観音寺〜碑巡り〜

飯能市本町に店蔵絹甚があった。
店蔵絹甚

飯能市指定有形文化財
明治37年絹問屋(買継商)を営んだ篠原甚蔵、長三親子によって建てられ、平成19年に復原修理工事終了。
飯能市山手町に観音寺がある。
観音寺境内の築山に芭蕉の句碑があった。

枯枝に鴉のとまりけり秋の暮
出典は『阿羅野』(巻之四)。
延宝8年(1680年)、芭蕉37歳の句。
寛政年間に飯能の俳人轍之が建立したらしい。
碑の裏に轍之の句が刻まれている。
秋のあわれ菊作らすも咲にけり
轍之の句が表ともいう。
轍之は鍋屋與八。加舎白雄の門人。
梅が見事に咲いていた。

参道に水原秋桜子の句碑もあった。

むさし野の空真青なる落葉かな
福聚堂(福寿堂)

般若山長寿院観音寺

真言宗智山派の寺である。
飯能市飯能の市民会館前には若山牧水の歌碑があった。

しらしらと流れて遠き杉山の峡のあさ瀬に河鹿鳴くなり
第13歌集『黒土』に収録されている歌である。
大正9年4月8日、牧水は名栗鉱泉に泊まり、翌9日名栗川に沿って飯能にやってきた。
昭和36年5月、句碑建立。
大悟法利雄『牧水歌碑めぐり』によれば、30番目の牧水歌碑である。
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