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Live 〜ライブ〜

Live Report


4月 April

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4月26日(木) ヤマハ銀座スタジオ 03-3572-3171
クリヤ・マコト・スーパートリオ with インクレディブル・ホーンズ
出  演: スーパートリオ=クリヤ・マコト(pf)、納浩一(b)、大坂昌彦(ds)、
インクレディブルホーンズ=エリック宮城(tp)、中川英二郎(tb)
レポート: アルバム「Art for Life」リリース記念ツアーの最終章となった本公演。同アルバムの冒頭を飾り、テーマ曲のようになっている「EARTH」のメンバーを迎えたライブでした。クリヤ・マコト、納浩一、大坂昌彦というメンバーは、クリヤが20年前の帰国直後に共にツアーをやっていた組み合わせ。以来クリヤが最も信頼し、レコーディング、ライブ、セッションと最も数多く共演を重ねてきた、問答無用のリズムセクションです。それに対し驚異的なフロント二管は、主にレコーディングで共演してきたメンバー。中川さんがデビュー当時には同じトリオとライブをやったこともあり、また中川ツアーにクリヤが参加したことも多いのですが、中川+ミヤシロという組み合わせは圧倒的にレコーディングが多いのですね。1曲目、「Open Jazz」から華やかにスタート。タイトで大人で、どっしりとかっこいいジャズファンクを展開します。続いて中川さんをフィーチャーし、彼のアレンジによる「CARAVAN」をセッション。トロンボーンの概念を覆す野太い音色に唸ります。次はエリックさんをフィーチャーし、パットメセニー作曲の美しいバラード「Always and Forever」をプレイ。フリューゲルホーンの美しい音色が印象的でした。短めの1セット目ラストは、ピアノトリオにて「Peninsula」をプレイ。力強いベースソロ、グルーヴィーで重厚なピアノソロから繊細かつダイナミックなドラムソロまで、圧倒的なプレイを展開して休憩を迎えました。2セット目、クインテットにてクリヤが20年前にレコーディングした名曲「Siamese Floating Market」からスタート。最高度に到達したメインストリームジャズの醍醐味を持つこの曲は、極めて高いテクニックとジャズのセンスを要する難曲ですが、鮮やかな色彩と重厚な空間を生み出すセッションになりました。続いて中川さんをフィーチャーし、ジャズスタンダードの「酒とバラの日々」をクリヤアレンジでお届け。アルバム「Art for Life」で、akikoさんが歌っているバージョンです。これが泣きました!トロンボーンの甘い音色、すすり泣くような美しいソロ、間奏のピアノソロに至るまで、まさに完璧とも言えるプレイ。演奏後には会場のあちこちから、思わずため息がこぼれていました。続いてはエリックさんをフィーチャーし、クリヤのトリオ・アルバム「My music is Your music」に収録されている「Love for sale」をセッション。これがまた素晴らしかった!この曲を引き立てるクリアーなトランペットの音色、アクロバティックなソロ。クリヤのアレンジの妙もありますが、選曲+キャスティングのセンスも相変わらず冴えています。そして思い切り盛り上がった後の名バラード「The Voyager」。コンテンポラリーで美しすぎるソロピアノからスタートし、この日のプレイはいつもとちょっと違った雰囲気で展開。激しく盛り上がるわけでは無いけれど、切々と伝わるものがあるプレイでした。そしてラストは、遂にアルバム「Art for Life」のテーマ曲「EARTH」を全員でプレイ。ファンクビートでユーモアとセンス溢れる二管のソロが展開した後、ピアノソロではフォービートへ展開。ラストのドラムソロとトランペットの絡みまで、終始華やかで圧倒的なプレイ。会場は割れんばかりの喝采に包まれました!そしてアンコール。タイトでファンキーな素晴らしい「Watermelon Man」をセッションします。ここではメンバー全員すっかりリラックスし、ユーモア溢れるインタープレイや各人の離れ業も披露。素晴らしいアーティストの技術にうなり、美しさにため息をつき、重厚感に圧倒され、ユーモアに温かく包まれるという、まさに至れり尽くせりの幸せなライブでした!(茶子)

contemporary
4月24日(火) 水戸ガールトーク
029-225-0050
伊東たけし with クリヤ・マコト
出  演: 伊東たけし(sax)、クリヤ・マコト(pf)、高橋佳輝(b)
レポート: フュージョン界の重鎮、T-SQUAREのサックス奏者伊東たけしさんと久々のセッションです。加えて今回は、たけしさんにとっては孫?という位の若手、高橋佳輝も参加。このお二人、ナント共に福岡育ちの同郷で、それも歩ける距離に実家があることが判明!なんとも奇遇な出会いでした。ソールドアウトで満席の店内は開演前から熱気が溢れ、まずはピアノとベースのデュオにて「Robbin's Nest」からスタート。ゆったりとウォームアップするようにクリヤワールドが広がっていきます。引きつづきデュオで、ジャズスタンダードの「Love for Sale」。早速熱が入り盛り上がっていきます。この後から伊東たけし登場。スウィングで「Sugar」をセッション。これは、たけしファンにとってもかなり珍しい場面じゃないでしょうか。続く「This is the night」は全員本領発揮のソウルフルなバラードで、これはかつてクリヤがたけしさんグループでツアーをやっていた頃のレパートリーでした。次曲も当時のツアーから、ミディアムファンクの「Core Zone」を久々にプレイして休憩に入りました。2セット目はピアノソロからスタート。アルバム「Art for Life」にも収録されている「Watch What Happens」を軽やかにプレイします。続いてピアノとベースのデュオによる「Sakura Garden」。もちろん4月には欠かせない、クリヤ作曲のバラードです。それからたけしさんを加え、ワルツの「Windows」をプレイ。さらにファンには嬉しいT-SQUAREのナンバーから、「Forgotten Saga」をプレイしてくれました。 ラストはクリヤがプロデューサーを務めた伊東たけしのソロアルバム「Turn Over」より、「High Blow」をプレイ。ドラマーのいないスリリングなバージョンで、アルバムとはまた違った盛り上がりで会場を沸かせます。こうして遂にアンコール。今度はサックスとピアノのデュオにて、「When you wish Upon a Star」を甘く華やかにセッション。さらに拍手が鳴り止まず、全員で「Mercy, Mercy, Mercy」をファンキーにプレイして久々の共演が幕を下ろしました。アルバム「Art for Life」でのプレイも思わず唸るグルーヴを聴かせてくれた伊東たけしでしたが、ベテランの味わいたっぷりの、それでいてパッション溢れるセッションになりました。(茶子)


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