「楽器の持つ意味」
福山雅治さんがTVで歌ってた・・。彼の歌はいつもいいよね〜。いいけど・・いつものように
ギター抱えてたんだけど・・いつもはアコギ・・あるいはレスポールかな・・?でもそのTVは
・・フライングV・・。よりによって白っぽいフライングV・・。ジャケット着てた・・。
いくらなんでも似合わなさ過ぎ・・。彼がギターが好きでうまいのもわかるけど、イメージ
っつーのがあるでしょう。彼の清楚な明るい2枚目のイメージ?ま、勝手で悪いんだけど、
(意外とエロいのもわかるけど)やっぱり正統派のイケてる男性のイメージがあるよね。
それに対して、ギブソンフライングVってケバくてヤバくてメイクしてて・・ワルで、あるいは
反体制的で、クスリやってて・・いや、それは言いすぎか(笑)。ま、つまり、そんな
グラムロッカー的なイメージの楽器と言うことですよ。まさしく福山雅治さんとは正反対の
イメージね。わかりやすく言うとKISSのポールスタンレイとかね・・。
若い子には楽器の持つイメージってのがあんまりわからないかな・・ま、時代と共に
変わってくるとは思うけど・・。最近あまりに合ってないプロも居て、ふざけんなテメー!って
思っちゃうときもあるんだよ、オジサンは(笑)
ギブソンサンダーバードをハゲが持つな!エクスプローラーやVをデブが持つな!レスポールを
胸の辺りに構えるな!リッケンバッカーを指で弾くな!チョッパーするな!・・あ、それは自由か(笑)
まーなんつーかさあ、俺たちの頃は(この言い方悲しいけど)、Vなんか持ってたら、かなり
やるな・・的なイメージがあってそうそう簡単には持てないって言うかさ・・。ある種の覚悟が
いる楽器なワケよ。「楽器、何使ってるの?」「フライングV」「何!只者でない・・」みたいなね。(笑)
それじゃあ、相当面白いパフォーマンスを見せてくれるんだろうなって期待されちゃう楽器なワケ。
まさか福山さんのTVみたいにアコギみたいに普通にシャカシャカかき鳴らしちゃうだけとは思わない
わけよ。そう言った楽器の持つオーラみたいなものはいつまでもあって欲しいなと思う今日この頃。
ま、今は今であるみたいだけどね。スティングレイベースとか人気でしょ?あとはその人のイメージも
あるよね。黒のレスポールしか弾かない・・とか、赤がイメージカラーとか。
さて、ここでTOSHIさんが覚悟を持って(笑)サンダーバードを構えたときの写真を公開しましょう。
どうです?この気合の入り方。ここまでしないと、おいそれとサンダーバードは構えられないわけですよ。

「金が取れる・・か?」
その人をけなしてるわけではないよ、個人的にあんまり好きではない・・って話なんだけど、
「平井堅」の歌い方、マイクを持ってないほうの手の動き・・、ねばっこ〜い歌いまわし・・
感情の入りすぎた発音・・。ま、特にあの手の動きなんだけど、音程をとってるのかな?アレ。
音楽教室で練習してるのかと思った。マライアキャリーも似ような動きするな。
やっぱり音程が気になるんだろうな。多分歌詞はそれほど気にしていない。ま、気持ちは
わかるけどね。・・なんか悪口みたいになっちゃったな・・。そういうつもりではないのだけど。
歌自体はもちろんプロだし、うまいし才能あるのはまったく疑う余地はないのだけれど。
あんまり個人的には好みではないってだけなんだけどさ。
声(歌)だけでお金が取れるアーティストってなかなかいないよね。プロの中でも・・。
個人的に歌だけで、次元が違う、お金を取れるな、って思うアーティストは・・
簡単に思い浮かんだところで・・徳永英明、TUBEの前田亘輝、布施明(古いか)、
稲葉浩志(あくまで歌ね)、人見元基 ・・・女性陣だと夏川りみとか・・・ん・・
現役の人ではあんまり思いつかないな・・結局美空ひばりとか・・サーカスとかハイファイセット
とか・・?海外だと多いなあ。カレンカーペンターとか、ジャニスジョプリン、ロバータフラッグ、
ケイトブッシュ、ダイアナロス・・など。男性だとフレディマーキュリー、ジョンレノン、
ロニー・ジェイムス・ディオ、グラハムボネット、ロブハルフォード、ジェフ・テイト、
ロビンザンダー、ポールスタンレー、ヴィンスニール・・偏ってるな・・ざっくりだし、まあ
キリがないからねー。これはあくまで「声」「歌」そのものだけでお金が取れるのでは?と
思える人たちのこと。芸能の基本は「お金が取れる」と言う部分は絶対否定できないと思うので、
アーティストと謳ってる限り、歌、演奏(パフォーマンス)、楽曲、この3つでお金が取れるのが
基本だと思うんだよね。まあ、そこに「かわいい」「かっこいい」って項目も入ってきても
いいわけで、それがいわゆる「アイドル(偶像)」ってやつなんだろうけど、先に挙げた3つが
完全におろそかになってる日本の自称アーティストも多いな・・と思う今日この頃ではある。
歌ってるより、バラエティに出てる時間の方が長いような・・・で、結局、顔が売れてCDも
売れると・・。あまりにこれがひどいとちょっとねー。みんなも自分が誇れる部分を考えて
磨こうぜ。

<小田和正>
声でお金が取れる・・で、一人大切な人を思い出したんだけど、元オフコース「小田和正」
この人を入れないわけにはいかない。トップクラスの素晴らしいボーカルを聞かせてくれる。
なんでも声変わりをしていないとか、聞いたことがある・・。が、話してる声はさほど
少年っぽくはないので、声変わりは(男性として当然)してるけど、声帯がそれほど変化しなかった、
しても高い声を出せる柔軟な声帯のままだった・・ってとこかな?で、今回話したいのは、声のことではない。
プロって難しいなあ・・って思う話なんだけど、(先に言っておくが、俺はオフコースの大ファン
だし、彼の作る楽曲は素晴らしく尊敬もしている)最近の彼のステージの形態は、TVで見る限り、
どうやらギターを片手に歌うようである。ついでに言うとオッサンくさいベージュ色の布(?)の
帽子を被っている。(色は日によるのかな)小田和正がギターである。それもテレキャスター。
(だった気がする)当然ギターの音なんぞ生きていない。コンサートではきっとピアノも弾いている
はずだけど、最近はピアノに飽きてギターを抱えて歌うのが彼の流行らしい。しかし・・・、
う〜ん、小田さんがギターを抱えて歌う・・ま、何が言いたいのかと言うと、小田和正と言えば、
やはりピアノの前で歌うのが、お金を取れる価値ある形ではないだろうか?いや、当然わかって
やってるんだろうけど、この辺が実に、実に難しいところなのだ。本人としては新しいことも
やりたいし、進化もしていきたい。しかしファンは昔のままの小田和正を期待する。
この辺のさじ加減が実に難しく、長く活躍しているアーティストは人気があればあるほど、
この問題に悩まされることだと思う。ある部分は変えずに、ある分は大胆にチェンジ、進化して
行くのが多分一番ベターなやり方だと思う。例えばポールマッカートニーはステージで80%は
必ずベース(それもバイオリンベース)を弾きながら歌う。他はピアノ、アコギが主である。
自身の楽器演奏無しで歌うことはない。彼の楽器の音は全て生きていて、バンドの重要な要素である。
そして新曲を織り交ぜながら(最近はビートルズ曲が主だが)、ヘイジュードの大合唱などは
必ず演る。大部分のお客さんが求めていることは必ずやるサービス精神の塊のような人だ。
これが楽器を演奏せず、歌だけをやり、飽きたからと、ヘイジュード、イエスタディ、レットイットビー
ハローグッバイなど有名曲を外し、自分のやりたい曲だけでリストを組んだら観客は内心がっかりして
帰路に着くことになるだろう。ま、歌に限らず、彼はあの1960年代製のバイオリンベース、映画
レットイットビーでの屋上セッションで弾いていたあのバイオリンベースを抱えて、マイクの前で歌っている
ことに最高の価値があるといってもいい。個人的にはウイングス時代のリッケンバッカーも復活して欲しい
ところだが・・。ま、このようにファンは勝手な幻想を抱いているものである。小田さんの話に戻るが、
彼は多分どちらかと言うと、そういったファンの幻想に応えて行くより、いつまでも進化していきたい
タイプのように思える。ギターを弾いている姿から察するに、まああまりうまくはないだろう。
しかし、いつまでもピアノの前で「さよなら」を歌う過去の人になりたくないと思っていると思う。
この辺は先にも述べたが、非常にデリケートで難しいところだ。ただ、個人的な感想としては、<ピアノ>
これだけは小田和正から取り上げてはいけない気がする。エレキギターを抱えた時点で大事な商売道具を
忘れてしまったような、小田和正にとって商品価値が大分下がってしまう気がする。

<プレッシャー>
演奏すること、歌うこと、もっと大きく言うとステージをこなすこと・・・。
長くやっていると、始めは楽しんでやっていたことのはずなのに、なぜか
プレッシャーを感じできて純粋にステージそのものを楽しめなくなってくる・・。
多分ほとんどの人がそうではないだろうか?これはなぜか?自分が思うに、
始めのころは歌や演奏そのものがまず楽しい。もちろん時間がたっても
楽しいのだが、やはり始めのうちは特別な楽しみがあるよね。で、まあこれは
わかるとして、うまくなってきていい演奏が出来るようになって、お客さんも
ついてきているのになぜ楽しめないのか?多分色々なプレッシャーでは
ないだろうか?つまり「このレベルまでは楽しませてくれるだろう」と、
観る側が期待している、それ以上に喜ばせなくてはいけない・・等々、思って
ステージが難しくなってくるのでは?と思う。そして特にまだ始めのうちは、
「誰も自分たちのことは知らない、多分期待もしていない」と、思って
ステージをやる。このときにある種の開き直りが生まれて、「思いっきりやって、
もしいい演奏が出来れば、みんなびっくりするだろうな」と言う気楽な
気持ちになって、「集中して楽しめる演奏」が出来るような気がする。
本当にいい演奏が出来るかどうかはまた別の話だが、実は100%ホームの
状況より、多少アウェーの方がかえって気が楽・・なのかも知れない。
少なくとも俺はそういうところがある。期待が大きいと、嬉しいことだが、
裏切らないように、それ以上を提供しなければいけないような気がして、
気が小さい俺としては、ビビっちゃうのかもしれない(笑)
で、ここからがきっと大切なんだね。プロはもちろん、どんどん期待が
大きくなっていく状況で仕事を進めていくことになる。
その期待を全て自分たちのエネルギーに変えて、ステージを更に素晴らしいものに
していくのだ。考えてみれば、100%ホームならば、何をやっても大抵は
喜んでもらえるわけで、おなじみの曲を少しアレンジしてみたり、自分の
好きなカバーをやってみたり・・アドリブを交えて、自分自身が楽しんで
みたり・・。例えミストーンを出してもそれすらも笑いで、お客さんと一緒に
楽しんでしまう・・。等、ますます「自分たちのファンをコアに持っていく」
ことが出来る。こうなるとどんどん強くなってきて、熱心なファンが多くなって
いくことになる・・。と思う。だからまずはプレッシャーを感じるよりも、
ファンを見方につけよう、と思って、自信を持ってステージに上がることが
大切だ。




まだまだ続くぜ!see you next time.