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クリヤ・マコト・ピアノ・トリオ
My music is Your music−「もしこの世にたった一人なら、ぼくは音楽をやっていなかっただろう。なぜなら、音楽は想いであり、メッセージだから。」(「My music is Your music」ブックレットより)
「音楽を生み出すのは、決して音楽家だけの力ではない」というコンセプトの元に、音楽と、それを受け止めるすべての人々に対する、熱い想いと愛を綴った9曲を収録。全ての音楽ファンにその想いを共有していただきたい、ジャズ・ピアノ・トリオの傑作がここに誕生しました。
→クリヤ・マコト・ピアノ・トリオ:アルバム「My My music is Your music」
→クリヤ・マコト・ピアノ・トリオ:ライブ・インフォメーション

クリヤ・マコト:PIANO/KEYBOARDS
ウェストバージニア大学にて言語学を学ぶ傍ら、ライブ活動を開始する。卒業後はピッツバーグ大学にてジャズ講師を務め、同時に米東海岸各地でジャズピアニストとして活躍。グラミー受賞者チャック・マンジョーネ・グループに参加するほか、ジェームズ・ムーディー、ドナルド・バードなど多くのジャズの巨匠と共演した。帰国後、自らのグループで活動を開始。近年も5回の欧州公演を行い、初のオーストラリア公演、モロッコ公演、台湾公演、エジプト公演も成功をおさめるなど、常にワールドワイドに活動を展開する異才である。学生時代に交流を深めた黒人コミュニティーの影響を受け、ソウルフルなプレイと鋭いナイフのような切れ味が特徴。時にジャズという枠に収まらぬ多才ぶりを発揮し、平井堅などポップスのプロデューサー、映画音楽監督としても活躍中。
早川哲也:ベース
学生時代からプロ活動を開始。間もなく確かなテクニックと妥協のない音楽性が、本物志向のアーティストたちから絶大な信頼を得る。中西俊博、coba、akiko、木住野佳子、加藤登紀子など、幅広い分野のサポートで活躍中。一見職人肌に見えながら、その根底には深い芸術性とこだわりを秘める。骨太なグルーヴと美しい音色は他の追従を許さず、説得力溢れるソロもまさに秀逸。また日本では数少ない、ガット弦を専門としたウッド・ベーシスト。共演者の大坂昌彦も、「彼の音色を聴いただけで音楽の中へ深く引きこまれていく」と太鼓判を押す。
大坂昌彦:ドラムス
奨学金を得てバークリー音楽院に留学中、デルフィーヨ・マルサリス・グループに参加して全米各地をツアー。帰国後は自己のグループ、「大坂昌彦・原朋直クインテット」、日米混合バンド「ジャズネットワークス」などで多くのアルバムをリリース。ジャズの神髄を極めた名プレイヤーであり、スイングジャーナル誌読者投票ドラム部門では1995年以来連続首位を誇る。数々のグループに参加する本邦随一の売れっ子だが、このトリオではクリヤ、早川によるリリカルかつ過激なプレイに鋭敏に応え、まさにジャズ・ドラマーとしての真骨頂を発揮している。

「ジャズ・ピアノ・トリオ考」 by クリヤ・マコト
2000年代初頭、ぼくはスタジオに閉じこもってアレンジやプロデュースの仕事ばかりしていた。そのせいか自分のアルバムにも、やはりアレンジャー、プロデューサー的な側面が色濃く反映された。そんなぼくが改めて「本格ジャズ作品」を作りたいと思ったきっかけは、2004年にパリのユネスコ本部で行われたジャズイベントへの参加だった。
それは、セッションを通して少しでも世界が仲良くしようという企画で、恩師ネイサン・デイヴィスを始め、ジョニー・グリフィン、ジョン・ファディス、ビリー・コブハムなど、ジャズの歴史を担ってきた巨匠たちと共にご機嫌なファンキージャズをプレイした。この経験はぼくのプレイヤー魂に深く突き刺さり、自由で高度なジャズ・ピアノを思いきり弾きたい!という強烈な欲求に火がついた。
ジャズの歴史の中で、ピアノ・トリオがしめる役割は大きい。そもそもジャズという音楽は、社交場の「ブラスバンド・スタイル」と、酒場の「ソロピアノ音楽」から生まれた。前者はやがて「ディキシーランド・ジャズ」と呼ばれ、後者はやがて「ラグタイム」と呼ばれる。
当時「アメリカへの出入り口」だった港町ニューオーリンズで、ディキシーランド・ジャズはストリートからダンスホールへと進出し、やがて「ビッグバンド」と呼ばれて「ジャズ・エイジ」の象徴になった。一方森林の飯場から生まれたラグタイムは、酒場の音楽として都市へ伝えられ、禁酒法時代の盛り場や赤線地帯の娼館でもて囃された。
ソロピアノによるラグタイムは都会へ進出し、やがて「ブギウギ・ピアノ」と「ハーレム・ストライド・ピアノ」に発展した。ブギウギはブルースに近くて、カンザスシティやシカゴで盛んになった。一方ハーレム・ストライドはニューヨークで主流となり、「ハーレム・ルネサンス」と呼ばれる黒人文化を生み出した。このストライド・スタイルから、アート・テイタム、フィニアス・ニューボーン・ジュニア、オスカー・ピーターソンといったジャズピアノの巨匠たちが誕生した。
1950年代以降にはビ・バップが登場した。そのきっかけは太平洋戦争の勃発だ。ビッグバンドで悠長に踊っている場合じゃないので、バンド編成は小さくなり、椅子に座って鑑賞するにようなった。ビ・バップはインテリ黒人の支持を受け、発展するにつれ複雑なコード進行やスケールを追求するなど、ジャズのアーティスティックな側面が一気に開花した。本当の意味で「ピアノ・トリオ」というフォームが生まれたのはこの時代だ。
ソロピアノが元になっていたため、トリオでプレイするようになってからも当初はピアノがベースと同じ音を左手で弾いたり、ドラムと同じリズムを刻んだりしていた。それがビ・バップの時代になると、各楽器が全く別の役割を分担するようになってアンサンブルが発達した。
ドラムはリズム空間を生み出し、ベースはルートを弾いてボトムを支える。するとピアノはより複雑なハーモニーを弾けるようになり、ポリリズムも発展した。これに伴って、互いのプレイに臨機応変に反応しながらアドリブを展開する「インタープレイ」の技術が飛躍的に発達。これが「モダンジャズの誕生」である。
ピーターソン以降ピアノ・トリオの主流は、セロニアス・モンク、マッコイ・タイナー、ビル・エヴァンス、キース・ジャレットという発展をたどる。モンクやエヴァンスはドビュッシー、ラベル、ストラビンスキー等の近代和声を逆輸入して、コンテンポラリー・ジャズへの道を開いた。
キースはさらにそれを推し進め、コンサートホールを前提としたアーティスティックなジャズを志向。ジーンズにスニーカーでコンサートホールのグランドピアノを奏でる、新しい時代を切り開いた。一方マッコイは、ハーモニーの束縛を受けないモードジャズを牽引。公民権運動以降人権意識に目覚めた黒人の、複雑なエスニシティと葛藤を映し出すスピリチュアル・ジャズを生み出した。
他にぼくが影響を受けたピアニストは、バリー・ハリス、ケニー・バロン、モンティ・アレキサンダー、レニー・トリスターノ、ハンプトン・ホーズ、ジョージ・ケーブルズ、ハル・ギャルパー、ビリー・チャイルズ、ラムゼイ・ルイス、アーマッド・ジャマル、マルグリュー・ミラー、チック・コリア、ジャッキー・バイアード、等々・・・。
「ピアノ・トリオ」というのはつまり、「モダンジャズ」の最低単位だ。そしてこれは、ピアニストにとっては最高にエキサイティングな、まさにジャズ・ピアニスト冥利に尽きる演奏スタイルだ。 上記のようなジャズの歴史とその神髄を知り尽くした、同志ともいえる素晴らしいメンバーと共に「クリヤ・マコト・ピアノ・トリオ」でプレイし、オーディエンスの皆さんとその空間を共有できるのは本当に幸運だと思う。

「My music is Your music」関連媒体露出情報
<テレビ>
●2006年11月23日 NHK BS2「東京JAZZ 2006」出演
●2006年12月31日 NHK DHV「東京JAZZ 2006」再放送
●2007年1月20日 NHK BS1「週間シティー情報」出演+演奏
●2007年1月24日 TBC東北放送テレビ「ウォッチンみやぎ」出演+演奏
●2007年2月9日 NHK宮城放送の番組「てれまさむね」出演+演奏
●2007年4月10日 Music Air「ルーシーズ・ルーム」出演
<ラジオ>
●2006年11月29日 NHK FM 18:10〜「サンセットパーク」(トーク出演)
●2006年11月25日 TOKYO FM 20:00〜「スタイルカフェ」(トーク出演)
●2006年11月17日 名古屋RADIOi「i-Stream Gold」(トーク出演)
●2006年12月9・16日 ミュージックバード「Crossover Night」(出演/特集)
●2006年12月22日 岡山レディオMOMO「OKAYAMA SWEET STREET」
●2006年12月末 NHK FM「東京JAZZ 2006」
●2006年12月30日 FM福岡「JAZZSITE福岡」(トーク出演)
●2007年1月2日 FM福岡「sake talk」(トーク出演)
●2007年1月7日 Inter FM「BLUES ALLEY JAPAN birth of music」(出演)
●2007年1月28日 fm cocolo「World JAZZ Warehouse」(トーク出演)
●2007年1月23日 TBC東北放送ラジオ「ラジオな気分」(トーク出演)
●2007年2月3日 J-WAVE「ANA World Air Current」(トーク出演)
●2007年2月10・11日 ラジオNIKKEI「テイスト・オブ・ジャズ」(トーク出演)
●2007年2月11日 Date FM「Night Cafe」(トーク出演)
●2007年2月24日 LOVE FM「JAZZIN' THE NIGHT」(トーク出演)
●2007年5月1日 K-MIX「Radio the Boom!」(トーク出演)
●2007年9月7日 bayfm 22:00〜「Live from CLUB IKSPIARI」(クリヤ演奏)
●2007年9月16日 NHK FM 22:00〜「セッション2007」(トリオ演奏)
<新聞・雑誌>
●朝日新聞 11/25夕刊:「今月の10枚」に選定
●スイングジャーナル1月号:クリヤ・マコト・インタビュー掲載
●ジャズライフ2月号:ライブ・リハーサル取材記事掲載
●Magi 12月号:クリヤ・マコト・インタビュー掲載
●日経新聞12月号:クリヤ・マコト・プロデュース公演告知記事掲載
●毎日新聞中京版:クリヤ・マコト・インタビュー掲載
●中日新聞:クリヤ・マコト・インタビュー掲載
●名古屋タイムズ:クリヤ・マコト・インタビュー掲載
●Intoxicate 65号:クリヤ・マコト・インタビュー掲載
●ブルーノート情?報誌「voice」1月号:クリヤ・マコト・インタビュー掲載
●月刊ピアノ2月号:クリヤ・マコト・インタビュー掲載
●ムジカノーヴァ12月号:クリヤ・マコト・コメント掲載
●河北ウィークリー土曜版:クリヤ・マコト+浅野祥インタビュー掲載
●河北新報:クリヤ・マコト+浅野祥インタビュー掲載
●スイングジャーナル3月号:クリヤ・マコト・トリオ、レコ初レポート掲載
●ジャズライフ3月号:クリヤ・マコト・トリオ、レコ初ライブレポート掲載
●遊音人4月号&7月号:クリヤ・マコト記事掲載
●スイングジャーナル9月号:欧州ツアーレポート&ツアー告知記事掲載
<WEBサイト>
●日産ムラーノサイト:フィーチャリング・クリヤ・マコト・トリオ=12〜1月
●東京FM「スタイルカフェ」サイト:クリヤ・マコト・ロングインタビュー
その他、スイングジャーナル12月号、ジャズライフ12月号、キーボードマガジン12月号
アドリブ12月号、CDジャーナル12月号、ジャズ批評12月号、MUSIC MAGAZINE12月号
ピアノスタイル12月号、JAZZPAGEなどに、ディスクレビュー掲載

●クリヤ・マコト・ピアノ・トリオ:アルバム「My My music is Your music」
●クリヤ・マコト・ピアノ・トリオ:ライブ・インフォメーション
●クリヤ・マコト・プロフィール・ロングバージョン
●コラム「Jazzblood〜クリヤ・マコト・ミュージックの原点」
●RHYTHMATRIX:クリヤ・マコトとハイブリッド・ジャズ
●クリヤ・マコトの主要公演・共演者リスト
●クリヤ・マコトのリーダー作品リスト
●クリヤ・マコトのプロデュース、アレンジ、参加作品リスト
●クリヤ・マコト・プロフィール英語バージョン
●クリヤ・マコト・プロフィール仏語・独語・伊語バージョン
●コメント:クリヤ・マコトの音楽とは?
●ピアニスト・作曲家:クリヤ・マコト・オフィシャルサイト・トップページ

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