「長生館」〜碑巡り〜
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長瀞町長瀞の「長生館」に若山牧水の歌碑があるというので、行ってみた。


明治44年(1911年)9月14日、宝登山駅開業。
大正4年(1915年)、「長生館」開業。
大正9年(1920年)4月、牧水「長生館」に泊まる。
大正12年(1923年)7月7日、長瀞駅に改称。
昭和24年(1949年)、虚子「長生館」に宿泊。

「長生館」の庭に若山牧水の歌碑があった。


溪の音遠くすみゐて春の夜のあけやらぬ庭にうくひすのなく

昭和41年秋、建立。

第13歌集『黒土』に収録されている歌。

 「その夜秩父長瀞なる渓合の宿に泊る、明くれば数日来の雨全く晴れて鶯頻りに啼く。」と詞書がある。

若山牧水紀行の一節

大正9年4月記

起き上つて縁側に出て見ると矢張晴れてゐた。まだ日の光のとほらぬ青空に風の出るらしい雲が片寄つて浮んではおるが實に久しぶりに見る爽かさである。少し寒いのを我慢して立つてゐると何處で啼くのか實にいろいろな鳥が啼いてゐる。

高浜虚子の句碑もあった。


これよりは尚奥秩父鮎の川

昭和30年、建立。

金子兜太の句碑


猪が来て空気を食べる春の峠

平成19年7月、建立。

金子兜太は秩父の俳人である。

「長生館」の庭から長瀞渓谷を見下ろす。


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