<本当の自分>
音楽をやりたい・・自己表現をしたい・・人を感動させたい・・何かを創造したい・・等、ここを
読んでいる人たちはきっと多少なりともこのようなことを強く思っている人たちだろうと思う。
あ、女の子にモテたい・・って人も大勢いるね、きっと。(笑)
大体は割りと幼少の頃から漠然と「人を感動させる」とか「芸術的なこと」に興味があった人が多いと
思う。子供時代に周りの子供よりマセていて「こんな子供たちと一緒に遊べない」って心の中で思ってた
人も多いんじゃないかな。こういう人はきっと多いと思うんだけど、特に芸術家やミュージシャン、
芸人などに多いように思う。粘土遊びやかくれんぼもまあ楽しいんだけど、いつもどうもちょっと
違うと言うか、自分と対等のレベルで話せる人を探していると言うか・・、なんかいつもそんな風に
考えていた気がする、個人的に。本当はあまりこんなことを考えずに普通に子供らしくまっすぐに
何も気にせず成長したほうが将来的には社会に出やすいと思うし、成功するのではないかと思って
しまう。感受性の強い子はなんでも深く物事を考えてしまうし、色んなことがわかり過ぎてしまう傾向に
あるから間違いなく傷つきやすい。人の考えてることも敏感に感じ取ってしまうところがあるように
思う。また価値観がやや人と違う場合も多いので、テストで良い点を取ることよりも、綺麗な絵が
描けるようになりたいとか、ギターが弾けるようになりたいとか、そう言った「一般的にはあまり
重要ではない」方面にやたら興味が向いてしまう人も多かったのではないかと思う。
それが強すぎるとかなり生き難い人生を大人になるまで、続けることになる。誰もわかってくれないって
やつね。ま、大人になったらなったで、変人扱いされたり、劣等感にさいなまれたり、あまり
いい状況でもない場合も出てくるんだけど、大体はうまいこと対処する術を覚えてくるので
親の言うことを聞かなければいけない子供時代よりは多少楽ではないかと思う。
まあ、今は自分が子供の頃と違って、音楽=大人たちから眉をひそめられる、って時代でもないから
バンドや音楽をやりたいからって周りと戦う必要もあまり無いかも知れないけどね。
それにしてもやはり特殊なことをしようとしていることに変わりはないから、周りの理解が得られない
場合もきっとあると思う。しかし、自分が追求したいこと、自分の作品をこの世に生み出したい人、
人を感動させたい人・・そう思っている人は間違いなく「こっち側」の人間なので遠慮せず、
思う存分やったほうがいい。もちろん諸事情により毎日没頭出来るほど好条件の人はなかなか
いないとは思うけど、「それが夢中になれるのなら間違いなくそこが君の居場所だ」あるいは
「それをやるために生を受けた」と言ってもいい。大袈裟かもしれないが、やりたいことが見つからず
仕方なくパチンコやゲームなど時間つぶしにやっている人もいる中で、「これがやりたくて仕方ない」と
思えるモノがあるならきっとそれはやるべきで、その為の才能も備わっているはずなのだ。
今流行のスピリチュアルなんとかではないが、心からやりたいと思えることはきっと魂がそれを
欲していることだと思う。そしてそれをやることが君の人生にとって自然なことなのだ。

しかしなかなか思うように出来ない、あるいは事情により今は没頭している余裕が無い場合も
あるだろう。その場合は来るべき時に備えて本を読むとか、少しでも近づけるように待機して
おくことが大切だ。仕事や勉強などで出来なくても無理に忘れなくていい。やりたいなら
執念深くしつこく水面下で、浮上するのをじっと待つ!継続は力なりと言う言葉はやはり
間違ってない。続けることも才能だって言葉もある。そのうちタイミングよくいい活動が
出来るときが必ず来る。

<「こっち側」の人たち>
俺が音楽を始めた頃は、「音楽=後ろめたい」と言う時代だった。かぐや姫などのフォークブーム、
髪を伸ばしてうるさいエレキギターを弾く・・など不良と言うレッテルを貼られる時代・・ほどは
いかなくてもやはり今で言うカミングアウト的な印象を与えてしまう時代だった。今なら
「へぇ、かっこいいね」なんて言われるだろうけど、その頃は「勉強の出来ない落ちこぼれ」
「スポーツもダメ」「変わってる」なんて思われた時代だ。だからまずは仲間を探すことが大変
だった。同士ってやつね。実際その頃からとてもコンプレックスがあってどうしても自分は
人のように生きられない、普通に社会に出れるんだろうか?って思ってた。まあ実際、アルバイトで
生活してライブハウスで演奏するって生活をしちゃうわけだが・・。
だからなんと言うか・・今でもどこか劣等感を持って生きている人間とか、人と違う価値観を持って
いる人(お金より良い曲の方に価値観が行ってしまうとか)、髪を切りたくないがために会社勤めを
あきらめるとか・・そんな人間をどうしても好きになってしまう。(苦笑)困ったね。
そんな中にはどうしようもないクズ人間もいるだろうが、先に述べたようなとても感受性が強く、
頭のいい人が多くいる。そのような人たちと話すのは面白い。きっと似たような人間だからね。
音楽人だけではなく、例えば絵を書く人、手芸や生花のような芸術家タイプの人たち、それと
いわゆるオカマと呼ばれるような人たち・・いや、オカマさんが好きなわけでは決してなく、
彼女(?)たちは幼少の頃から悩んでイバラの道を歩んできた人たちなのだ。普通の人の2倍は
悩んで来たに違いない。傷つけられ考えに考え抜いた結果こうなっている。人の痛みも十分過ぎる
ほどわかる人間だろう。日の目を見れる人は少ないだろうけど、自分らしく生きている点では生き生き
しているし、少なくとも子供の頃から英才教育を受けて株で大儲けして法をすり抜け脱税のために
興味の無い絵画を買いあさる・・ような人たちなんかよりとても暖かい人たちのような気がするのだ。