茅が岳


2002.12. / 標高・1704m


 6時50分、家を車で出発。夜明けが一番遅いこの時期、空はまだ暗い。国立インター 入口のコンビニで弁当と飲み物を購入。牛丼屋(道の両側に別々のチェーン店がある。)で朝飯を食べ 中央高速へ。白々と明け始めた空の下、小仏トンネルを抜けると左手にこれまでに登った山々が見え始め、 大月あたりからは右手に扇山や、特に印象深かった滝子山が見えるようになる。
 笹子トンネルを抜けると雪は消えるが、大菩薩方面がくっきりと望まれ、やがて左手に白根三山や鳳凰 三山が見えてくる。境川のSAを過ぎると右手前方に今回の目的地・茅が岳の特徴ある山容が望まれるようになる。 双葉のSAに立ち寄り、その茅が岳を撮る。韮崎インターから右へと道をとり深田記念公園前の駐車場に入る。 ここまで道の凍結はなかった。  

 林道をそのまま行っても合流 するようだが、林道から左へ記念公園へと向かう坂道を少し行き、右手の林へと折れる登山道を行く。 巾の広い平坦な道を廃車や廃屋を見つつ歩くと林道に合流するので、渡り、登山道に入る。雑木林の道は 次第に斜度を増し、沢筋を行くようになる。雪が段々深くなり凍結した所も出始めたので、不必要では あるのだが新しく買った前爪付きのアイゼンを付けてみる。...練習のつもり。
 やがて前方に女岩が立ちはだかる。岩というよりは崖というべき地形である。女岩は、その下部が洞穴 状に抉られていて、水が滴り落ちているがその殆んどがツララになっている。この水は麓の町々の飲料水源 になっている。ここから傾斜はきつくなり雪の山肌をつづれ折りに登るようになる。
 キツイ登りは永くは続かず、大明神との鞍部に出た後は、急ながら尾根通しの登りになる。展望もまあまあの ルートを登ると、右手に日本百名山の著者・深田久弥の終焉地の石碑が建つ場所に出る。更に急となった岩 混じりの雪道をひと登りすると頂上である。

 :写真−1/「深田久弥終焉の地から望む金峰山」


 頂上から北は、金が岳が邪魔して見えないが その他の方角は全て見通せる。ただ、この日は八ヶ岳には雲がかかっていて山麓しか眺められなかった。
 コンビニで買った弁当を食べ、四囲の風景を写真に収めた後、踏み後も無いので金が岳往復は無しとし、 風が強いのと傾斜が急で且つ雪も深い上にこの山域に誰もいそうもないので、西の尾根を下り麓近くで 往路と合流するという当初のルートも取らず、もと来た道を戻ることにした。




 :写真−2/「山頂からの富士」

 山頂から急な斜面を下りだして 10分程で、登ってくる二人組のオジサンとすれ違い簡単な挨拶をする。ヒト気の多すぎるのも嫌だが、 まるで一人というのも心細いもので何となく安心する。鞍部でひと休みした後、急な下りにかかる。
 女岩の手前。急登の始まるあたりで60がらみの単独者とすれ違う。あと1時間ぐらいですかね? と訊かれたので、1時間強といったところでしょうと応えた。
 女岩でウロチョロしてから最後の下りに入り途中でアイゼンを外しザックにしまい林の中、青空を 眺めつつ長閑に歩く。


 :写真−3/「女岩・水場のツララ」

 ほんの数時間前に比べても、雪の 量は少なく靴に踏みつけられる度にパリパリと音をたてていた沢筋の道も、濡れた泥道に変わっていた。 面白かったのは陽光に照らされた道に、倒木の影がアーチ状に映っていたのだがそこだけ雪が残っていた ことだ。でも太陽は動き、それに連れて影も動くと思うのだが...?
 深田記念公園に寄り記念碑を見て振り返ると、樹林の上に雪の茅が岳が青空をバックに山容を見せていた。 駐車場には自分の車を除いて2台駐車していた。所沢ナンバーと長野ナンバーだった。二人組みと 単独行者のものだろう。



 :写真−4/「深田記念公園からの茅が岳」

山 行 記 録 :

12月  日( ):
 6.50車にて出発( 中央高速 )
−登山口着8.00/発8.20
−女岩9.55
−鞍部10.50
−頂上11.30〜11.45
−鞍部12.05
−女岩12.40
−登山口13.45

資 料・情報 :














.........へ