H18・10・9〜H18・10・10

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最初の熊本は、中学校の修学旅行。
雨だの霧だの。
阿蘇山はガス発生で近づけず。
                           

次は、佐賀へ行く前に寄った。
雪だの霰(あられ)だの。
宅配便が年末年始休みと知らず(当時)、送りそびれた佐賀への荷物(現地で使用する
ための衣類など)がはいったダンボール&あかんぼだった娘を抱えて訪れるハメに。
まるで、夜逃げ。
                         


カレンダーの写真などで見た、あの草千里なんて実在しないんだ・・・・・
熊本はいつも、雨、雪、霰、霧の雨カンムリなんだ・・・・・
                                        



そんなわけで、今回のテーマは
「雨カンムリからの逃亡!!」。               
                                                    
 


          のぞみ1号      博多のかしわ弁当

広島駅から、のぞみ1号で、博多へ。
博多駅から、リレーつばめ9号で、熊本へ。
博多からの新幹線(特急)は、東北新幹線同様、2種類の列車が連結されていて、途中
で分かれてしまうので、乗るときにすごく緊張する。
間違えて乗ったら、数十分先の次駅まで降りられないわけで。
到着。
市の木がイチョウなので、街路樹になっている。
時はギンナンの季節。
バレリーナのトゥシューズ歩きで、よけながら通行。
きゃー。ちょっと踏んじゃった。


いよいよ初レンタカー。
久しぶりのトヨタ車。
あれえ?違う車種を予約していたのにvitzが用意されていた。
踏み込みが甘くてゴーカートみたいだけど、仕方ない。
vitzは燃費がとてもよいので、よしとしよう。


「あのぅ、ナビ使うの初めてなんですけど・・・・」
「あぁ、ここを○×д#☆£□Я%ё△・・・・・ですよ♪」にこっ。



「・・・・国道57号に出るには、どう行けばよいのですか?」



「・・・・・・?」にこっ。
                                     
でも、ほとんど1本道だし、観光地だけあって、道案内表示が整っている。
だいじょぶ、だいじょぶ。
(しかし、不安な娘は、次の目的地に着くまで、ひたすらナビと格闘している)



「たまご拾い牧場」

          
にわとりが放し飼いにされていて、好き勝手な場所にめんどりたちが産み落とした卵を
宝探しのごとく拾うのだ。
阿蘇に到着して、最初の観光地がコレでよいのか?とふと自問。
だけど、宝探しのユーワクに勝てない。
入場無料で、拾った卵を1個60円で買うシステム。
拾わなくても卵は売ってくれるそうです。
めんどりも売ってくれるそうです。
山の斜面にあって、イヌやヤギが一緒にのんびりしてる。
遅めの時間に行ったから、なかなか見つからず、奥の土手に登ってやっと発見できた。


牧場の人より。
「とても生きがよいので、ゆで卵にすると、腹が立つほど殻がくっついてとれません」


しかし、この卵はある計画のためのものなのだ。
でも、卵ごはん(しかも新米)も捨てがたいぞ。
悩むー。



「草千里と阿蘇山火口」

これだー。
これを見たかったんだー。
火山のガスと溶岩で覆われているため、高い木が生えることができない草原がそのまま
山になっている。
娘3号と2人、

   「うぉー」「ひゃー」「どぁぁぁぁ」
  言葉にならず吠えている。      
           
 
ちょっと日本離れした、野性的で、開放的で、だけど温かい景色です。
草やススキの中に陽の温度がたまっているのが、視覚から伝わってくる。
               
車を止めて、登り道をあがりきったところから見える大きな大きなエメラルド色の温泉。
それは、火口。
色の複雑さと湯気としらぬまに私たちを包んでいるガスは、火山が生きている証拠。
晴れていても、ガスがたくさん出ていると、火口への道路が規制されて近づけない。
今日は本当にラッキー。           

                




こんなに楽しい運転は初めてだよ。
ペンションの方の説明(ナビのナビですね)のおかげで、だいぶナビを使えるようになっ
た。娘が。




ナビ子:300m先、右方向です。
私   :はーい。でも、そっち崖だよ?



うーん、まだまだ、かな。

                                                                                 
                 
「月周り温泉」

道や現地状況がよく分からないので、分かりやすい観光温泉に行くつもりだったけど、ペ
ンションの方がオススメの温泉を教えてくれた。
すぐに着きそうな気がしたけど、なかなか教えてもらった通りの目印が現れない。


ナビ子:目的地まで700mです。
ナビ子:目的地まで2kmです。
ナビ子:目的地近辺です。



・・・・・・・・・・・・・・?
ナビ制覇は、まだまだまだまだ、だ。
それにしても、東京とは、なんだか距離感が違うなあ。
「ちょっと走る」は5分じゃなくて、30分。
だんだん不安になってきたので、ナビ子にはナイショで、コンビニで道を確認する。
道は合っていた。
ごめんね、ナビ子。
あ、横で憮然としている娘3号もごめんね。


           温泉到着。
銭湯のような入り口から、決して広くはない浴場。
だけど、露天風呂に出たら、猫岳が眼前にそびえていた。
壁に描かれた富士山じゃなくて。
夕焼けと猫岳と熱すぎないお湯に溶ける。       



「ペンション サンディーベル」

こんなにHPが生きてるペンションも珍しいなあ、楽しそうだなあと思っていたのだ。
訪れる機会が早々にできて、ほんとによかった。
そして、思い切って行って、ほんとによかった。

大きな金木犀の木が出迎えてくれる。
ペンションができた頃から植えられているのかな。2階にもよい香りを吹き込んでくれてい
る。
ペンション中どこもかしこもとっても清潔。
オーナーの奥様の賜物かな。
でも、冷たい緊張感は全くなし。
親戚の家に行ったような感じで、部屋にはほとんど戻ることなく、他の泊り客さんと一緒
に食堂でうだうだ、だらだら。

オーナーさんは、まさに阿蘇男である。
焼酎飲んで、ますます阿蘇男気が出てきた。
男性苦手な娘も気に入ってしまったおっちゃんだ。
オーナーさんが自らドイツに買い付けに行っているという煙だし人形たちが、想像以上に
楽しくて、娘と一緒に見入る。
うーん。欲しいなあ。


オーナーの息子さんであるシェフ。
お料理の修業を積んで、阿蘇に戻ってこられたとか。
オーナーとはちょっとキャラが違うけど、ふと気づくと、そばにいて気遣ってくれるやさしい
おにいちゃんである。
しかし、どこか芯の強そうな職人気質も見えるような。
子供の頃のお話や修行時代のお話も聞いてみたかったなあ。


本日の夕食。
                 子持ちのマスが添えられていたサラダ。
            娘:この魚がすごくおいしい!卵はいくらよりぷちぷちしてるね!! 
           生野菜なのに、調理してある素材に負けないくらい濃くて、いっぱい食
           べられる。 娘はこれがメインディッシュだと思ったらしい。

           
   紫芋が添えられたスープ  蕎麦のニョッキ      ひなどりのハーブ焼き
                  プリン
                 娘:こんな舌触りのプリンがあるんだ〜!
                 ムースとプリンが結婚。濃厚です。

                             (画像がイマイチですみませーん)

そば粉のニョッキは、もともとニョッキ好きなところへ、そば粉ときたので感激。
そばがきとニョッキの結婚。アツアツです。
そばの風味は、あまり突出してなくて、チーズとの相性もよいのねー。
これは、友人たちにも食べさせてあげたいなあ。

ひなどりのハーブ焼き・・・?でしたよね?
シェフが「手を使って、どうぞ」と言ってくれたので、途中からフォークとナイフを投げ出
す。
味が、内側にもしっかりついていて、かぶりつき甲斐があります。
脂肪の少ないところもモサモサしてない。
食べるのに集中してきたので、娘も私も無口になった。

ついでに朝食のパン。
ほんのり甘いので、なにもつけないで食べると、スープやプレートのお料理が更においし
くなります。


私は、たくさん食べ歩きをしているわけでもないし、特にグルメでもないけど、どのお料理
も真っ白い食器に負けてないと思いました。
素材のコーディネートが楽しくて、上手だなあ。
サラダもスープもあんなにたくさんの材料を使っているのに、くちゃくちゃにならないんで
すねえ。
阿蘇という土地に、遊び心や挑戦を仕掛けているように思えて、食べるのが楽しい。
ちっともいばっていなくて、きどっていないけど、とても贅沢なお料理でした。
おいしいお料理が作れる人はシアワセだね。
それを食べる人とシアワセが共有できるから。



ここのスタッフのみなさんは、とってもフレンドリーだけど、どこかちゃんと「おもてなし」の
気持ちが流れていて、ここは思い切って甘えさせてもらおうという気にさせてくれるんだよ
ね。
一緒に夜更かしした時間は、とてもよい思い出。
次回は、もっとプランに余裕をもって、焼酎にお付き合いしたいなあ。


「ひまわり園」
                 
この季節なのに、ひまわり。
もちろんコスモスも咲き乱れているけれど、ここはひまわりなのです。



「大観峰」
  お顔      胸
  ↓      ↓
右の方に、足に見える山もあり、お釈迦様の寝姿に見える。
360°のパノラマですが、見る方向で、表情が違います。
九重連峰も望めます。

                      
展望台で食べた名物「プリンソフト」        同じく、だご汁。阿蘇名物。
市販のプリンにソフトクリームをのせ       ほうとうとかすいとんみたいなもの。
てくれます。すごい発想だ・・・・

          
娘:街が山でできた器の中にはいっているみたい。


はげのゆ温泉「くぬぎの湯」

ここもペンションで教えてもらった日帰りの温泉。
「はげ」は「山亥」という一文字ですからね。誤解なきよう。
内湯・檜内湯・岩露天・檜露天といった個室の家族風呂が16部屋ほど並んでいる。
1室600円〜1,600円で何人で入っても可。
しかも!
湯の量が豊富なのだろう。はいったら、まず湯をいれ、入浴が終わったら、湯を抜くの
だ。
これは、外国のお客さんは、かなり喜ぶだろうなあ。
                                             ←岩露天 
               
で、この旅の一番最初に訪ねた「たまご拾い牧場」で拾ったたまごが、ここで登場する
のだ。
ここには、温泉の湯気を利用して、たまご(6分所要)や芋などの野菜を蒸す装置がある
のです。
なんと、ペンションのシェフが、さつまいもやサトイモ・ジャガイモを持たせてくれたので、
数倍楽しい挑戦になった。
               
温泉でゆでるものとは違って、硫黄のにおいはそんなにつかず。
サトイモ、おいしかったなあ。
(白状すると、蒸したものは現地では熱すぎたし、飛行機の時間が気になったので、私達
は熊本空港のロビーでお芋やたまごをほおばったのであった)


レンタカー返却時間ぴったりに熊本空港に到着。
1泊2日じゃ、かなり観光ポイントを絞らないといけないことは覚悟していたけど、1週間で
も足りないかも。
ずっと住んでいるペンションスタッフが、ワクワクして過ごしているのがよく分かったよ。
  
                           熊本名物「いきなりだんご」
                         練った小麦粉をそのまま蒸したような皮に
                         あんこと、ドカーンとサツマイモ。 
                         これ、好きだわー♪


ペンションのみなさん、ありがとう!     
ナビ子、ありがとう!             
ナビ子を使いこなせるようになった娘、ばんざーい!