『2005年,24時間走世界選手権レポート』

2005年10月1日  高田龍二

 昨年初出場で一生に一度のチャンスかもと思ったのですが,今年も24時間走世界選手権の日本代表に入れて,7月に行ってきました.簡単なレポートです.

 2005年7月16・17日オーストリアのヴェルシャッハ(Worschach)での24時間走世界選手権を,日本代表の一人として走ってきました.
 アルプスの谷間,海抜650mの小さな山村に,24時間走の長い歴史を持つヨーロッパ勢を中心に,世界31カ国・177人のウルトラランナーが集まりました.
 国旗を持っての入場行進など華やかな開会式と,多くの観客にさすが世界大会と感激.このような最高の場を走れる幸せをかみしめて,7月16日PM2スタート.


開会式の入場行進を待つ

 

  
開会式会場

 レースは1周1.063kmのコースをくるくる回り続け,24時間で何km走れるかを競うものです.ゴールが無いのでいつでも手抜きすることができる分,逆に24時間強い意志を持ち続ける精神的な強さが要求されます.
 日本チームの24時間走を初めて見ると驚くかもしれませんが,基本的に24時間ノンストップで走り続けられる体制を整えます.日本チームのエイドでは,飲み物はペットボトルに入れて渡し,食べ物も走りながら食べられるように工夫して渡します.実際24時間1回も止まらずに走り続ける人もいます.今回の高田は,中盤へばってエイドで数分間2〜3回しゃがみ込みました.しかし「休憩」というのは24時間まったく無いです.


スタート地点の高田龍二 (未使用状態)

 ロシアのピンクマダムは今年も健在

 日中は強い陽射しの熱さ,夜間は何度も雷雨に襲われるという天候の中レースは進行.高田は,100kmをほぼ予定通りの9時間54分で通過するも,あまりにもつらい走りでそこからガックリとペースを落とす.つらいつらい走りが続くもジッと我慢の走りを続けました.微妙なアップダウンが効いてくるのか,標高650mで空気が8%薄のが効いてくるのか,厳しい厳しい走り.
 150kmを16時間ちょうどで通過.思い切ってペースを上げてみたら,1km6分ペースに上がり復活! そこからの8時間,我慢我慢で走り続け221kmまで延ばすことができ,最後は「高橋尚子の金メダルも応援した栄光の日の丸」を持って24時間感激のフィニッシュ.
 目標の230kmには届きませんでしたしたが,24時間一度もあきらめずに最後までがんばり続ける走りができたので,自分ではすごく満足しています.
 各国上位3人の合計記録で競う団体戦では,日本男子が念願の初優勝,女子も2位と,世界に日本の力を見せつける大会ともなりました.
 来年の世界選手権は,2006年2月25〜26日,台湾での開催が決定しているので,これからまた来年目指してがんばりたいと思います.

 おわり

 


閉会式後のチーム・ジャパン一同

男子(参加120人) 団体戦:日本優勝
  4  関家良一   250,618 km
  9  大滝雅之  245,628 km
 11 櫻井要    238,251 km
 15 
黒田宗治    230,892 km
 19 
佐藤良一   228,616 km
 24 高田龍二  221,579 km
 53 西村周之   203,233 km
 70 
沖山健司   177,704 km
 89 
岩本能史   152,121 km

女子(参加57人) 団体戦:日本2位
  3  稲垣寿美恵    234,803 km
  7 
能渡貴美枝   214,293 km
 10 加村雅柄    205,289 km
 22 リーリンク順子 186,150 km
 56 
佐田富美枝    92,549 km

男子個人戦の全記録
女子個人戦の全記録
団体戦の全記録
大会ホームページ
 
http://www.24stundenlauf.at/24stundenlauf_2005_WM/index2.html

 

高田龍二のデータ

  0-100km    9h54m       前半12時間   118.4km   53.45%
 100-200km   11h35m       後半12時間  103.1km   46.55%

24時間の平均速度: 6分30秒/km

 

おまけ 『タカリュウのオーストリア旅行レポート』

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2005年10月1日:高田龍二記
  

『2004年ブルノ24時間走世界選手権レポート』
    2004年10月23〜24日ブルノ(チェコ)

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