植物園情報
ここでは、スイレンを鑑賞できる熱帯植物園(温室)を紹介します。オススメ順に並べてありますが、選定の基準はあくまでスイレンであり、他の植物に興味のある方とは評価が異なると思いますのでご注意ください。

草津市立水生植物公園 みずの森
交通 JR草津駅西口発、近江鉄道バス「烏丸半島」行き乗車、「みずの森」下車。(約25分)
ホームページ http://www.mizunomori.jp/

 いわずと知れた、スイレン・ハスの聖地。希少な品種を数多く揃え、質・量ともに国内最高の充実ぶりです。園内の設備も素晴らしく、スイレンをはじめとした水生植物を植えた庭園が目を惹きます。植物の状態もたいへん良く、栽培室で状態良く咲いたものと交換しつつ、展示植物を常に美しく維持しているようです。
 温室も非常に美しく維持されていますが、展示位置がやや高く、撮影しにくいのが難点です。撮影目的であれば、接近できる屋外展示が最適でしょう。
 また、シーズン中の休日は、殺人的な来場者数になるため、可能であれば平日に来園したほうが無難かと思います。

施設 ●入園料
大人  300円
高校・大学生  250円 
小学生 150円
●休園日
月曜(月が祭日の場合は開園し、次の平日が休園)
●入園時間
9:00〜16:30
7::30〜16:30(夏期間)


 屋外展示されたスイレンと、熱帯スイレン温室です。一般に温帯種は池植えが多く撮りにくいのですあ、あ、ここはスイレン鉢で展示してあるため、接写が可能です。


 烏丸半島にあるハス群生地(左)は、植物園裏手にあり、観光名所の一つとなっています。右は園内で咲くミズキンバイ

 左は温帯スイレンのラロック、右は熱帯スイレンのジャンです。

フラワーセンター大船植物園
交通 JR東海道線・横須賀線大船駅西口より、徒歩あるいは神奈川中央交通バス
ホームページ http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/05/1666/

  広い公園のような感覚の植物園で、遊びに来る家族連れが大勢います。温室の熱帯スイレンは関東では屈指の内容で、質・量ともにかなりの高水準です。スイレン池は通路を挟んで左右にあり、細長い構造のために鑑賞しやすく撮影も容易になっています。かなりの種類が展示されていますが、その状態も非常によく、花の撮影にはもってこいの場所と言えるでしょう。三脚持ち込みは禁止ですが、温室内は比較的明るいので、さほど苦労はしません。スイレンを目当てにいくなら、オススメのスポットです。

施設 ●入園料
20才以上  350円
20才未満  250円 
65才以上、身体障害者手帳を持つ人、高校生以下は無料
●休園日
月曜・祭日(月が祭日の場合は開園し、火曜が休園)
●入園時間
9:00〜17:00(4〜9月)
9::00〜16:00(10〜3月)


スイレン池はこのように通路の左右にあり、構造も非常に美しくなっています。スイレンのの状態は素晴らしく、多数の花をつけた株もありました。


 屋外の池には温帯スイレンも多数展示され、またハスが帯状に植えられていました。まだ開花時期には早かったのですが、シーズンには見事な景観になっていると思います。


その他の植物も美しく咲いていました。左はグロディアエ ブリッジェシィ、右は記録を忘れてしまいました。

神代植物公園
所在地 布市深大寺元町二・五丁目、深大寺北町一・二丁目、深大寺南町四丁目
交通  JR「三鷹」・「吉祥寺」から小田急バス


 バラ、梅、サザンカなど多数の花が観賞できる、広大な植物公園です。大温室の熱帯スイレンは、東京近郊ではもっとも充実しており、熱帯スイレンが目当てならばオススメのスポットです。夏には温室中庭の池にスイレンが移されるとのことで、この時期を狙ってもよいでしょう。ただ、筆者が4月に行ったときの感触では、植物の管理がいまひとつでした。アブラムシにやられている花が多く、傷んでしまった花も目に付きます。
 スイレンが置かれているプールは比較的大きいので、写真を撮る場合は300mm〜400mmクラスのレンズがあったほうがよいでしょう。温室内の三脚持ち込みは禁止ですが、夏に屋外に置かれたときは使用可とのことです。

施設 ●入園料
大人    500円
65歳以上 250円 
中学生   200円
(※小学生以下及び都内
在住・在学中学生は無料)
●休園日
月曜日
●入園時間
9:30〜16:00



 温室入り口には花のアーチがあり、その奥にはオオオニバスの池があります。早朝ならば、花が咲いている様子を見られるかもしれません。


 スイレン池は二つあり、それぞれかなりの数の熱帯スイレンが入っています。


 コロラータは丈夫なだけあって、非常によく咲いていました。家庭でも栽培しやすい、よい品種です。赤い花は名前をチェックするのを忘れてしまいました。ご存じの方がいらしたら、教えていただけないでしょうか。

佐原市立水生植物園
交通 京駅八重洲口から高速バス 駐車場あり
ホームページ http://www.sawara.com/ayame/


 千葉県佐原市にある水生植物園で、日本有数のハスコレクションで知られています。その数実に300種以上、四角く区切られたコンクリートプールに品種ごとに植えられた花ハスの数々は、まさに圧巻。7月から8月半ばくらいが見頃で、ハス祭も行われるので、ハス好きの方はぜひ訪れていただきたい。ハスと並んでハナショウブも有名で、恐ろしいほどの品種が展示されています。


広い園内にはハス池やスイレン池が多数あり、ところせましとハス・スイレンがひしめいています。スイレンは一般種)(温帯)が中心です。


ハスは、ほんとに見事な咲きっぷりです。左は西福寺観世(燭紅蓮)、右は酔妃蓮です。


新宿御苑
交通   新宿駅から徒歩10分(東あるいは東南口) 駐車場あり
ホームページ http://www.shinjukugyoen.go.jp/


 いわずとしれた、都内有数の公園です。園内には手入れの行き届いた木々が多数有り、その一角には熱帯植物の大温室があります。この温室の規模はかなりのもので、順路に従って見ていくだけでもけっこう時間がかかります。当然ながら育成されている植物の数も膨大で、普段目にする機会の少ない植物も多々あります。ただ、熱帯スイレンの展示はごく小規模で、オオオニバス二種がメインとなっており、スイレンは添え物程度に数種おかれているだけです。
 スイレン自体はよく手入れされ、状態がたいへんよいだけに残念です。中庭には大きな池があるので、夏の間はそこで熱帯スイレンも展示されるかもしれません。
 この温室も三脚は持ち込み禁止となっています。

施設 ●入園料
大人200円
小中学生50円
幼児無料
●休園日
月曜日
開園時間
9:00〜16:00
温室11:00〜15:00



 残念なことに、熱帯スイレンの池はこれ一つです。夏には屋外に追加で展示されるかもしれませんが、シーズンオフは寂しい状況ですね。


 数は少ないですが、スイレンの状態は非常によく、美しい花を咲かせていました。また、庭園の木々の美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。そこにいるだけで、心が浄化されていくようです。


11時くらいに訪れましたが、オオオニバスの花は閉じていました。桜は新宿御苑の名物で、素晴らしい木が多数あります。


夢の島熱帯植物園
所在地 〒136-0081 東京都江東区夢の島3-2
交通 JR線 新木場駅から徒歩
ホームページ http://www.necsoft.co.jp/kiba/nettai/index.html


 夢の島埋め立て地に作られた、夢の島公園内にある巨大温室です。公園内はいまひとつパッとしませんが、巨大温室の規模はなかなかのものです。温室内は滝が作られたり上映会場があったりと、ややエンターティメント指向の作りになっています。植物はヤシやシダ類が充実しており、花は少なめでした。熱帯スイレンは添え物程度ですので、スイレンを、目的にいくべき場所ではありません。
 温室内は巨大なヤシが日差しを遮っているため、やや暗めです。三脚使用は禁止なので手持ち撮影になりますが、シャッタースピードが遅くなって、かなり厳しい条件となります。ISO400程度で、明るい大口径レンズを使って撮影したほうがよいでしょう・

施設 ●入園料
大人250円
65歳以上120円 
中学生100円
小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料
●休園日
月曜日
開園時間
9:30〜17:00



 温室内には滝があり、その下にある池に熱帯スイレンが展示されています。設置場所が暗いためか、補助用の照明がありました。夜間点灯しているのでしょうか?


温室内に展示されているスイレンは少数です。左はエルドラド、右は名前がありませんでしたが、ペンシルバニアでしょうか。


熱帯花木も少ないながら展示されています。左は木立ベゴニア、右はアンスリウムです。熱帯雨林の再現をテーマにしているらしく、陰性植物がメインとなっていました。

千葉公園
所在地 千葉市中央区弁天3丁目・4丁目
交通 JR千葉駅より徒歩10分
入園無料 年中無休

 千葉県検見川で発見された大賀蓮は、推定2000年前の種子が発芽したことで有名ですが、この千葉公園は最初に大賀蓮が分根された場所の一つです。公園内には大賀蓮を植えたハス池のほか、大賀蓮に関する資料を展示した蓮華亭があり、休日には大勢の人々で賑わいます。
 大賀蓮は他のハスより開花時期が早く、見頃は6月後半から7月前半と梅雨の真っ最中にあたります。好天自体が少ない時期ですので、機会があったら逃さず訪問したほうが良いでしょう。


左が蓮華亭、右は咲き終わった花がらを摘んでいるところです。


大賀蓮は花付きが良い品種ではありませんが、最盛期はさすがに見応えがあります。