日向見薬師堂〜斎藤茂吉〜

週末は土曜日が晴れるというので、出掛けた。
所沢ICで関越自動車に入ると、三芳PAの前後で事故渋滞。
上里SAで車を停める。

上里SAのユリの木は先週よりも葉を落としていた。
関越自動車渋川伊香保ICから国道17号、県道33号渋川松井田線を経て、県道35号渋川吾妻線を行く。
県道35号渋川吾妻線から吾妻川を越えて国道353号に入り、四万温泉に向かう。
湯薬師トンネルを抜けて右折し、日向見(ひなたみ)温泉へ。
駐車場に車を停めて日向見(ひなたみ)川沿いに歩くと、日向見薬師堂がある。
日向見薬師堂の手前にあるのがお籠堂

日向見薬師堂

日向見薬師堂
温泉の薬効から湯前明神を祀ってきた。この本地仏は、薬師如来である。現存している棟札から創建は天文6年(1537年)以前と考えられ、現存の堂は慶長3年(1598年)に藤原家定が沼田城主真田信幸の武運長久を願って建立したものです。室町時代末期の繰形(くりかた)をよく表しているわが国の数少ない唐風建築で、組物は唐様出組、桝の形、木鼻の絵模様、渦巻きの形など、当時のものをよく残しています。昭和25年8月29日国の重要文化財に指定されました。
「本地仏」は本地垂迹説により神の本地であるとされる仏。と言ってもよく分からない。「繰形」は建具などに装飾的に用いるくりぬいた板。
お籠堂の右手に斎藤茂吉の短歌が書いてあった。
四万谷にしげりて生ふる杉の樹は古葉をこめて秋ふかむなり
斎藤茂吉が四万温泉にやって来たのはいつか、よく分からない。
そこで中之条町役場に問い合わせてみた。
斉藤茂吉が四万温泉にやって来たのは昭和8年で、「9月、妻と吾妻温泉郷に赴いた。」と記されているそうだ。茂吉52歳の時である。歌集『白桃』に「四万」と題して14首あるとのこと。
この時の歌に「上野の谷川の瀬にまたたくま青き木の葉はながれて行ける」がある。
品川弥二郎の歌も書いてあった。
粥腹も四万の薬師のおかげにて強飯さへも五杯六杯
とても短歌とは思えない。
品川弥二郎は「宮さん宮さん」で知られるトンヤレ節の作詞者である。
ちなみにトンヤレ節の作曲者は大村益次郎だそうだ。
トンヤレ節
宮さん宮さんお馬の前に
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ヒラヒラするのは何じやいな
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トコトンヤレ、トンヤレナ
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あれは朝敵征伐せよとの
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錦の御旗じや知らないか
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日向見(ひなたみ)温泉「御夢想(ごむそう)の湯」へ。
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