


料金:¥3,000-(楽器は各自持参) ※会場がシェヘラザ−ドの時は会場使用料金¥500-が、 音楽スタジオ等使用の場合はスタジオ料金に応じて別途負担となります。
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● ダルブッカ・ワ−クショップ@AlmisTarmis 〜全五回/毎木曜日22:00〜23:00〜 日時:◆第1回 - 2007.10.25 ◆第2回 - 2007.11.1 ◆第3回 - 2007.11.8 ◆第4回 - 2007.11.15 ◆第5回 - 2007.11.22 場所:AlmisTarmis四谷スタジオ斜向かい「音楽館」 料金:¥3,000-(ビジタ−)、¥10,000-(5回チケット) コメント:ダルブッカ初心者対象で、ベリーダンスで使用される アラビック・リズムを中心に学びます。 お申し込みはホームページからメールでおねがいします。 または、AlmisTarmisスタジオでバービマコに直接お申し込み下さい。 URL:http://www.eva.hi-ho.ne.jp/barbee-mako/
最初にアラブ音楽に接したのは「STOY」というバンド(ちなみに最初に見たころは「East Bound Session」という名前でした)で、佐藤允彦(Piano)、常味祐司(Ud)、太田恵資(Violin)、吉見正樹(Tabla)といったメンバーで演奏しています。最初はタブラを目的に見に行ったのですが、このバンドで演奏されていたトルコ、エジプト、ギリシャの音楽に魅せられてしまったわけです。で、ここで演奏されている曲の元曲やトラディショナルなパーカッションで演奏されているものはないかと探していて見つけたのが「Bustan Abraham」というバンドでした。このバンドはTaiseer Elias(Ud)、Amir Milstein(Flute)、Emmanuuel Mann(E.Bass)、Zohar Fresco(Percussion)、Avshalom Farjun(Quanoun)、Miguel Herstein(Classical Guitar & Banjo)、Nassim Dakwar(Violin)といったメンバーが中心となって、アルバムによってはボーカルやStringsが加わったりしています。また4枚目の「FANAR」というアルバムではゲストにインド音楽のページで紹介しているザキール・フセイン(Tabla)も参加していたりします。
アラブ音楽もインド音楽と同じようにあまりハーモニーというものがなく、メロディー楽器とリズム楽器とドローンによってできています。なかでもメロディーは特徴的で、微分音と呼ばれる西洋の平均律における半音のさらに半音より小さい音程がメロディーのなかに含まれることがあります。このことを除けばメロディー自体は大変メロディアスで日本人にはすごく合うような気がするのは私だけでしょうか...。
そんなわけでアラブ諸国のメロディー楽器にはフレットのないものも数多くあります。また楽器のメロディに関してもそうなのですが、歌に関しても独特の「こぶし」があり、この部分は好き嫌いの分かれるところかと思います。日本の演歌などの「こぶし」の原点はアラブ音楽にあるという説も聞いたことがあります。リズム的には奇数拍子(5拍子や7拍子)のものも多くみられ、こういったリズムになれてない方は最初は若干違和感があるかも知れません。
アラブ音楽のメロディー体系はマカームと呼ばれています。インド音楽におけるラーガと同じようなものと考えていいかもしれません。このアラブ音楽の体系は古代ギリシャに端を発し、色々な発展をしつつヨーロッパ音楽へと受け継がれていったといわれています。グレゴリオ聖歌のような教会旋法(イオニアン、ドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、エオリアン、ロクリアン)もマカームから発展したといえるかも知れません。
一方、リズム体系の方はイーカーと呼ばれています。2/4, 4/4, 3/4, 7/5, 9/8, 10/8といったさまざまなリズム系を持っています。例えばセマーイと呼ばれる10拍子のリズムの場合だと、3+2+2+3といった部分にアクセントが分割されてカウントされます。イーカーは2拍子と3拍子の組み合わせを付加していく「付加リズム」型のものといえるでしょう。
アラブ圏にも色々な楽器があります。ここではとりあえず現在自分のバンド等で使用しているものを簡単に紹介をさせていただきます。

ウード(Oud/'Ud)はアラブ圏で最も重要な撥弦楽器のひとつで、ヨーロッパのリュートやアジアの琵琶の原形といわれています。ボディ部分はクルミやカエデの木を組み合わせて作り、表面板は白木でできています。また、アラブ独特の微分音(半音のさらに半音)をだすために、フレットは付いていません。弦は復弦で6コースとなっており、一番低音が1本で、あとの弦は2本ずつになっています。右手で使用するバチ(ギターのピックにあたるもの)は「ミズラブ」と呼ばれるもので、本来は鷹の羽が使用されます。写真のものはナイロン製です。


ダラブッカ(Darbuka)はゴブレット型のシングルヘッドの太鼓で、アラブ圏ではポピュラーな打楽器です。指や手のひらを使って細かいニュアンスを出すのが特徴と言えます。本来、ボディーは金属や陶器でできていて、ヘッド部分にはサメやエイの皮が使用されます。
写真左のものは私が最初に買ったトルコのイスタンブール(ISTANBUL)社製のエジプシャン・タイプ。アルミ鋳造のボディ、ヘッドはプラスチック。
写真右は現在愛用中のサンフランシスコで買ったエジプトは「Diamond Pyramid」社製のダルブッカ。アルミ鋳造のボディに貝殻象嵌、ヘッドはやはりプラスチック(写真はREMOのルネッサンス系で、Rhythm Fusion社の試作品とのこと)の楽器です。
エジプトではこのエッジ(打面のリムの形状が丸くなったもの)形のものをエジプシャン・タブラとも呼びます)。他には私も陶器&生皮(サメもしくはエイ、または山羊等)のダラブッカも持っていますが、生皮の場合は気候や湿度等の条件でピッチや音色が左右されるのでどんな状況下でも一定の音色を維持できる(?)プラスチック・ヘッド製のものを専ら愛用するようになりました。

レク(Riq)はエジプトやチュニジアで使用されるタンバリンの一種で、写真のように5個所にジングルが付いています。この太鼓もシングルヘッドでヘッド部分にはサメ/エイの皮が使用されます。この楽器も専ら指を使ったりホールドしている左手を揺らしたりして演奏します。写真奥はふたつともエジプト製で、フレーム部分に貝殻を使った装飾が施されています。右側は買ったときのままでサメの皮が張ってありますが、左側のものは、フレームドラム・プレイヤーであり、紙職人の中島菜音氏による合成紙を張ってあります。手前のものはREMO社製レイン・レッドモンド(女性フレームドラム・プレイヤー)・モデルでプラスチック・ヘッド製です。
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TAISEER ELIAS (Oud)
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NASSIM DAKWAR (Violin)
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ZOHAR FRESCO (Percussion)
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GEORGE MGRDICHIAN (Oud)
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常味裕司(Oud) |
1960年、東京生まれ。ス−ダンのウ−ド奏者“ハムザ・エル=ディン”氏の元で演奏法を学び、89年、93年、2000年にチュニジアへ渡り、アラブ世界を代表するウ−ド奏者アリ・スリティ氏に師事、本格的にアラブ音楽を学ぶ。日本では数少ないウ−ド奏者として、アラブ・トルコ古典音楽を中心に、各地のイベントや大使館主催のコンサ−トなどで演奏したり、様々な演奏家、舞踏家、パフォ−マ−と共演するなどの活動を展開している。また演奏だけでなく、音楽の企画も手がけるなど幅広く活躍しており、テレビやラジオでも多く取り上げられている。シルクロ−ドを音で旅する“東西琵琶物語”の企画にたずさわり全国的にコンサ−トを展開している。 |
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