安楽寺〜八角三重塔〜


別所温泉「臨泉楼柏屋別荘」から安楽寺(HP)へ。
安楽寺は曹洞宗の寺である。
安楽寺に国宝の八角三重塔がある。
去年の夏にも訪れたが、季節が変わると、趣も変わるかもしれない。
杉木立の中の石段を登ると、山門。

山門を潜ると、鐘楼がある。

本堂の所で拝観料100円を払う。
本堂の脇から石段を登ると、窪田空穂(1877−1967)の歌碑がある。

老の眼に観る日のありぬ別所なる唐風八角三重塔
窪田空穂は昭和39年(1964)夏、安楽寺の国宝三重塔を詠んだ。
さらに行くと、島木赤彦(1876−1926)の歌碑がある。

山かげに松の花粉ぞこぼれけるここに古りにしみ佛の像
歌碑に人の姿が映っている。
島木赤彦は大正12年の春、別所温泉に遊び、この歌を詠んだ。
最後に石段を登って、八角三重塔。
国宝八角三重塔

昭和27年3月29日、長野県で最初の国宝に指定された。
「四重塔に見える。」と言っている人がいたので、「一番下は裳階(もこし)だと書いてある。」と教えてあげた。
建立年代は鎌倉末期または室町初期。
建築様式は禅宗様(鎌倉時代に宋から禅宗に伴って伝来した様式で唐様ともいう)八角三重塔で、初重に裳階(もこし)(ひさしまたは霜よけの類)をつけた珍しい形式であるうえに細部もまた、禅宗様の形式からなり類例が少ない。
北向観音堂へ。
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