| 0001 |
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宇宙移民開始。地球総人口90億突破 |
| サイド1の建設を手掛けた宇宙島建設企業連合体の中に、後のサナリィの前身となる企業があった。その企業は、軍に買収され、戦略兵器の研究所として発展を遂げた。サナリィは、かつてコロニー建設に携わっていた歴史から、コロニー公社と深い関わりを持ち、それが結果として0080年代後半の内戦状況において同社に中立を保たせる要因となった(「F90増加ウェポン・バリエーションタイプA・D・S3点セット」解説書より)。0111年まで機動兵器の開発とは距離を置いていたことも、同社が内戦と無縁であった理由の一つだろう。 |
| 0009 |
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ジオン・ズム・ダイクン生誕 |
| 月刊「ニュータイプ」87年8月号、「M.S.ERA」等に記述がある。 |
| 0018 |
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サイド2にて、100万人目のスペースノイド誕生 |
| 「M.S.ERA」に掲載された当時の雑誌記事から確認。 |
| 0022 |
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連邦政府、”地球上からの紛争の消滅”を宣言 |
| 「戦略戦術大図鑑」より。この宣言は、連邦政府の軍縮路線を押し進め、結果として宇宙開発時代の財政を支えた。 |
| 0027 |
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初の月面恒久都市、フォン・ブラウン市完成 |
「α時代のガンダム」(月刊ニュータイプ連載、LDボックスライナーノーツに収録)によれば、フォン・ブラウン市が初の月面都市となったのには理由がある。人類が最初に降り立った地点、というだけの理由でこの地に都市が築かれた訳では無いのである。平和の海の南方、地球から見た月面の中心から25度ほど東、イーグル・ポイントと呼ばれる土地にフォン・ブラウン市は建設されたが、ここはL5ポイントへ資材を打ち上げるのに最適な地点だったのだ。L5ポイントは最初のコロニー群が建設されたサイド1のある宙域である。つまりサイド1へ建造物資を打ち出すマスドライバーが築かれた場所が発展し、後のフォン・ブラウン市となったのだ。
「ガンダム戦記」は、最初のコロニー群をサイド1ではなくサイド5だと主張している。こうした主張を行うには、「サイド番号の意味」の他に、「フォン・ブラウン市の建設理由」についても、従来の説より説得力のある回答を準備する必要があるだろう。 |
| 0040 |
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エレズムと呼ばれる思想が発生 |
| 月刊「ニュータイプ」87年8月号より。古くはラポート「宇宙世紀vol.1歴史編」に掲載されている「放送前よりの確定事項」にも含まれ、「Zガンダムを10倍楽しむ本」の年表にも引用されている。 |
| 0040 |
|
サイド3?・7バンチコロニー完成 |
| コミック「機動戦士ガンダムシルエットフォーミュラ91」に登場するゼブラゾーンの廃棄コロニーの事である。7バンチである事、サイド3と月の間にある暗礁空域に位置する事は判明しているが、建設当初の所属がどのサイドであったか、確実な記述は存在しない。だが、サイド3の建設開始時期と、このコロニーが0092年まで存続した点(一年戦争で破壊されていない)を考慮すれば、サイド3所属であった可能性が高い。コミック版では開放型コロニーとして描かれているが、サイド3のコロニーも元々は開放型として建設されており、否定材料にはならないと思われる。なお、小説版では島1号型として扱われており、こちらの説に従えば、どのサイドにも属していなかった可能性もある。 |
| 0045 |
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サイド1、サイド2へ移民完了 |
| ロマンアルバム42、コミックボンボン84年11月号、「Zガンダムを10倍楽しむ本」などで確認可能。 |
| 0052 |
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サイド6までの入植が完了 |
| コミックボンボン84年11月号より。「Zガンダムを10倍楽しむ本」にも同様の記述がある。 |
| 0053 |
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ジオン・ズム・ダイクン、サイド3首相に選出される |
| 「サイド3へ移住した翌年にサイド3首相に選出」という「ジオン新報」の記述より判断した。 |
| 0061 |
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連邦軍、61式戦車を制式採用 |
| 小説「機動戦士ガンダム外伝」欄外註釈など、多くの資料で確認可能。61式戦車は150ミリ砲2門、12・7ミリ機銃1丁を装備する連邦陸軍の主力戦車で、大量に生産された。乗員は車長、砲手、ドライバーの3名からなり、主砲の装填には自動装填装置を使用する。連邦軍はオデッサ作戦において5800両の主力戦車を投入したが、その大半(あるいは全て)が61式戦車であったと思われる。しかし同作戦に参加した61式戦車の残存率は2割以下といわれ(EB一年戦争編より)、この事からもMSに対する劣勢は明らかといえるだろう。特に上面装甲の脆弱さは致命的であり(PC9801用ゲーム「ガンダム・デザートオペレーション」付属冊子より)、MSや航空機にとって撃破は容易であったと思われる。対地攻撃機ドダイGAを愛機とした公国軍のヘルムート・ルッツ大尉は、480両の連邦軍戦闘車両を撃破したと記録されている。この中に相当数の61式戦車が含まれていたであろう事は、想像に難くない(「戦略戦術大図鑑」より)。 |
| 0062 |
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FF−6TINコッドの試作機ロールアウト |
EB一年戦争編に記述がある。ナンバーが古いFF−S3との前後関係に注目したい。原本の記述では、FF−6は「試作機がロールアウト」、FF−S3は「0071年に完成」であり、表現に微妙な差がある。なお、この両機は共にハービック社製である。
ハービック社はヴィックウェリントン社とライバル関係にあり、連邦軍との契約を争う立場にあった。ライバルに比べ経験の浅いハービック社には、比較的冒険度の高い実験機の要請が多く、この時期の同社は、従来と異なる発想に基づく”新用途戦闘機計画”に力を入れていた。この計画は、高々度戦闘機、小型戦闘機、空間戦用戦闘機、空間戦用攻撃機の4つの新型機を生み出すものであった。このうち小型戦闘機はFF−4「トリアーエズ」として完成し、空間戦用戦闘機と攻撃機はFF−3「セイバーフィッシュ」へ統合され一応の成功をみた(「MSバリエーションハンドブック1」より)。しかし高々度戦闘機として計画されたFF−6「TINコッド」は試作機のロールアウトこそ早かったものの、実用化は大幅に遅れてしまう。FF−X7の原型となってRX計画へ貢献を果たしたものの、一年戦争時には少数の試作機が実戦配備されたに留まったのである。迎撃機として配備されたこれらの機体もエンジントラブルによる事故が多く、部隊での評価は決して高くなかった。
しかし一年戦争が終結するとFF−6の運動性能は再評価され、エンジンの換装による性能向上が図られることとなった。公国軍側の協力を得て開発された航空機用熱核ジェットエンジンが搭載されると、本機は大出力高機動の万能戦闘機へ生まれ変わったのである。そして従来の制空戦闘機「フライアロー」戦闘爆撃機「フライマンタ」の後継として量産化が決定した。
ここでFF−6の各型を解説しよう。A型及びB型は化学燃料式ジェットエンジンを搭載した初期タイプで、高々度での出力不安定に加えて、燃料消費が激しく航続距離が極端に短いという欠点を抱えていたため生産は合計48機で終了している。戦後量産されたのはC型で、前述したエンジン換装の他には、ハードポイント増設と機首レーダーの撤去が主な改修ポイントである。A、B型ではエンジン出力が不足していたため武装は全て内装されていたが、C型以降では5カ所のハードポイントに最大7482kgの爆弾等が搭載可能である。また機首レーダーの撤去は、ミノフスキー粒子散布化における使用を考慮した決定である。替わりにモビルスーツ用のレーザー及び赤外線探知システムの改造型が搭載されている。D型はC型の胴体を3ft延長した複座練習型、E型はC型の後を引き継いで生産された探知能力向上型である。E型の登場以降、C型は予備役に回されている。H型は機首レーダーを残したCAP型である。D型の主翼幅を広げ、機内ロケット弾庫を廃止し替わりにプロペラントタンクを積載している。この改修により航続距離は倍以上へ伸びたという(月刊「モデルグラフィックス」85年10月号より)。 |
| 0064 |
|
連邦軍、軍備増強計画による新型艦を中心に観艦式強行。以後恒例化 |
| 「戦略戦術大図鑑」によると、当時の艦艇は化学燃料ロケットを主動力としており、誘導ミサイルで武装していたという。「ジオン新報」の記述からは、既に宇宙戦艦、宇宙巡洋艦というクラスが存在していた事が伺え、また「戦略戦術大図鑑」に開戦時の連邦軍兵力として記述のある「巡洋戦艦」も存在していた可能性がある。 |
| 0065 |
|
ジオン共和国内部におけるダイクン派とザビ派の対立表面化 |
| ラポート「機動戦士ガンダム大事典」に「UC0065 ジオン・ダイクンとその片腕であったデギン・ザビに政策上の確執が目立ち始めていた。軍部を掌握するザビ家との権力闘争が表沙汰になったのもこの頃である。」という記述がある。ダイクンがサイド3を独立させた際、デギンの功績は多大なものであった。彼は、独自のルートを通じ他のサイドとの輸入ラインを開拓し、さらに資源採掘用の小惑星を移動させ、独立後のサイド3経済を支えたのだ。彼の働きがなければ、サイド3は連邦政府の経済圧力の前に屈していただろう。しかし、連邦政府に対する対応を巡り、次第にデギンはダイクンと対立を深めていくことになる。0062年の国防軍の国軍への昇格はダイクンの意志に反していたと言われ、この頃から確執は始まっていたと思われる。0065年頃から対立は表面化、首相とその右腕の不協和音はマスコミを通じ、一般市民にも広く知られるところとなった(「ジオン新報」より)。 |
| 0067 |
|
サイド7建設計画発表 |
| 「Zガンダムを10倍楽しむ本」より。サイド7建設は、計画の発表からルナツーの移動、建設の開始、1バンチの移民開始と各段階の間にかなり間隔が空いている。連邦政府のスペースノイド対策の鈍さは、この頃から露わとなってきている。 |
| 0069 |
|
ミノフスキー粒子の発見により、ミノフスキー物理学が完成 |
| 月刊「ニュータイプ」87年8月号より。ミノフスキー物理学の発表より後のことである。 |
| 0069 |
8月15日 |
ジオン公国宣言。デギン・ソド・ザビ公王に |
| この日を記念したのがジオン国慶節である。0081年のこの日、デラーズ・フリートは活動を再開する。 |
| 0069 |
10月 |
公国軍、パプア級ミサイル戦艦1番艦就役 |
| 一般的に出回っている年表では、なぜか「パプア級輸送艦」として就役したと記されているが、パプア級が当初、ミサイル戦艦として建造された事は、「ガンダム・センチュリー」を始め、複数の資料で確認できる設定である。「ミサイル輸送艦としての性格が強かった」という記述も見られるが、やはり戦艦として分類されていた以上、そのまま記す方が適切だろう。パプア級は後に第一線を退き、多くが輸送艦へ改装されることとなるが、冷却システムの関係でMS−05以外のMSは運用できなかった、とされている。ルウム戦役では、パプア級はMS空母的な運用をされ、後方にて作戦を支援した、といわれている。 |
| 0070 |
6月 |
公国軍、チベ級戦艦1番艦就役 |
| パプア級と同様に、この項目ではチベ級を戦艦として表記する方が正確だと思われる。チベ級は後に推進システムの熱核ロケット化、動力用熱核反応炉の搭載、火薬式砲塔のメガ粒子砲への換装などの大改装を行い、重巡洋艦として開戦を迎えることとなる。しかし、開戦後も連邦側はチベ級を戦艦として分類しており(「ガンダム・タクティクス公式ガイドブック」付属CD−ROMより)、連邦軍の記録にも戦艦として記されるケースが多かったようだ。 |
| 0071 |
|
グレミー・トト生まれる(?) |
| アニメディア別冊「機動戦士ガンダムZZパート2」に(?)付きの記述がある。彼の出生には多くの説があり、確実なところは何も判らないのが現状である。まず、アニメディア別冊では彼を、ギレンとニュータイプ女性の遺伝子から造られた試験管ベビーだと断定し、彼とプル、プルツーは異母兄妹の関係にあるとしている。また小説版では、彼はデギンの庶子であり、彼自身もそのことを信じ切っている描写がある。さらに村上としや氏によるコミック版にはハマーンの台詞として「グレミーには父も母もないのだ。グレミーが冷たいガラスの器の中で命を得たときには父も母も十数年前に死んでいた…」という興味深い一節がある。つまりこの台詞は、ギレンでもデギンでもない、別のザビ家男性がグレミーの父親である、とする第3の説なのである。参考までに記しておくが、0071年当時、0044年生まれのギレンは27歳、0017年生まれのデギンは54歳である。 |
| 0071 |
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FF−S3セイバーフィッシュ完成 |
EB一年戦争編より。FF−S3は化学燃料ロケット推進の宇宙用であり、ジェットエンジンを用いる大気圏内仕様はFF−3である。当初はマゼラン級戦艦の艦載機として開発されたが、宇宙軍側の反発により、高々度戦闘機として用いられた。しかし、開戦当時の連邦軍にとってMSに対抗しうる数少ない兵器の一つであったため、大戦勃発後はアーティータム級補助空母の艦載機として多用された。
FF−S3にはFF−S3DFというバリエーションが存在する。これはジャブローに配備された要撃タイプであり、航続距離を犠牲にする替わりに推力や空戦能力が向上されている。他にもアビオニクスやコクピット周りの装甲も改善されるなど、細部に改善が見られる(「RPGマガジン」97年1月号より)。地上配備型ながらFF−S3のナンバーを持つ理由は不明である。 |
| 0072 |
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T・Y・ミノフスキー博士が亡命 |
| 「機動戦士ガンダムRPG」など複数の資料で確認可能の設定だが、初出は「ガンダム・センチュリー」だと思われる。この年号を尊重する限り、サイバーコミックス01掲載のコミック「ミノフスキー博士物語」は正史と区別して扱う必要がある。なぜなら、博士の亡命はMS−05の完成より遙か以前であり、作中の様に06の開発に携わったり、逃避行の中で06に襲われたりすることは不可能だからである。 |
| 0072 |
|
豪華客船コーラル・オリエンタル号処女航海 |
| ケイブンシャ「機動戦士Zガンダム大百科」に以下の記述がある。「コーラルオリエンタル号は、イギリスが誇る超大型客船だ。処女航海を行ったのは、15年ほど前。7年前の一年戦争が始まる前は、世界中の大金持ちをのせて、7つの海をめぐっていた。一年戦争開戦から数ヶ月たったころ、コーラルオリエンタルを改装し、攻撃空母として使用しよう、という話があった。だがこの話は、コーラルオリエンタルを愛する世界中の人々の声によって防がれた。」・・・この記述を元に、0087年を基準に計算したが、「15年ほど前」というあいまいな表現である点を考慮すれば、前後1年ぐらいのずれはあるかもしれない。 |
| 0073 |
|
新型反応炉内蔵のMS−04ロールアウト |
| MS−04プロトタイプザクのスペックは全長17・5メートル、本体重量57・4トン、ジェネレータ出力953kwであり、EB開発戦争編を始め、多くの資料で紹介されている通りである。デザインは「MS大全集」といった普及率の高い一般的な資料にも掲載され、広く知られている。しかし、「G20」第2号は何故かこれを完全否定、MS−04アーリーザクなる機体を設定し、全長14メートル、本体重量31・2トン、ジェネレータ出力962kwとスペックさえ意識的に改竄している。特に全長がスタンダードである18メートルクラスでは無く、14メートルである、と主張している点はMS開発史に与える影響は大きく、いかなる理由で従来の設定を否定するのか非常に理解に苦しむところである。しかも同時に設定したMS−01のデザインは、PGザク解説書に引用され、「なし崩しにオフィシャル化」(MG誌より)、ガンダム世界に不要な混乱を招いている。 |
| 0074 |
5月 |
MS−05の実戦仕様量産機(MS−05Aの原型)ロールアウト |
| マスターグレード「MS−05BザクI」キット解説書には次のような記述がある。「0074年2月。MS−05が完成。『ザク』と命名された。(中略)同年5月には実戦仕様量産機がロールアウトするに至った。(中略)量産されたMS−05のうち、実戦仕様量産機を原型とする初期先行試作量産型はAタイプと呼ばれ、27機ほどが生産された」。27機のMS−05Aはキシリア大佐によって設立された教導機動大隊へ配備された。ちなみに27機という数字は1個小隊3機×3=1個中隊9機が3つ集まって構成される1個大隊分である。 |
| 0075 |
|
連邦軍、諜報機関を通じ、MS−05の設計図面を入手 |
| 月刊「ニュータイプ」88年11月号より。しかし、「戦略戦術大図鑑」によれば、設計図面の入手はMS−05の開発開始から4ヶ月目であり、0074年2月にMS−05がロールアウトしている点を考慮すれば、0073〜0074年の事である可能性もある。 |
| 0075 |
7月 |
MS−05Bロールアウト |
| ラポート「宇宙世紀vol.1歴史編」の「オフィシャル宇宙世紀年表」には「公国軍、MS−05ザクIの実戦型ロールアウト」という記述がある。 |
| 0075 |
7月 |
連邦軍、陸上機動兵器の開発に着手 |
| 月刊「ニュータイプ」87年8月号より。この資料では、連邦側はMS技術入手以前に陸上機動兵器の開発に着手した、とされているが、ラポート「一年戦争大事典」では0076年のザク回収事件以降の事としており、意見が分かれる。0075年のデータ入手によって対抗策が検討され、0076年のザク回収事件で計画が本格化した、というのが妥当な線では無いだろうか。この陸上機動兵器は、RTX−44として完成、後のMS開発に少なからず貢献している。 |
| 0075 |
11月 |
公国軍、教導機動大隊編成 |
| 教導機動大隊に所属した、という記述があるのは、シャア・アズナブル、ガイア、マッシュ、オルデガ、ランバ・ラルなどである。ランバについては「ジオン新報」、それ以外については「MSバリエーションハンドブック1」などに記述がある。 |
| 0076 |
|
連邦軍、小惑星移動工事の事故で破損したMS−05を偶然入手 |
| ラポート「一年戦争大事典」より。連邦側はMSを「近距離攻撃にしか使えそうもない」と判断し、戦略的な価値を認めなかった。しかし、一部の技術士官たちによってコロニー内の鎮圧兵器として研究が進められることとなる。 |
| 0076 |
|
サイド7・1バンチ着工 |
| アニメディア別冊「機動戦士ガンダムZZパート2」より。 |
| 0076 |
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公国軍、MIP社に対し有視界戦闘を目的とした大気圏内用戦闘機の開発を依頼 |
| 「RPGマガジン」96年5月号より。地球侵攻の意志を察知されぬよう、シュミレーションのみで開発を進めた結果が、あの奇妙な外観の原因である事は有名である。MIP社は宇宙高機動の技術に優れたメーカーで、後にMA−05やMAM−07といった傑作MAを開発することになる。かつて同社のMIP−X1がジオニック社のZ1−XA3に破れ、Z1−XA3がMSへと発展していったという経緯から、同社はあまりMS開発に熱心ではない。数多くの公国軍MSの中で、MIP社製であることが判明しているのはMSM−07、ただ1機種のみである。開発メーカーが不明であるMS−13、MS−18、MAM−11などがMIP社との関連性を指摘されているが、資料的証拠は現在のところ、確認されていない。 |
| 0076 |
3月 |
公国軍、グワジン級戦艦1番艦就役 |
| 1番艦はネームシップの「グワジン」ではなく、「グレートデギン」だと思われるが、この時就役したのが、名目上の1番艦「グレートデギン」なのか、先に就役してネームシップとなった3番艦「グワジン」なのか、不明である。 |
| 0077 |
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連邦軍、後のRX−75の原型となる車両を完成 |
| 「RX−75ガンタンクの試作1号機完成」という記述が、月刊「ニュータイプ」87年8月号、ラポート「一年戦争大事典」など、多数の資料で確認できる。しかし、RX計画が発動するのは翌0078年のことであり、この時点でRX−75という型式番号が用いられていたかどうか、疑問である。また、完成当時のRX−75はコアブロックシステムを未搭載だった、という記述も「MSV連邦軍編」などで確認でき、少なくとも0077年時点の試作機と、一般的に「RX−75ガンタンク」として認知されている機体には差があったものと思われる。 |
| 0077 |
3月 8日 |
エルピー・プル、(プルツーも?)生まれる |
| アニメディア別冊「機動戦士ガンダムZZパート2」の年表には「0077 エルピー・プル、プルツー姉妹誕生」という記述がある。さらに、キャラクター別プロフィール欄には、プルの誕生日について3月8日と明記されているが、プルツーの誕生日は不明としている。以上の記述から、2人は0077年生まれという点については確定と考えて良さそうである。ただし0077年3月生まれと考えると、劇中でのプルの年齢は10歳ではなく11歳ということになるが、プルツーが冷凍冬眠を行っていた描写が劇中にあり、彼女も冷凍冬眠を経験している可能性がある。プル、プルツーはギレン・ザビとニュータイプ女性の遺伝子から人工的に作られた一卵性双生児であり、その特殊な経緯から、2人が同日に誕生したと決めつけることは出来ない。 |
| 0077 |
4月 |
連邦軍、ミノフスキークラフト実用化 |
| ジ・アニメ特別編集「機動戦士ガンダムPART3」より。 |
| 0077 |
8月 |
MS−06Aロールアウト |
| ロールアウトしたMS−06Aは、キシリア大佐の提言によりスパイクアーマーの装備など細部改良が施され、MS−06Cとして量産されることとなった。 |
| 0077 |
10月 |
MS−05Bの最終バージョン生産開始 |
| マスターグレード「MS−05Bキット解説書」には、0077年10月下旬より05B最終バージョンの生産が開始されたという記述がある。この最終バージョンには、06系の機体のために開発が進んでいたデバイスやユニットがいくつか装備されている、とも記されている。これより1ヶ月前の0077年9月には、MS−06Cの先行量産が開始されており、この時期には05と06が並行生産されていたことになる。 |
| 0078 |
|
ツィマッド社、ホバークラフトを応用したMSの開発開始 |
| 「ガンダム・センチュリー」で設定された古い記述であるが、「ジオン軍ミリタリーファイル」にも引用され、現行の暦の上でも問題ないと思われる。MS−09の開発が、かなり早い段階から始まっていることに注目したい。 |
| 0078 |
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シーマ中佐、巡洋艦5隻からなる新設艦隊の司令代行に就任 |
CDドラマ「宇宙の蜻蛉」に、シーマ中佐が、司令のアサクラ大佐の代理として、サイド3の軍港で艦隊編成を行うシーンがある。この時点で旗艦はザンジバル級巡洋艦「リリー・マルレーン」である。「リリー・マルレーン」はザンジバル級の中でも後期型だとされているが、0078年時点で後期型の建造が始まっていたのか、戦時中に改装されたのかは不明である。また、シーマ艦隊の編成であるが、「機動戦士ガンダム0083オペレーションプログラム」ではザンジバル級×1隻、ムサイ級×6〜7隻だとしている。しかしこれは0083年の「星の屑」作戦時の編成であり、月刊「ニュータイプ」92年6月号によれば、終戦時の編成はザンジバル級×1、ムサイ級×4であったという。従って、シーマ艦隊は終戦後、何らかの方法で戦力を増強したものと思われる。もっとも、開戦時からこの編成であった、という確証はないが、「一年戦争史」によれば、0079年9月16日のルナツー戦において、シーマ艦隊は前述の編成(加えて輸送艦2隻が随伴)で参加しており、開戦直後より重要作戦に従事していた同艦隊が、5隻編成で有り続けた可能性は高い。
もうひとつ注目すべきポイントとして、シーマ・ガラハウはこの時点で既に中佐の階級にある。しかしサターンソフト「ギレンの野望」ムービーでは、戦時中のシーマの階級章が少佐の物になっている。同人誌「スタジオじぱんぐ作業集」を読む限り、土器手司氏は意識して”シーマ少佐”を登場させたようだ。CDドラマとゲームソフトとどちらを優先すべきかは意見が分かれるところだが、シーマは本来少佐で、司令代理に就任した時に戦時中佐に任じられた、と考えれば両立出来るのではないだろうか? |
| 0078 |
2月 |
連邦軍、SVC−27計画に基づいた宇宙空母1〜3番艦建造開始 |
| 「MSV連邦軍編」より。ジャブローAブロック1号ドックで1番艦「ペガサス」が、同じく4号ドックで2番艦「ホワイトベース」、5号ドックで3番艦「ペガサスJr.」(後に「ホワイトベースJr.」に改称)がそれぞれ起工している。 |
| 0078 |
2月 |
フレデリック・ブラウン、公国軍訓練学校へ入学 |
| コミックボンボン84年11月の「開戦11ヶ月前」という記述から計算した。本来、年表に掲載すべき記述ではないかもしれないが、一般的な公国軍MSパイロットがどんな養成を受けているかが分かる、数少ない資料であったため、代表例として紹介した。 |
| 0078 |
5月 |
公国軍、MS以上の火力を有する機動兵器(後のMA)の開発に着手 |
| ケイブンシャ「機動戦士ガンダム0083略奪編」より。ジオニック社のZ1−XA3に破れたMIP社の試作機MIP−X1を始祖とし、人型に拘らない機動兵器として発展したのがモビルアーマー(MA)である。 |
| 0078 |
6月 |
公国軍、チベ級重巡洋艦の再設計案に基づいた新型艦開発開始 |
| 一般的に「チベ級ティベ型」として表記されているクラスの事である。1番艦は「グラーフ・ツェッペリン」であり(EB一年戦争編より)、ジークフリート級のようにグラーフ・ツェッペリン級と表記した方が正確であると思われるが、何故かそのような記述は皆無である。そもそも「チベ」と「ティベ」の間に意味上の差が見られず、なぜ英字表記の綴りが違うのか、不思議なところである。 |
| 0078 |
6月 |
MS−06機能向上機の試案提出 |
| マスターグレード「MS−06R−1Aシン・マツナガ機」キット解説書より。 |
| 0078 |
10月 |
ジオン公国、国家総動員令発令。国軍を分割し、宇宙攻撃軍及び突撃機動軍設立 |
| ドズル少将、キシリア大佐(階級はいずれも当時)の対立は、開戦直前の軍分割という前代未聞の結果を招いた。対立の主な原因は、MSの運用法に対する思想の違いである。以前より教導機動大隊を設立するなど、MSの組織的な運用に価値を見いだしていたキシリアは、来るべき決戦において主力となるのはMSだと考えていた。対するドズルは、MSの優秀さこそ認めていたものの、依然として宇宙戦艦による艦隊決戦こそ、戦局を左右すると考えていたのだ。結果として、ドズルは中将へ、キシリアは少将へ昇進し、それぞれ宇宙攻撃軍、突撃機動軍を指揮することとなった(「MSバリエーションハンドブック1」、1/144水中用ザク・キット解説書などで確認可能)。ちなみに、ギレン総帥はデラーズ大佐ら腹心からなる親衛軍(名目上はデギン公王直轄)を率いているため、公国軍は3つに分割されたこととなる(EB一年戦争編より)。この親衛軍とは別に、キシリアは配下に親衛師団を持っており(「MSバリエーションハンドブック1」より)、恐らくドズルも同様だと思われる。つまり、”親衛隊の隊長”と呼ばれることの多いデラーズは、ギレン直属の親衛軍所属であり、同じく”ザビ家の親衛隊員”とされるガトー大尉はドズル配下の宇宙攻撃軍所属、左遷されたシャアに接触した親衛隊員はキシリア配下の親衛師団所属・・・と同じ親衛隊でも、全く別個の所属であると思われる。 |
| 0078 |
10月 |
サイド3のコロニー「キンツェム」にて反公国暴動発生。公国軍は武力でこれを鎮圧 |
| 「M.S.ERA」より。公国の反連邦政策に「キンツェム」は公然と反旗を翻したが、公国軍はMSを投入、暴動を短期間で鎮圧した。MS−06の実戦投入記録としては最古の部類に入る。 |
| 0078 |
12月 |
公国軍、ドロス級大型空母を極秘裏に開発開始 |
| EB一年戦争編には、ドロス級1隻がルウム戦役に参加した、という記述があるが、開発開始の時期を考慮すれば信頼度は低いと言わざるを得ないだろう。ちなみにドロス級は終戦までに3隻が建造され(「ガンダム・センチュリー」より)、そのうち2隻が実戦に参加したという(「MSV連邦軍編」より)。 |
| 0078 |
12月 |
反ザビ派によるギレン・ザビ暗殺計画が発覚、容疑者全員が処刑される |
| 「M.S.ERA」より。容疑者として検挙されたハンス・ローンダー中尉、パク・キョン・スン医師、アレクサンドル・トローネル新聞記者、ワシリー・ストルガツキー政治局員の4名は、即日処刑された。同様の反ザビ運動は、この他にも発生したらしく、クーデター未遂事件も記録されている。キシリア親衛師団所属のヘンリー・ブーン大尉は、クーデター計画に関与した嫌疑をかけられ、囚人部隊へ左遷されている(スーパーファミコンソフト「機動戦士ガンダムCROSS DIMENSION0079」より)。 |