始める。ある程度色を塗る。

 12時前、幻冬舎コミックスのSさんから電話、カードの原稿は土曜日まで待ってもらうことに。夕食、アペリティフ代わりに梅酒でも飲めば食欲が出るかと思って、一杯やる。19時頃入浴、横光利一の『機械』を読む。20時頃上がる。日本美術の本を4ページ。

9月4日(Wed)海の王子様
 6時頃起床、ようやくリズムを取り戻しつつあるようだ。参った、参った。自分のペース、生活のリズムはなるべく守るように留意したほうが良さそうだ。

 さて、今日からマーメイドレインのカードを進める。一日2枚程度の見当で進めてゆくことにしよう。マーメイドレインのカードのうち、イルカ、ウミガメ、カモメはだいたい色を入れた。王子様の水張りを終えて乾かす。

 10時前、コーヒー豆を買いに外出。帰宅後絵の続き、夕食。18時前入浴、また牧水の随筆を読んだり、居眠りしたり。萩原朔太郎の随筆も面白い。国木田独歩の随筆は中途半端な戯作調が鼻について途中で読むのをやめる。20時近くに上がる。

9月3日(Tue)火災報知器
 7時半頃起床、昨日は暑くなったり寒くなったり、クーラーをかけたり扇風機をつけたり、しかもJGCの間、猫にはドライキャットフードの置き餌を与えておいたままなので、不機嫌。しょっちゅう鳴いて起こされる。猫までリズムが狂ったようだ。

 昨日、朝食、昼食を抜いたら、体重が一気に2キロ減ってしまった。あまり健康的とは言えないが、たまには絶食して胃腸を休めるのもよかろう。さて、甘えてばかりもいられない、体調は十分ではないけれど、騙し騙し絵を進めることにしよう。

 まず王子様の下絵を入れる。女房のiBook、やはり調子がおかしいという。パーティションに切ったのが失敗の始まりなのか?

 夕方から気分転換にルーフバルコニーを掃除していると火災報知器が鳴り響く。女房が下へ様子を見に行く。子どもがエントランスの防火扉で遊んでいたら火災報知器が作動したらしい。

 やれやれということで、取りあえずルーフのゴミを捨てにゆく。部屋に戻って夕食、17時前に入浴、牧水の紀行文、随筆を読んだり居眠りしたり。19時頃上がる。酒も昨日一日我慢して、そろそろよかろうというわけで梅酒をチビチビやり始める。

9月2日(Mon)負傷中
 8時頃起床、今日も暑くなりそうだ。朝からJGCの間の日記を整理。夕食までは食事を抜くことにしよう。

 夕食、食休みの後18時頃入浴、牧水の随筆を読んだり花札をしたり、居眠りをしたり。20時前に上がる。JGCでは浮かれて、生活のリズムを大きく乱してしまった。そのダメージがまだ抜けない。明日からは何とか元に戻そう。それにしても自分より、銀一郎先生のほうがよほどタフではないか。

9月1日(Sun)JGC最終日
 8時半前に起き出す。昨夜は23時頃に床についたものの、眠るきっかけを外したようで、よく眠れず。たまには羽目を外そうなどと考えずに、やはり21時頃には寝た方がよいらしい。規則正しい生活が身に染みついていて、それから大きく逸れると体調を崩してしまう。なかなか融通の利かない身体だ。

 女房が朝食を誘いに来たが、パス。どうして女房はこんなに元気そうなのだ?10時頃チェックアウト。キャスター付きのバッグだけ近くのサンクスで送る。

 リザレクのコーナーへ行くと、橋倉さんが銀一郎先生を探している。「かかってきなさい」のコーナーを覗いても姿がない。結局まだ部屋の中でお休み中らしいということだった。

 ロビーの椅子に腰掛けて休んでから再び会場へ。菊の間で、サイン会のために来られた佐々木亮先生と遭遇、御挨拶。睡眠不足で疲労が極に達しており、随分とんちんかんな受け答えをしまった。どうも本当に失礼しました。藤浪先生にも宜しく。

 階下のエントランス近くで、鈴木あるとさんと遭遇、九月先生にお会いしたかったんだけれどいなかった、というので菊の間に御案内。それからまたロビーに行って休憩したのだろうか。すでに記憶が混濁している。

 菊の間で鈴木一也先生とお話し。女房となんぞうさんのプレイを見学、自分もゴッドファーザーさんから対戦を申し込まれたのだが、荷物の中にデッキも入れて、もう宅急便で送ってしまっていた。

 リザレクの表彰式が始まりそうなので、「かかってきなさい」の最中の鈴木先生を呼びに。優勝はお馴染みさくらさん。東宮さんは11連勝だったという。表彰式の後、サイン会。下北沢先生は遅れているとのこと。取りあえず予定通りサイン会が始まった。途中で無事に下北沢先生も到着。自分も初対面だが、非常に可愛らしい印象の女性だった。

 下北沢先生に名刺をお渡しして、ちゃっかりカサンドラのゼロレベルカードにサインまで戴く。カードを提供してくださったNorthさん、有り難う。

 サイン会を終えたところで福岡からの遠征組の皆さんは飛行機の時間があるとのことで撤収。お疲れさま。その後ゲストとスタッフの休憩室へ移動。

 安田均先生はいつもながら、もうよく声が出ないという状態だった。深沢先生、友野先生とも少しお話。『青の聖騎士伝説』はあれからまた版を重ねているとのことだ。
 5時半の閉会式に出席。19時半過ぎ、帰途に着く。自宅に戻り、入浴、就寝。ふう、お疲れさま。