紅茶(ミルクティー向きの細かいタイプの茶葉)、牛乳(成分無調整)、水
小さな手鍋に水約160ccを入れ、火にかけます。
沸騰するのを待つ間に紅茶を6g(ティースプーン大盛2杯)計っておきます。
沸騰したら、茶葉を投入しながら火を止めます。 (片手で茶葉を入れながらもう片方の手で火を止めるタイミング)
すぐに蓋をして4〜5分程そのまま待ちます。
蓋を開けて牛乳約160ccを加え、再び火をつけます。
スプーンで軽く混ぜながら加熱し、飲み頃の熱さになれば火からおろします。
茶漉しで濾しながらカップに注ぎ、出来上がりです。
シナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグなどのスパイスを加えるとインド風チャイになります。
スパイスは粉末よりもホールタイプを砕いて使う方が粉っぽくならずに良いです。
スパイス類は沸騰途中の水に入れ、茶葉を加える前に軽く煮ます。
(数十秒程度で良いです。)煮る時に水が蒸発しますので、
スパイス無しの時より水の量は若干多めにするとよいです。
軽く煮た後は火を消しながら茶葉を加え、後の作り方は上記の通りです。
水の量は、あまり少ないと茶葉が開かないのでマグカップ1杯分だけ作る場合は 上記の量(約160cc)ぐらい必要ですが、 もっと多い量をまとめて作る場合は水の割合を減らし、その分、 後から加える牛乳の割合(量)を増やす事もできます。
例えばマグカップ2杯分作るなら、最初の水の量を280cc(140cc×2)にし、 後から加える牛乳を360cc(180cc×2)にするというように。
要は、茶葉6gに対して水と牛乳が合わせて320cc程であれば良いのです。 蒸発と茶葉に吸収されて減り、実際の出来上がり量は300ccぐらいになります。
一般に知られているロイヤルミルクティーの作り方には、 最初から水と牛乳を一緒に鍋に入れて紅茶を煮込む方法もありますが、お勧めできません。 紅茶の香味成分を充分に抽出するには牛乳は邪魔なので、牛乳は後から加える方法をお勧めします。
茶葉を投入してから火を止めずにぐつぐつと煮込む方法もあり、
チャイは本来そちらの方が一般的な作り方なのですが、
上質な紅茶でスパイスを入れずに作る場合は火を消して蓋をする方法をお勧めします。
煮込むと上等の紅茶のせっかくの香りがとんでしまいますので。
中級品以下の紅茶を使用したりスパイスを加えて作る場合は 茶葉とスパイスを一緒に煮込んでも良いと思います。その場合は弱火で煮込んでください。
インドやスリランカではチャイはごく庶民的な飲み物で、
紅茶は輸出に向かないような低級品が使われるのが普通です。
質の悪い紅茶からめいっぱい味を煮出してたくさんのチャイを作る為に、
ぐつぐつと長く煮込まれます。
スリランカでは砂糖をたっぷり加えて激甘に仕上げますし、インドではふんだんにスパイスも使用されます。 そういう風に仕上げないのに、それと同じ方法で茶葉を煮出して作るのは必ずしも適切ではないと思います。
ロイヤルミルクティー(チャイ)には上等の紅茶は必要ないとよく言われます。 でも、香り豊かな上等の茶葉で作るミルクティーはやっぱり一味違います。
スパイスを加えて作る場合は香りは弱くても大丈夫ですが、 味自体は充分な厚みと重さをもった紅茶である事が美味しさの秘訣です。