不忍池〜旧不忍池弁天堂〜

JR山手線御徒町駅から不忍池へ。
不忍池

左に見えるのはルネッサンスタワー上野池之端。
38階建だそうだ。
不忍の池は森鴎外『雁』の主人公「岡田」の散歩道である。
寂しい無縁坂を降りて、藍染川のお歯黒のような水の流れ込む不忍の池の北側を廻って、上野の山をぶらつく。それから松源や雁鍋のある広小路、狭い賑やかな仲町を通って、湯島天神の社内に這入って、陰気な臭橘寺(からたちでら)の角を曲がって帰る。
正岡子規は不忍池を度々句に詠んでいる。
不忍池
辨天をとりまく柳櫻かな
『寒山落木』(巻五)
不忍
辨天の樓門赤き櫻哉
『俳句稿』(明治32年)
中央に不忍池弁天堂が見える。
不忍池弁天堂

寛永年間(1624〜44)、慈眼大師天海創建。
不忍池弁天堂の裏に「芭蕉翁」の碑があった。

寛政年間、白寿坊信我建立という。
碑面の外ニ文字無之
寛政年中東都獅子門白寿坊信我建ト云
獅子門は各務支考の門人。
野村信我は江戸下谷住。幕府御家人。
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