放 物 線


去年も同じことを思ったのを思い出した。

投げ上げられては届かずに落ちてくる無数の弧を見上げながら、ふと、綺麗だと思ったのだった。
秋空に鮮やかな放物線を描きながら、入り損ねた玉があとからあとから降ってくる。
その光景をずっと見ていたいと思う。

無情に笛が鳴る。

競技が終わって玉を数えるときの、最後の一個が空高く上がる瞬間が、 私は愛しくてたまらない。







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実物を見て描けないというのはなかなか大問題でありました。
描きたかったことがうまく伝わったかどうか‥。
機会があったら、ぜひ玉入れへの参加をお勧めします。
しかし私はいまだかつて自分の投げた玉が入ったのを見たことがありません(笑)。
2002.10.15.