那谷寺 〜重要文化財〜

芭蕉も訪れたという小松市那谷町の那谷寺(HP)に行ってみることにした。
平成21年4月1日より拝観料は 600円。
那谷寺山門

養老元年(717年)、泰澄法師自生山岩屋寺開創。
寛和2年(986年)、花山法皇は西国三十三カ所の第1番那智山の「那」と第33番谷汲山の「谷」をとって「那谷寺」と改めた。
金堂華王殿

十一面千手観音を安置。
高野山真言宗別格本山である。
奇岩遊仙境

紅葉の時は格別であろう。
芭蕉の句碑があった。

石山の石より白し秋の風
天保14年(1843年)、芭蕉百五十回忌に建立。
元禄2年(1689年)8月5日(陽暦9月18日)、芭蕉は山中温泉で曾良と別れ、北枝とともに那谷寺を訪れている。
翁 塚

山中の温泉に行ほと白根か嶽跡にみなしてあゆむ左の山際に觀音堂あり花山の法皇三十三所の順禮とけさせ給ひて後大慈大悲の像を安置し給ひ那谷と名付給ふと也那智谷汲の二字をわかち侍しとそ奇石さまざまに古松植ならへて萱ふきの小堂岩の上に造りかけて殊勝の土地也
石山の石より白し秋の風
岩屋本堂大悲閣

国指定の重要文化財である。
那谷寺御本尊千手観世音菩薩を安置している。
元禄16年(1703年)秋、岩田涼菟は山中温泉から那谷寺を訪れている。
那谷の觀音は湯本より三里はかりの道也桃妖の主
|
おくり來て名殘をしたふ
|
|
石山の石より白し秋の霜
| 翁
|
|
此句も此處にての事なるへし
|
|
見上たり撫たり岩に蔦かつら
| 涼菟
|
三重塔

大日如来を安置している。
明和8年(1771年)、加舎白雄は北陸行脚の旅で那谷寺を訪れている。
那古山に登る。こや花山法皇御願みちさせ玉ひ西国三十三所の霊場をこの一字に籠給ひし石と。山のいしより白し秋の風、爰に至りてふたゝび一唱三嘆、
夏山や巡礼泣て石の露
鎮守堂

白山妙理大権現を祠る。
護摩堂

国指定重要文化財
不動明王を安置している。
鐘楼

国指定重要文化財
昭和6年1月7日、与謝野晶子は那谷寺を訪れている。
「私の旅日記」のトップページへ
