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幅5m以下の傾斜地!

敷地は幅が5m弱しかない狭小地。しかも傾斜地。前面道路の坂に従って道路斜線規制のかかってくる厳しい条件の土地でした。地面も道路より高く、そのまま建てると1階建てしか納まりません。そこで地面を掘り下げ、建物を段々型にして法規制内で最も容量の大きい器を作りました。傾斜地だけに眺望は望むことができます。
 地面を掘り下げるとシロアリや湿気が心配ですが、土台にパッキンを挟んで通風を良くする基礎パッキン工法を採用、また特に湿気が多くなりそうな所には湿気センサー付き換気扇も取り付けました。木部には湿気や木材不朽菌に強い米ヒバを使用し、床下は防湿コンクリート床板までの高さは60B以上とり、風通しや点検に配慮しています。さらに湿気の危険がある部分に点検口も設けました。防腐塗料は土台下面のみにして薬剤使用を最小限に抑えています。

壁の上部は屋根材です 

段々に従って室内もスキップフロアになってしまいましたが、変化のある空間は楽しく、広さも感じられます。また10数年ごとの外壁の補修では費用の大きな部分を占める足場組みの節約を考えました。補修の必要な壁材は手の届く高さまで使い、上部はメンテナンスフリーにかなり近い材料である屋根材で仕上げてあります。イニシャルコスト(初期投資)やランニングコストだけでなく、その後のメンテナンスまで含め、ローコストを考えてあります。

玄関ドアに青いガラス
 

玄関ドアは合板ですが、単板が厚く木目を浮き出させた質感のあるもの。3つの小さな穴には東急ハンズで買ったステンドグラス用のガラスをはめ込みました。安い材料でも質感のある表現や個性的な表現ができます。ドアの内部には断熱材を入れ、回りにピンチブロック(隙間用ゴムパッキン)をつけていますので、木製でも高断熱住宅用ドア並の断熱性です。壁一面の収納には家族4人分の靴と外出用ジャケット類、バッグ、1階用掃除機が入っています。

外壁に石ころ

拾ってきた小石をうめこみました。仕上げはザクザクとした手触りのマジックコート。左官やさんに、わざとムラのある塗り方にしてもらいました。職人の手仕事のあたたかみが楽しめます。(左官やさんにとっては平らに塗る方が楽だったようですが) トップページの写真も参考に

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