まずは、12/30(火)3日目、西て−03b theoriaに足をお運びいただきました方ありがとうございました。おかげさまで新刊完売いたしました。予想外に早く捌けてしまいまして、お越しいただいた方で入手できなかった方にはたいへん申し訳ございませんでした。状況に応じて増刷対応でしょうか。原稿が溜まったらもう1発オフセ本……? それはかなり冒険でしょでしょ。どうしましょうか……。
以下、時系列日記。
3日目にして初出撃。今回は仕事が理由ではなく、前夜19時まで原稿を書いていて、日が変わる頃に本ができるという始末。素晴らしき哉、直前追込。とはいえ計画性がありません。それよりも心境的にぎりぎりにならないと文が繋がってこないのはなぜなんでしょう。
ともあれ、寝坊などすることもなく6:30には有明。合流してサークル入場。新刊『君の知っている麻枝准は死んだ』は40+αの持込。
準備中に新刊をもって挨拶に行くと、自分の本より値段の高い相手方の新刊をいただいてしまい、わらしべ長者みたいな気持ちがするもののなんだか心が痛いです。申し訳ありません。
開場:自サークルで拍手→評論→ホイホイで数分抑止→イヅミヤ→葉鍵島(イ→Yの順に絨毯爆撃)→ギャルゲー島→昼食→自サークル帰還で12:15。
葉鍵にだいぶ時間がかかったので、ギャルゲー島はおりくらせんせいのところへ挨拶して、さよなら教毒本2だけ買って退却。
戻ったら新刊の山が1/3くらいになっていて喫驚。これが釣りタイトルの力か。しかし、中身が伴っていないようで非常に申し訳なく思います。13:20には完売してしまい、あと10部は作るべきだった、と反省。3日目は一般参加者が息切れしているのか、午後遅くなると動きが低調でした。評論島でも午前中が勝負か。
購入物は下に別記します。葉鍵島でKey系(リトバス)のみに偏重。今日しか参加できないので、リミッター下がってる? でも評論系しっかり見ていない罠。
3日目のみ参加のため、以前は主流のアレンジCDは前回に続き今回も1枚もなし。東方系と初音ミクにあまり食指が動かないので、それを除くと数えるほどしかないようですね。
サークルブースでサインを求められたりしてかなり恥ずかしかったです。が、名札付けていたので、声を掛けていただいたのはうれしうございました。感謝。
入手物は以下のとおりです。買う際はいつも全ページ見てから。18禁本は基本的にご遠慮申し上げたいという感じですが、プロットが良ければ買うという感じでしょうか。ごめんなさい率高くですみません……。それでは、趣味を晒しまくりますよー。
<葉鍵島>
イヅミヤ(依澄れい氏)
・RIDE ON SHOOTING STAR
絵はいいっす。中身はどっかで見たようなの。基本的に短い一発ネタ。昔のような長いストーリー漫画が読みたい。これに尽きます……。
目の前、文字どおりあと1人というところでタンブラーがなくなりました。まあ、買うかどうか悩んでいたところなのでむしろなくなってありがとうございました、みたいな感じです。外周はここだけ。
羽根屋根(くぅくぅ氏)
・また君に恋してる(『CLANNAD』朋也・渚)
相変わらず後半渚がいるんだかいないんだかどっちに転ぶやらわからないという点でどきどき。今回はいないほうでした。3人でなくても、ふたりになってもあるくんだ、という話。いたいけどつよいです。
・まっすぐに、まっすぐに(『マリみて』瞳子・乃梨子・可南子)
瞳子・後輩殴打事件の事後処理。原作終了のお知らせに伴い既に補完漫画の気配(勘違)。いや、珍しくバケの皮がはがれる瞳子の話。かなりはらはらしますです、はい。
・メモ帳(表紙:『また君に恋してる』の渚イラスト版)
早めにいったおかげで、いただくことができました。新刊2つの表紙のどちらかを選ぶことができたのですが、ギャルゲー者のわたしはこちらをチョイス。でもさすがに職場や自宅の電話台では恥ずかしくて使えませんね。
ギャラリー・フェイク。(わだぺん。氏)
・なゆきの森
D.C.本でさくらの憂いに満ちた表情に心臓を貫かれてから幾星霜、少ない枚数の絵の中に全ての感情を込めまくるわだぺん。氏のカラー絵炸裂ですよ。ぐはっ。死んでいいですか。
そういえば、わだぺん。氏の本からはさくらも、杏椋も、この名雪も、微妙に失恋ネタが多い気がします。憂いに共感。
・ストロベリーっていうんだよ。
同じく名雪本。中身はぽえみー。
・水瀬家の日常(おおたか鳴海氏、コピー本)
リトバス合同本
・筋肉JUMPER! MARK2 SECOND(茶菓山しん太氏、みさき樹里氏、ゑむ氏)
・はるかな!(総勢17名)
・女装理樹の本
MerryCLOVER(夕住まう氏)
・夕焼け空に映る未来
・君の好きなもの僕の好きなもの
・WarmSnow
・6番目のキセキ(夕住まう&氏よらりぃ氏合同誌)
・コタツムリ(とらドラ!コピー本)
前回C74でスルーしてしまっていたようで。こういう絵柄はかなり好み。しあわせになれまする。
ivycrown(ゑむ氏)
・ぼくたちの日々
こえぇ。いっしょにいると汚染されて一緒に狂う。いやこういうのすきだけど(鬼)。
Pendola(ふゆいち氏)
・enterKey
画力高。ストーリーまんがも読みたいです。
ARI-COM(アリ氏)
・メランコリィライラックブルース
やっぱりクドは理樹がちょっかい出すとき以外は真人とくっつくべきかと。まあでもあの世界の中では無意味なのか。
それ言うと俺脳内では夏に同人誌で目を見開かされた恭介・小毬とかかな?
みやこや(みやこや氏)
・さよならとおくへ
BADルートに恭介ENDがあったなら。結構キますね。「つきあって」いる間の楽しい日々の描写を深めた後にそのラストを持ってくれば、破壊力増しまくりだったかも。
・長い夏のむこう
金魚すくいといえば、夢中になりすぎてぼっちゃんして花火見られない、ってのもありかも。だからそれリトバスじゃなくてMOON.ネタ。
※18禁本リキコエクスタシーは買っていません……
conica(紗倉澪氏)
・君と見る夢
虚構世界から脱してHappy Endになっても、まだ遠慮のある理樹くん。
根本からはすぐには変われない、という感じかと思いますが、なんとなくわかる気がします。
がとーねーじゅ(+な)(名賀巴氏)
・はぐるまのせかい
私も社会の歯車です。私、笑顔でいれてるかな?(だからそれリトバスじゃなくてONEネタ)
睦月屋臨時店舗(睦月まさと氏)
・SONOROUS
引用。「わたし達は望む場所には、手が届かないことがほとんどです」(西園美魚)。でも、だからこそ手を伸ばすんだと思う。なんかAIRっぽいですねん。
ギグス(夾平氏)
・TROMPE LOEIL
セイカクハンテンタケ(いちいちネタが古い)。ちがうけど。
宇宙のはじっこ。(芭桜氏)
・空の向こうの未来
AIR後日譚。「だから、私たちは幸せでありつづけましょう」(台詞引用は不正確かもしれません)の実践編。表紙のタッチにものすごく惹かれました。そして表紙絵のしおりをいただきました。
これらのメンバーの中で、結構な横の繋がりが生まれているようで、Kanonの頃の感じがよみがえってきている気がします。ひと世代違うようですが。
(とはいえ、AIR以降、鍵系がやや盛り下がってきてから、これだけ本格的に買った時期がないような気がするので、知らなかっただけかもしれません)
あと失敗。雨風色堂、ten-2、Rurirara*あたりをスルーしてしまった……? 見たけれど買わなかったのかな……? お誕生席だったりするとかえってスルーしやすい罠orz
麦畑(高橋むぎ氏)
・春予抄(マリみて)
18禁でないのだけ買ってきました。そしたら葉鍵島なのにマリみてだけだった罠。
羽根屋根だけでなくこっちでも瞳子さんいじりか。ハッピーアイスクリーム?
<ギャルゲー系同人誌>
さよなら教
・さよなら教毒本2
アート系っぽいですねん。中身はいまひとつ深まらない感じがしなくもないですが。しまった、辛口。
<評論系>
波状言論(東浩紀氏)
・波状言論号外7号
まあいつものかんじでごあいさつ。
いつも思うこと。自分の書いていることはなんか旧世代的と思われそうで恥。
汎用サーチライト
・汎用サーチライト第5号
いつもながら緻密、視るとはどういうことか、まで深く考えさせられる。
わたしなぞ書き殴りでどうしましょう……。
WWF
・押井学会vol.9 「スカイ・クロラ」特集号
私はもっと勉強すべき。
Click Beetles
・エロゲー人工知能〜自然言語処理入門編〜
毎回違った観点から面白い切り口を提供していただきます。一応文章屋からすると、表層の言葉の採用、という所は機械的にできるけれど(以下略)という感じですね。あ、えちぃシーンだからべつに表層的でいいのか(苦笑)。
企画大好き企画屋さん
・(委託)杉井光(と)いっしょ!(LNF)
まあ某氏の御尊顔の保存ということで。
今まで使っていて気付いていたのだが、備忘録としてメモ。
ユーザー名以下のマイドキュメントフォルダにndiaryと元データ、出力先フォルダを指定しておくと、日記と年月毎リストページはちゃんと出るが、種類別は出力されない。マイドキュメント以外にすると出るようだ。ちなみにVer.2.6.5.0。
コミケ後の息抜きに(?)『D.C.II P.S.』小鳥遊まひるクリア。
セーブ箇所がなくなりました。50箇所では全然足りません。相変わらずセーブしすぎ。こんなときPCだったらコピーして待避させるのに。
……同じ事をリトバスでしようとしたらコピーするファイルにいろいろあって死亡したことを思い出したり。
で、ネタバレです。よろしく。
さてさて、話の流れですが、学園七不思議の話を全て聞いて回ると幽霊さんのまひるが「出る」訳だったのですが、これが結構面倒。しつこくセーブ&ロードを繰り返すはめに。
さてさて、「出て」からはなんというか、願いを叶えると別れがやってくる、終わりに向かうために歩みを進めるというジレンマ話。
短くも美しく燃え。
最後に違った人が現れて……というところは、頼子さん的構造かと。これはきっと花咲茜と同種のはなしなのかな、と思ってみたり。
鷺澤美咲を含めて恋愛に臆病になっている仲間繋がり。
俺もか!(ツッコミ禁止)。
この後どうしよう。続けるべきか否か、それが問題だ。
タイトルに特に意味はありません。
コミケ直前にものを書くため『D.C.II P.S.』をやっていたので、その状況報告を。
書くためにプレイするという逆立状況。でもいつもそんなもんですよ。
我に七難八苦を与え給え。
C74直前まで時は遡ります。
ネタバレ御免。
プレイ順
花咲茜→エリカ・ムラサキ→朝倉音姫→朝倉由夢→D.C.→al fine→アイシア(→いまここ)
蛇足。
PC版のときから頭のなかでちらちらしていましたが、チョー繋がりで、純一の台詞をワンワン(NHK教育「いないないばあっ!」)が喋っていると思うとかなりがっかりした気分が味わえます。
前回の同人談義を踏まえたうえで、今回買ったもの(同人二次創作漫画)を晒してみます。
必ずしも新刊ばかりではありません。即売会参加がほとんどコミケだけなので。
羽根屋根(くぅくぅ氏)
・「大切なこと、教えて」(CLANNAD杏視点、朋也渚本)
・「幸せを謳えば」(マリみて)
・(タイトルなしコピー本08/04/27発行、CLANNAD朋也渚本)
・「Someday's dreamers」(ARIAアリシア見送り本?)
正直言ってしまうと、今回購入した羽根屋根のCLANNAD本は、CLANNADが好きすぎて目線が近くなりすぎている感があります。やばし。のっけから辛口すぎた。いや、まあ、これも羽根屋根さんのとこの本が好きであるが故だったりするのですが。
Pinsize Inc.(みたりんこ/MITAONSYA氏)
・「はみだしぴんさいずおえかきちょう」
・「Petits Fours 5」
もう少し本格的なおはなしのある本が読みたかったな、と。
PARADOX(みさき樹里氏)
・「run a round like a scarlded cat」(リトバス理樹鈴のみ生還END後日譚)
・「筋肉JUMPER!!」(リトバスみさき樹里、ゑむ合同誌)
結構凄惨なの好きなので、みさき樹里氏の、2人だけ生き残ったあとの話(上の本)が今回のマイベストかなあ、という気がします。今回の陰で泣いてる話その1。
仙弾&Beastics(おこさまランチ氏、まゆなゆうま氏)
・「夢で逢えたら」(リトバス来ヶ谷クド葉留佳本)
・「ハッカアメ」(東方霊夢魔理沙本)
まあ、来ヶ谷の世界みたいなのは、読み込もうと思えばいくらでも付与できるものではありますが、虚構であるにもかかわらず/虚構であるが故に大切になってきた、みたいな話ってーのは、ギャルゲーを外側からプレイするプレイヤみたいなメタな話になってきてますねん。
麦畑(高橋むぎ氏)
・「escape」(CLANNAD智代本)
・「魔法のアンサンブル」(リトバス小毬本)
・「出会いはほのかなリンゴの香り」(ゼーガペイン本)
前々からゆきねえには何か裏があると思っていたら、こんな腹黒だったのか!みたいなむぎ氏の俺設定は嫌いじゃないです。
picon(舘内あき氏)
・「PECOPOCO」(ONE七瀬本)ONE七瀬本としてはラスト
・「ワニと小鳥」(ツインテール本)
そうですか……七瀬本卒業ですか……お疲れ様でした。女性から見る七瀬という人物の理解・受容について、舘内氏からいろいろ教わった気がします。
ARI-COM(アリ氏)
・「ハルカナル」(リトバスオーラス後葉留佳佳奈多+クド本)
・「ゆきのあさ」(リトバスクド真人+佳奈多本)
上は途中まで葉留佳のキャラクタでおふざけしておいて、突然転調、陰惨な話を持ち出してくる落差がいいですね。わたしってほんとに嫌な話好きなんですね。
傷の数だけ優しくなれる。
雨風色堂(ふーらい氏)
・「GIRLS DON'T CRY」(リトバスRefrain鈴小毬本)
画力あるので感心しているのですが、状況に比して絵がというか表情が、大げさな気がしてってのがあった気が。ほんと辛口ですみません……。
Pendola(ふゆいち氏)
・「僕と世界の境界線」(リトバスRefrain→オーラス鈴小毬本)
RefRain屋上話補完もの。海のからめ方がうまいので買いました。
Rurirara*(悠月氏)
・「Little Merody」(リトバスRefrain小毬恭介本)
恭介≒小毬の兄、の認識にはおぉ、と思いました。きょう×こまはアリですね。
ten-2(かゆねにう氏)
・「スバラシキセカイ」(CLANNAD朋也&渚ED時の杏椋ことみの反応本)
裏で泣いてる人がいるを表に出して、そして、好きな人が好きな人と結ばれるのが幸せ、と言い出してる話。こういうのはきらいじゃないっす。陰で泣いてる話その2。
合同誌:鍵で同人女子部(12名)
・「LOVE&Key」
……というわけでリトバスばっかですね(汗
いやよいやよも好きのうちってか。
Key系同人誌から見る原作の受容やら翻案やら創作における話でなんか論考でも書けないかな、と一度思ったことがあったのですが、結局購入の選択眼が自分基準なので自分語りになります、ということで。
しかも俎上にあげられた同人作家諸氏からは白い目で見られると。
ひどい話。ごめんなさい。
まずはコミックマーケット74終了お疲れ様でした。
当サークルtheoriaにお越しの方ありがとうございました。
今回はへっぽこD.C.II本ですみませんでした。
仮説です。同人漫画家さんに読まれると怒られそうな話題。
漫画描きもしない奴や二次創作しないやつが何を言うかと。
仮説)「出来が今一つな本編の方が同人的に「良い」作品が生まれる」
まず、「良い」に鍵括弧があるのは、私が購入する傾向の高い、本編を深く理解した上で状況や人物の感慨を掘り下げた同人誌が増えるという意味で。
経験則ですが、鍵同人をずっと浅めに追いかけていると、同人活動的に
Kanon>CLANNAD>>AIRみたいな気がするので。
ONE以前はあまりメジャーになっていないので、層の厚さでは単純比較できないかと。
……と、このようにまず否定的にブチあげてみましたが、喚起力の多さとポジティブに捉えることもできるのかもしれない、とまずは反省しておきます。
ただ、その喚起力というのにも定型的なところはあって、その重複をみるのも二次創作の魅力であると思います。
原作作品上の(描写の?)隙については、AIRだって描写の及ばないところ(及ばない、とは未熟という意味ではなく)は多々あると思います。だから直接に、隙があるから同人が流行る、ではないのではないかと。このあたりは数量的に論じられませんが。
あと、そもそも麻枝准の魅力は他者の期待の及ばないところに人をもっていくというところである訳なので、AIRだけが特殊事例と考えるのは却ってAIR至上主義を助長するわけで。拒絶という点では、少年が見送るのみで共に旅路を行くことのないMOON.然り、智代アフター然り。それを私は「さよならの系譜」と呼ぶわけですが。
まあ、実際は極北というか他の追随を許さない厳しさというものがAIRにはあってですね(以下略)。
多分、本当の問題は、「満たされないから俺が追加修正してやる」ではない形で同人が動いていることからかもしれない、といま思いました。
ある程度同種の感慨を肯定的に受けとめて、その感慨を反芻し、なぞりながら深めて同人が生まれる傾向が強いと(羽根屋根のように)。
そういう傾向であるが故、不全感が先に立つと、気分がよろしくないから身辺から離れていき、数量的な面で同人の数が出ない→質がいまひとつに、という点はwhiteさんの拒絶に関する御指摘はその通りかと思います。
♪おっもいで、おっもいで(システムボイス担当は常にさくらな私)。
まず、人形劇のフォローは、ゲーム本編音姉シナリオでは後で思い出すシーンがなかったので、アニメでは音姉の義之部屋整理シーンで「僕の願いは消えること」と言ってはばからなかったエトとの類似性をうまく補っていましたとか思う私は正義の魔法使い贔屓です。
正直、アニメでは、ここまで音姉メインできておいて、そんなに由夢にも操たてたいのか、みたいな色気が透けて見えました、というのは鬼ですか。美夏シナリオ横取りとか屋上通過での音姉行きだからできるだけ並列気味は以前からわかっていたのではありますが。まあ、家族みたいなものというくらいの関係の濃さなのだからそれくらい近くてもいいよね、という感じですか。常に紙一重で姉が優遇されてるけれど。
オーラスの、さくらんぼはお兄ちゃんと一緒に昇天してあとは仲良くやって下さいみたいなのは、みんなが忘れて義之が消えて、音姉だけ鬱状況のなかで樹のなかで既にやってるんではないかとかいうのはなしですかそうですか。50ン年経っても文字どおり、枯れない"さくら"なのだし。
この状況じゃいくら否定されていてもやっぱ音夢はすでにお亡くなりで、身の空いたお兄ちゃんと心中としか考えられません。
ゲームでは、D.C.シリーズのゲームシステムたるシナリオモジュール化の弊害なのか、描写が足りてないという印象のところが少なからずあったわけですが、部分部分はオリジナルそのまま持って来たにせよ、並べ替えてうまいことはめ込むとまあ連続性の担保によって説得力は上がるのかな、という気はしました。先述の泣き芸もあると思うけれど。
忘れられていくところあたりは、ゲーム本編では特に性急さが際だっていたので。もっとじわじわねちねちやれよと(それは違うメーカーです)。
まあ、忘却ネタに挙げられるように、シナリオモチーフ的にはどこぞで使われたようなのを使いまくっているといわれればそうなのではあるのですが、いろいろ見ている人には蓄積の分だけ連想/邪推?するきっかけになっていいのではないか、という感じでどうかと。
そして唐突に思うのは、我々プレイヤ/視聴者は、常に通過していく者だということ。見届けるしかない存在でしかなくて。
そしてヒロイン一人ひとりに、シナリオ一つひとつに真実はあって、そしてその重みだけが私の中に沈殿していく。いつまでも並列だとかあざといとかいっても、各シナリオ分岐毎には、単なる浮気性というより、そのときには、その想いが真実だったんだ、というところからしか受け取るしかなくて。
もちろんD.C.のシリーズはタイトルの意味通り意図的に前作のリフレインを行うことが常道になっていて、常に、同種の想いの、同種のシチュエーションの参照を誘導するところはあって、それが今回、朝倉一族や白河一族、そしてなによりもさくらを通して、繋がっているところが多いのですが、ボクだけが変わらずに、みんな結婚して、子供が生まれて、それなのに、「まだボクはこんなところにいる」(この台詞も別メーカーの転用)、みたいなさくらの寂しさは、プレイヤキャラクタやヒロインはシナリオを読み進めてどんどん幸せになっていくのに、ギャルゲープレイヤ(また、そうである私)は、みんなが通過していきながらも、自分自身はいつまでも同じところにいる、という感慨にあてはまるところなので。
まあ、この手法も、音姉が私もシャルの気持ちがよくわかる気がする、というのと入れ子になっていると。
このようなことと似た感じはhide(疏水太郎)さんに「キャラクターのことを考えるのは故人を供養するに等しい」とか「思い出を抱えすぎてしまったよう」という『永遠の現在』のあとがきで言われていることではありますが、改めて、超ネガティブに捉え直してみたところと言うとなんかひどい感じで申し訳ありません。
(追記)
ゲームの「D.C.」編ラスト、さくらのあのシーンは「別の世界に生まれていた」などと言うと、KSLA-0019『Love Song』trk.02「青の夢」の歌詞「春の陽ざしに生まれた僕は/別の星に生まれていた」に近い感慨なのではないかと思ったり。
最後にはどうか、美しい、出会いを。
なんてことを思う。
D.C.II SS見ながら。
音姉のところで「あなたのこと、忘れます」とくるか?とか一瞬でも思った私はやっぱり鍵っ子ですorz
アニメD.C.II SS見ながら復習。
以前には、さも容易に、アイシアのこと叱れないじゃないかとか言いましたけど、なんか、50年もの時が経つことを考えると、人間元のところに還ってくるというか、やっぱり踏み外すようなことというのはあると思うのですよ。
ましてや、これひとすじ、と賭けてきたものについて、うまくいかなければなおさら。それまで自らが費やしてきた時間、熱意、それらが全て無駄であると思ったときの空虚さ。
このように思いを馳せると、さくらさんのことをどうこう言えない、と思うわけです。
まして、嫌連想モードを発動するなら、さくらさんの孤独は、ギャルゲーに耽溺して家族を持たないできた(いや、まあ、厳密にはそういう訳じゃないけど(笑))自分自身に突き刺さるわけで。
そんなむちゃな類型化をされるとさくらさんにきみとは違うんだよと怒られます。
僕も消してください(そうくるか)。
もう6月4日を過ぎてしまいました。
南無。
まあ、ぶっちゃけてしまうと、ライスシャワーと私の関係は、朋也と智代の関係になぞらえてしまうことができるわけなのですね。
朋也の記憶喪失=2年間勝利を忘れていた彼
記憶喪失後の期待と失望の繰り返し=日経賞での復活の兆しと骨折や、有馬記念での復活の兆しとその後2レースでの6着敗退
朋也の一瞬の記憶の蘇り=天皇賞・春の2年振りの勝利
記憶回復直後の夕景から死=宝塚記念の死
でも、いずれも精一杯生きたことでも共通。
そして、智代のように直接的に関わることはなくとも、精神的には、いつも一緒に過ごしていた気になっていたこと。身勝手だけれど。
一緒に歩いた(つもりの)2年間だったこと。
復活だけをひたすら信じ続けていたこと。
そしてその想いは奇跡的に達成されたこと。その現場に立ち会えたこと。
達成のその直後に分かたれたこと。
いま、ひとりになっても私は歩き続けていること。
すっかり出遅れてしまいました。
ONE10周年おめ。
私が購入してプレイしたのは7月くらいだったので、少し短くはあるのですが、ネタが降臨してしまいましたので、とりあえずだだ漏れで貼っておきます。
10年…
10年ていう時間は長すぎるよ…
残酷…
いろんなことが変わって…
10年経ったら、いろんなことが変わって…
10年前の自分から変わってゆくのに…
あたしはまだこんなところにいる…
あたしのこの10年は、なんにもだった…
なんて、言えるわけないだろう…
おまえらみたいな友達に恵まれてっ!
幸せだったさっ
おまえたちと出会えていなかった人生なんて考えられない!
それぐらいだっ
これを、ONEなどをきっかけに出逢うことのできた皆さんに捧げます。