発表について      

  最近、子育てに関する講演を聞く機会が多くありました。そのうち対比する2つの講演がりました。ひとつは、「大学の先生で、たくさんの本を出している権威のある先生でめったに聞けない講演」との宣伝だったため、人が多く集まりました。しかし、話は期待外れでした。学校の授業のような感じで、心に残ることがなく「聞いて損した」と感じました。もうひとつは、絵手紙を指導している先生の講演で、障害の子供を育てた自分の体験談を話されました。聴講者は少なかったのですが、とても感動しました。こちらは「聞いて良かった」と思いました。前者は自分の知ってることを教えるので、言葉に気持ちがこもっていなく、後者は実際にあった苦労した話なので説得力があり、聴衆は「思いやり」について自分で考えて、学ぶことができました。

 QCサークルの事例発表では、しばしば原稿棒読みの例が見受けられます。せっかく、素晴らしいCS改善をしたとしても、原稿棒読みでは、そこに聞きに来ている方々に対して、CSの精神であるのだろうかと考えます。いつも思うのは、演台の位置が発表者がスクリーンに背中を向けるようになっているので、スライドを見ずに原稿を読むだけになりがちです。自分の過去のQCサークルの発表では、ハンドマイクを借りて、必ずスライドを見て発表しました。「相手にこの活動を伝えたい」と心がければ、おのずと気持ちがこもります。発表者が話し方を工夫すれば、もっとQCサークル大会も活気づいて聴衆も「また来よう」という気になるかと感じます。  

 

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