バイオリンワンポイント教室
                             (神奈川県相模原市若松)

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ビブラートの練習

スピッカートの練習

弓の持ち方

指の押さえ方

ボーイングの練習

楽譜の読み方

呼吸のしかた

指弓について

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音程とリズムについて
 
 

  


ビブラートの練習

 

     
       ビブラートは弾く人の個性がでますね。細かくかける人、ゆったりとかける人、指先のみの人
       腕全体でかける人様々です。

       ビブラートはまず指を押さえながら半音くらい上下にずらします。始めは動かないかもしれま
       せんがゆっくり数を数えられるようにずらします。この
ずらすという感覚が大切です。
       この時腕の肘もいっしょに動かします。弓もいっしょに弾き上下して連動させます。するとつ
       られて指が動きます。またメトロノームにあわせててだんだんテンポをあげてもいいでしょう。

       信じられない練習法かもしれませんがオシロスコープの曲線のように音程を上下半音
       ずらすのです。ポルタメントと言えばいいでしょうか。

       気持ち悪い音程ですが尺八のように微分音として割りきって練習してみて下さい。あくまでビ
       ブラート運動の練習です。

       それを4拍子や3拍子のリズムを作ってみます。そして前回も書きました
「数」を把握
       なくてはなりません。往々にして最後(4拍子の4拍目)が、尻切れとんぼになってしまいま
       す。次の拍子に移る間際が難しいです。自然に弓の返しに捕らわれないで継続してかけている
       かを観察しなくてはなりません。 

       これがビブラートの基本だと思います。アンサンブルするにはこのビブラートの数が問題にな
       ります。指の細い人は細かく太い人はゆったりとした感じになりますが細かく速くかけられて
       もそれがコントロールされているかいなかが大切です。
 
       弦の上で指をずらすには不安がありますがはじめだけです。その幅を少しずつ狭めていくとい
       つのまにかできるようになります。もともとビブラートは指を固定しているわけでなくずらし
       て
音程を調整しているのですから。

 


 

スピッカートの練習

 

      説明だけでは難しいのですが全弓のボーイングで忠臣蔵の太鼓のように徐々に早   く
       弾いていきます。ターーーン・ターーン・ターン・タン・タ・タタタタタ............。弓も全弓から少し
       ずつ使う長さを狭くしていきます。そして弓の重心より1センチぐらい上で更にテンポを上げ 
       ます。

       弓が弦の上で飛びそうだなと思ったころから少しテンポをゆるめます。そうすると自動的に飛
       んでいきます。その後それを自分の希望のテンポにコントロールできるようにします。はじめ
       は手首を固めにして肘でくつもりで目いっぱい弾いて下さい。フォルティッシモで。

       注意しなくてはならないことは飛ばそう飛ばそうと思って無理に弓を弦にぶつけてはいけませ
       ん。あくまで
「弾く」「こする」というところの結果にあります。これをしないとテンポの
       コントロールがつきません。

       こんなんで飛ぶのだろうかと不安になりますがあせって無理に飛ばしてもいいスピッカートは
       できません。テンポをコントロールできるスピッカートをめざして下さい。まずは試して下さい。



   弓の重心 (一番重さのかかる部分を知り無駄な圧力をかけない奏法をする)

 


 

弓の持ち方

    

       見よう見真似で持ってもはじめはなかなかうまく持てません。
        まず
親指と人差指と小指を三位一体の感じで物を
        掴む意識で弓を持ちます。


        小指が突っ張ったり親指が反り返ってしまいますがこれはよくあ
        りません。運動を阻害します。
        ただしその人の体型によって様々な持ち方をしますのでそれが自
        分の体型にあった自然な流れを生んでいるかどうかを検討してみ
        てください。

        小指は爪の間に弓の角を入れてみてください。すこし支えができ
        ます。そしてできれば第1関節を曲げておければ自然な感じにな
        ります。また親指も弓に対して直角ではなく斜めに差込み爪の右
        上角に当るようにしてみてください。  

        親指と中指だけとか親指と人差指だけとか親指と薬指だけとか、
        さらに
親指を使わないでボーイングを練習するとどこか
        指に力が入っているかがわかります。

        親指を使わないで弾くということはもちろん移弦はむずかしいの
        で同じ弦でします。この練習でヒジを使って弾くことを学びます。そ
        れが結果的にスピッカート奏法の習得につながります。



    

 

 


 

指の押さえ方

 

初心者はどうしても人差指が基準になって1、2、3、4、と押えてしまいます。
しかも人差指を立てて押さえると4の指は届きにくくなります。そこで手の小さい人でも4の指が楽に押さえるには、小指を基準に考えます。4の指を押さえ、順に3、2、そして1は人差指を一度伸ばしてから押さえます。ここがポイントです。

たえず4、3、2、1、を繰り返し練習し1の人差指はいったん伸ばしてから指の左側を傾けて押えます。したがって他の指と押える所が若干違ってきて感触も違ってきます。しかし自分の方に向かって押える方向性を感じてください。1は低く、2と3は高く、4は低く、ちょうど 山のシルエットのような形 にな
ります。

また左手の親指は重要です。右手と同じように反り返ると自由な動きが妨げられます。この指は右手と左手で相関関係にあり、どちらかが反り返れば両方とも反り返ってしまいます。やはりこの親指も物を掴むように丸く手の形そのままで自然に握るようになるといいです。

そして人差指の付け根がネックにくっついて離れないような余計な力が入らないよう注意してください。握るという感じではなくいつでも移動のきく態勢をつくって下さい。                                      

     


    


     



     

ボーングの練習法

 

      


        右腕が各弦に対して平面移動できるように肘の角度を見ながら弾きます。弦と弓の間に楽譜か
        板をはさんで弾いてみます。そうすることによって的確な弦の角度を習得できます。
        
        同じ弦でのボーイングはダウンボウの時、
下半弓は三角形から正方形を上半弓は
       正方形から三角形を腕の中につくります。
  
        弓の毛は少し傾けます。傾斜角度は各人の弓の持ち方との関連がありいちがいに何度とは言え
        ませんが平ら過ぎたり傾け過ぎたりしないようにして下さい。それは音を聞いて粗いとか弱い
        かとを感じ角度を調整してください。   

        傾斜が強い人は弓の毛の張り方を強くしなくてはなりません。そして弓の動きは素早く勢いが
        あります。逆に傾斜のあまりなく平らに擦る人は弓と毛の隙間があまり無いくらいにできます。
        そして重厚なしっかりした音がでます。どちらも使えるようにすると表現が広がるでしょう。



    

 

 

 


 

 

 楽譜の読み方

                             

         楽器を弾く練習だけでなく楽譜を読む練習も時間をかけなくてはなりません。
         更に初見演奏を心がけます。この技術も得意な人、不得意な人といますが
         やはり訓練です。
 

         まず弾く前に歌ってみます。それは自分で指揮をしながらします。拍子をとる
         ためだけでなく演奏の呼吸を知るためのものです。たいがい歌うと自己流に
         なってしまいますがその自分の癖を知ることです。ことに小節の縦線をまたぐ
         ところ、4拍子であれば4拍目、3拍子であれば3拍目の長さが問題になって
         きます。

         その呼吸の
「吸う」時間を計ってその人の音符の長さ が決まりま
         す。意外と4拍目から1拍目まで時間があります。それが演奏の余裕になり落
         着きになりうまさになりますので十分確かめてみます。

         また楽譜を図形的に読み取ります。ことにバッハはいい手本になります。ちょ
         っと眺めて見て下さい。バッハの手書きの楽譜は非常にパターンがあります。
         それを把握できれば読み取りが楽になります。

         初見の基本は次ぎの音符を読むことです。脳の左で今弾いている音符を脳の
         右が次の音符や小節を読みきることです。違う音を同時に把握することは非常
         にむづかしいですがそれも訓練です。はじめ全音符を弾きながら次の音を頭で
         描く練習をします。それから次の小節全部を更にその先まで読めるように訓練
         していきます。 これによって初見演奏が楽になります。
                 

       

          

                                 

 呼吸のしかた

 



音楽を演奏する上で最も大切な呼吸についてほとんどの楽譜にはその方法や場所が
書かれていません。もちろん休符はありますがバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタなど
はそれすら最後にあるくらいでその途中はどうすればいいのか困ってしまいます。生徒
の中に呼吸を殆ど止めて演奏している者もいます。それは本人も聞いている方も息苦し
くなってきます。まずは体に力が入っている証拠ですがそれをどうやって楽に自然に音
楽を奏でることができるようにするかは大変なことです。テクニックを学ぶことよりもその
方がまずしなければならないことです。

ただ幸いなことにヴァイオリンは弓があり上げ下げしています。視覚的にダウンボウ
(Π)は吐き アップボウ(V)は吸うように心がけることが基本です。それを
まず4分音符で繰返し練習して体の力を抜きます。それから一般的にアウフタクトの音は
吸って次の小節の頭の音ははくようにします。それを意図的に練習します。以外と一致し
ないものです。この練習をつまらないと感じたら音楽はできません。

次に曲を弾く時に音楽の持っている呼吸と自分の呼吸を合わせるようにしなければなり
ません。ではどこで息をすればいいか?既にお話したようにアウフタクトと同じように小節
線の前の音は吸うようになるはずです。それから
長い音符を弾いている間に吐く
吸うのワンセットをすることです。 付点4分音符でするといいかもしれません。

これができてきますとその人の音符の長さが呼吸によって作られてきます。
音符の時間的長さは様々にあります。自分の長さを見つけられたらそれが自然な呼吸に
なっているはずです。

すぐにボーイングと呼吸は一致しないかもしれませんが不自然な不合理な体の力を抜くた
めにも大切な練習です。意識的な練習が自然に身につくまで根気よく忘れずにして下さい。


   

 


                 

 

 指弓について





あまり聞きなれない言葉ですがこれは
ボーイングの重要なポイントです。字の
ごとく指で弓をコントロールします。弓の
返しをスムーズに行うための奏法です。

上げ弓の時に右手の親指と小指を少し
曲げ弓を押し出すようにするのです。左
手で弓の先端を持ちその指だけで弓を
押し上げて見てください。そうすることに
よってスムーズに下げ弓と上げ弓が変
換できます。手首やひじだけでは柔軟な
動作が出来ません。           
    
小指と親指が同時にじゃんけんのグー
とパーをするような感じで曲げます。これ
をするタイミングはどの時点でもかまい
ません。下げ弓にする直前でも下げ弓か
ら上げ弓に移行する時でもまたは途中
でも。あらかじめ鉛筆などで練習されると
いいでしょう。      



 





         音程とリズムについて

 

音程とリズムを正確に表現することはヴァイオリンにとっての最大の難関です。かの
偉大な巨匠達も現代のパールマンもその悪戦苦闘ぶりを語っています。人がじかに
つむぎ出す音程やリズムは微妙に違い固定できないおもしろさがあります。ここでは
音感やソルフェージュ、他の楽器を使って発達させる方法をひとまずおいてお話しま
す。

音程とリズムは不可分の関係にあると思います。すなわち2つ以上の音の流れに困
難さがでてきます。単音であればこれほど苦労しないでしょう。たとえばA線の1の指
の音程は誰でも取れますが2の指は難しいです。それはリズムが関わってくるからで
す。もちろんこのくらいは簡単にクリアする人がほとんどだと思います。しかしこの差
がわかってこそ音程とリズムの基本を自覚できます。更にその2の指が#なのかどう
かによってどの程度のものなのか初心者にとっては悩んでしまいます。1と2の音程
差を獲得することが重要です。



この音程を取るときに打ち下ろす指のリズムはある程度フォームで改善されます。使
っていない指を押さえる、あるいは2の指を押さえる時は1の指も、3は2と1を、4は
3、2、1をいっしょに押さえます。そうすれば形が崩れず、基準の音を思い描くこともで
きます。そして発音もはっきりし耳にしっかり届きます。複数の指によってリズムをはっ
きり認識するのです。

音程もピッチカートにして確かめる方法もいいでしょう。ピシッと耳にはいることとボー
イングの余分な力が入らずに余裕でリズムも同時に正確に取れるからです。ヴァイオ
リンをギターのように見ながらすればもっと良いでしょう。ピアノのように音がすぐに消
えるので音の長さを時間だけで判断できます。ボーイングで時間の長さを計らずピッ
チカーとで得た時間を応用します。その正確さが音程の正確さをもたらしてくれます。






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