大菩薩嶺


2001.11.13 / 標高・2057m


 塩山で降りた登山客は十数人いたが、駅前ロータリーのバス乗り場で大菩薩行きに乗車 したのは自分を含めて二人。あとは西沢渓谷行きのバス停に並んだ。乾徳山や甲武信岳、西沢渓谷へ向かう 人達か?  

 市街地を抜け、青梅街道を柳沢峠方面に 向けて日帰り入浴施設・大菩薩の湯を右にみながらバスは終点の 大菩薩登山口に着く。売店や旅館が2,3軒。広場状の空地にある公衆トイレで用を済ませ歩き出す。 左に雲峰寺参道の石段を見て車道を東へと登る。左へ丸川峠への登山口を見送り、暫くで右手に上日川峠への 登山口。この山道が昔の青梅街道だとのこと。永い年月踏み歩かれたゆえか、径は深く抉られ凹状になっている。 尾根上に出たり尾根を巻いたりしながら誰ひとりいない山道を汗をかきつつ登る。やがて左手に林道を走る 車の気配を感じると少しの登りで上日川峠だ。駐車場には何台もの車。...大菩薩への登りは、ここまでが キツイ。ここまで車で来て往復できれば、ピクニック気分で登れる山だろう。

 :写真−1/「上日川峠に至る旧道」


 ロッジ長兵衛のベンチで弁当を食べ 水を補給し笹ヤブの道を登る。福ちゃん荘を過ぎ2軒ほど山小屋を見、木製のややくたびれた 富士見展望台を右にみつつ、ゆるやかな気持の良い登り道を辿っていくと、教師を交えた高校生らしき一団と すれ違う。のんびりと思い思いにグループを作って、楽しそうだ。
 峠の手前だけは登りらしい登りとなり、「介山荘」の建物に挟まれるように道は峠へと向かう。尾根に出た 途端かなりの強風が出迎えてくれる中、山荘のベンチで風をよけながら食事の仕度をする。
 峠の標識や中里介山の石碑を過ぎ親不知の頭を越え北斜面に入ると雪がうっすら残っている所もあった。 森林限界を越えたカヤトの尾根歩きは気分の良いものの風が強く、そのくせ薄曇の天候で展望はよろしくない。 前方鞍部(賽の河原)に建つ避難小屋を見下ろしつつ斜面を下り、妙見の頭を巻きつつ登り返し尾根上に出、雷岩を目指す。 

 :写真−2/「大菩薩峠」

 雷岩を越え樹林帯を大菩薩嶺へ。 原生林に包まれた山頂で標識だけを写真に撮り、山頂にいた若い夫婦の登山者と話を交わして、 下りにかかる。彼らは往路を上日川峠に戻り車で帰るとの事。 丸川峠へと向かう登山道は樹林の中の北斜面ゆえか、直ぐに雪道となる。 所々凍りついた場所もあり滑るので慎重に歩く。丸川峠までは樹林の中、展望も得られず黙々と歩くだけで、 ただひたすら峠はまだか、と思うのみ。




 :写真−3/「大菩薩嶺から丸川峠へ」

 うんざりしながら歩いていくと、樹林 が開けやっとのことで峠に建つ「まるかわ荘」が見下ろされる場所に出た。まるかわ荘の脇を抜けると道は 草原の中、大量の薪を左右に積んだ間を少し行きやれやれと思うまもなく急な下りとなる。下りは延々と続き 辺りが薄暗くなり始めたころ、ミゾ沢沿いの作業道に下り立つことが出来た。
 舗装も混じった道をしばらく歩き往路の林道に出合い、右へと大菩薩登山口のバス停に向かう。下りに 時間を取られ、雲峰寺見学は次回にまわすこととして、夕闇のバス停でパスを待ちつつ家に電話をしたりして 時間をつぶす。


 :写真−4/「まるかわ荘を望む」

山 行 記 録 :

11月13日(土):
 国分寺駅発7.19( 高尾乗換 )
−塩山着9.20
−塩山発9.25(山梨交通バス)
−大菩薩登山口10.00
−上日川峠11.40
−大菩薩峠12.50〜13.20
−大菩薩嶺14.00
−丸川峠15.20
−大菩薩登山口16.45
−大菩薩登山口発17.10
 (山梨交通バス)
−塩山着17.37
−塩山17.42発・特急・かいじ
−立川18.39着
資 料・情報 :



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