<竿物の話し>
<弦高の話し>
ちなみにベースでの弦高の目安はネック及び指板、フレットが正常であるとき、12F上で、フレットの
弦も重要で、普通はラウンドワウンドだろうけど、太く甘い音にしたければフラットワウンドも
自分の機材にうとい人・・と言うかあまり気にしない人が多い気がする。それでも支障がなければ
いいんだけど、支障が出ると困り者だね。特にギターとベースの竿物について話をしたいんだけど、
電気系統のトラブル、接触不良などは多いね。ジャックの部分、ネジが緩んでないか確認しよう。
またエフェクターの接続部分も接点復活剤やクレンサブル等の潤滑剤のようなものでシールド
しておくと安心だね。接点復活剤はボリュームポッドにも使える。エフェクターに使う場合はあまり
中まで吹かない方がいい。基盤やプラスティック部分が侵食して割れる危険性がある。
それからアクティブタイプ(電池が必要)の楽器は電池もLIVE前にはチェックだね。
ケーブルもあまり安物はやはりやめた方がいい。種類によって大分音が変わるから色々試すのも
面白いね。有名なところではモンスターはやや固くドンシャリ気味、ベルデンは中域に腰があり
高域に艶があるがあまり高い方は出ない、ジョージエルズ、中でもクライオ処理済のそれはもう
フレットに弦が当たる音まで生々しく出る感じで、うまい人はよりうまく、ヘタな人はよりヘタに聞こえて
しまう凄いケーブルだ。プロビデンスは高域が綺麗に出るね。ローはあまり出ないかも。
カスタムオーディオジャパンはクセがなく、クリアではあるがやや低域が膨らむ傾向にある。
またケーブルに非常に柔軟性があっていいね。
あと大事なのはプラグの形だ。USA物や国産でも高級機種はまずほとんど、楽器側のジャックは
スイッチクラフトが付けられている。これは世界標準と言っていい。当然プラグもそれに合うように
作られていれば問題無いのだが・・たまに合わずに接触不良をおこす場合がある。
どちらも不良品ではないのに、形が違うので合わなかったって事だね。
先に述べたジョージエルズのプラグは妙に丸く、スイッチクラフト社製のジャックとなぜか相性が
悪い。せっかくいい音なのに・・・。これが原因でライブで使うのは控えるようになってしまった。
ちなみに俺が好きなのはベルデンのケーブルにスイッチクラフト社のプラグをつけたケーブル。
中域にガッツがあって高域に艶もあるからね。ベースに使っているんだけどね。
-その2-
ギターはそうでもないかも知れないけど、ベースを持っている人はネックの調子を見てみよう。
ベースの弦の張力は約80キロもあるからね。緩めず張りっぱなしでは曲がらない方がおかしい。
ベースを自分の足の甲に立ててナット側から見る。弦は当然真っ直ぐだからネックが曲がって
いれば弦との対比で湾曲しているのがわかる。もし曲がっていたら・・。リペア屋さんに持っていくのが
一番かもしれないけど、もし自信があるなら自分でやってみよう。トラスロッドカバーを外して、
トラスロッドを回せばいいだけだ。弦の張力に負けて、順ゾリ状態なら時計回りに15分の位置くらいまで
回して様子を見よう。その際弦は緩めてしばらく置いておく。で、チューニングしてしばらく置いて
見てみる。逆ゾリなら回す方向は当然逆ね。ボディとネックを外さないとトラスロッドを回せないタイプは
初心者はやめておこう。慣れればどうってことないけど、まあ面倒だね。わかってくればボディと
ネックの間にシムを噛ませて弦高調節やテンションをコントロールすることも可能になるよ。
ちなみに弾かない時は弦は緩めた方がいい。ギターはそうでもないけど、ベースは半音程度ダウン
させてテンションから開放させてあげた方が無難。同じくアコースティックギターもね。
しかしあまりベロベロに緩めすぎるのもNG。
それから弦高ね。これは自分が弾きやすく良い音が出ていれば構わないんだけど、
弦高が高いことのリスクを書こう。「弦を押さえて音を出す」と言うことはいつも弦は指板と垂直に
チョーキング状態にあると言う事だね。要するに高いと音程がシャープしてしまい、低ければ
低いほどその傾向は弱まる。その昔シンセサイザーなどの絶対音感のある(笑)楽器の登場で、
チューニングは非常にシビアになった・・とプロのスタジオミュージシャンの間では常識なんだね。
良い音だけど音程が合ってない・・ではCDに出来ないからね。ま、電子楽器がいないバンドは
いいかも知れないけど、それでもチューニングがあってないバンドがたまにいるからさ。
メーターを使って合わせても押さえたら合ってない・・これは弦高が高すぎる場合やオクターブ
チューニングが出来てないからなんだね。
しかし低い弦高は、チューニングに有利、弾きやすいなどの利点の反面、ビビる、テンションが
弱くなるので音に張りがなくなる、ネックが真っ直ぐでフレットも一定(の減り)でないと音詰まりが
発生する・・などの難しい側面も出てくる。理想は低い弦高でテンションが程よくかかっている状態だ。
サスティンも良く、割とhifiな音になる。逆に太くタイトで昔風のサスティンの短めの音が良ければ
高い方がそれらしい感じになるね。
上から弦の下まで2〜3ミリと言ったところだろう。1弦はもう少し低くても細いので大丈夫だと思われる。
ちなみに俺は12F上で1.5ミリ、5F上で0.5ミリくらいである。ただ、この位低いと左手は楽だけどピッキングに
気を使うね。またこまめにチェックしないとすぐ変わってしまうので結構面倒だけどね。
また夏場と冬場ではネックが動いて、ちょっと変わってしまうから出来れば季節の変わり目に
チェックした方がいい。新品だとネックが動きやすい傾向にあるので落ちつくまではしばらくはこまめに
調整する必要がある。なにせ相手は木だからね。ま、その方が愛着が湧くってもんだ。ちなみにいわゆる
オールドと呼ばれる物、1960年代とか70年代の物はさすがに安定していてあまりネックの状態は変わらない
場合が多い。そこまでいかなくても10年〜2年くらい前の物でも安定してることが多いね。
面白い。ただ構造上テンションがキツいのでゲージは細い物を選んでいつもと同じテンション感に
した方が無難。またラウンドワウンドでもダダリオとアーニーボールの同じゲージでも音とテンション感は
大分違うからね。ダダリオの方は芯があり、かなり高い高域部分がシャキっと出る、アーニーは
もう少し軽い感じで明るく、ダダリオに比べるとやや下のほうの耳に付く高域がカシカシって感じで
出る。話題のエリクサーは本当に張りたての音が2〜3ヶ月続くよ。音の傾向はダダリオに非常に
近い。またニッケルではなくステンレス弦もあって、ドンシャリ気味でパキパキ、ビンビンする感じ。
DRなどが有名。難点は左手にひっかかりがあって指先に優しくない。