神橋〜蕪村の句碑〜

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国道120で日光市内を行くと、大谷川に架かる神橋(しんきょう)がある。


大谷川に架かる神橋


国の重要文化財である。

 大同3年(808年)、下野国司の橘利遠が山菅橋を架け、以後16年目ごとに架け替える。

文明18年(1486年)、道興准后は神橋を訪れている。

此の山にや、やますげの橋とて深秘の子細ある橋侍り、くはしくは縁起にみえ侍る。又、顕露(あらは)に記し侍るべき事にあらず。

  法の水みなかみふかく尋ねずば、かけてもしらじ。山すげの橋


描かれた神橋と山内


小杉放菴記念日光美術館のポスターである。

今年の4月20日から神橋の「特別公開」が始まった。

NIKKO is NIPPON


こちらはJRのポスター。

特設観覧台から下部構造を見学できるのは約1年間。

下部構造が見たいわけではないが、今回を逃すと一生見られない。

料金は500円。

多くの人が神橋を渡る。


神橋の下部構造


 神橋はアーチ形の木造反り橋で、その構造から錦帯橋(山口県)・猿橋(山梨県)と並んで日本三奇橋のひとつに数えられているそうだ。

見たからといって、どうということはない。

元禄9年(1696年)、天野桃隣は宇都宮から神橋を訪れている。

 是ヨリ宇津宮へ出て日光山。

 御山へ登れば案内連ル。神橋、山菅橋と云。


神橋(しんきょう)に蕪村の句碑がある。


二荒や紅葉の中の朱(あけ)の橋

蕪村29歳頃の作と言われるそうだ。

明治25年、正岡子規は神橋を句に詠んでいる。

神橋は人も通らす散紅葉

『寒山落木』(巻一)

小杉放菴記念日光美術館へ。

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