海と旅
| 南大東島(その1) |
表紙の画像 :南大東島 台風時の「南大東島西港」。直立岸壁に打ち寄せる波で、その波しぶきは数十メートルの高さまで達する。 |
||
|
南大東島は天気概況などでよく耳にするところだろう。地図を広げれば分かるように、鹿児島の南、沖縄の那覇の東に位置する。10年ほど前にNHKテレビ「島は揺れる」の番組制作に協力して、波浪観測のお手伝いをしたことがある。当時、那覇空港まで飛んで、離島方面行きの空港から小型飛行機に乗り換える。確か、一日2便しかなく、乗客は島に住んでいる人が優先され、生活必需品の輸送も優先されることから、小型の飛行機に乗れる一般乗客の人数は限られてしまう。飛行機に乗る際に、私が荷物といっしょに体重を計られたのは、後にも先にもこの時だけである。
南大東島の北、目と鼻の先に北大東島がある。南大東島の北側に立てば、北大東島は勿論、肉眼でも十分確認できる。数キロしか離れていない北大東島との間の水深を聞いてビックリである。なんと、3000mもある。太平洋の真ん中に2本の針が立っているようなものだ。 NHKの番組のストーリーは「台風でこの島は揺れる。つまり、大波が島にぶつかると地震計で感知できる。そういう大きな台風が襲来するこの島で、人々はどっこい、しっかりと生活している。」そんな内容だったように覚えている。 |