<売りはなんだ!?>
バンドやアーティストとして、何が売りなのか・・。そして、自分なりのプライドや
美学がきちんとあるか。これはまあ特に話し合わなくてもいいけど、バンド内では
一応統一した考えがないとちとマズイ。例えば、演奏が一番の売り、とか歌のうまさ、
ルックスの良さ、楽曲の良さ、LIVEの楽しさ・・などなど、もちろん全部目指すのが
最高だけど、「うちはここだけは負けないよな」って部分が全員一致しているほうが
良いバンド、アーティストになれると思う。そして自分たちなりのプライドもあって
当然で、それにそぐわないLIVEや活動は無理にしなくてもいい。
「演奏だけしてお客さんとはコミニュケーションをなるべくとりたくない姿勢で
ステージをやること」が絶対に譲れないならそれで構わない。それでも最高のバンド、
アーティストならお客さんはついてくる。まあ、実際オススメは出来ないけど・・。
ほら、それだとお客さんを煽ることさえ出来ないからね。まあ、その辺はMCをとる
メンバーは他のメンバーに確認しておく必要もあるね。「笑うな」とかさ(笑)
また逆にお客さんも一緒にノって楽しいLIVEにしたいバンドなら、バンド全体で
その方向に持っていく一体感が欲しい。その辺はステージに出るよ。一人だけ
違う考えだと不思議とわかるもんだし、カッコよくは映らないね。
そしてその「売り」がとても大きくて、他の欠点となるような部分をも覆い隠して
余りあるようなら立派に通用する。結局、プロとか人気が出るってのはそういう
もんだよね。それほどルックスが良くなくても、歌が人々の心を打てば大ヒットするし
あまりにカッコよければやはり世間が放っておかない。新しいタイプの音楽もそうだね。
新鮮で良い音楽なら話題になる。
オリジナルでやっているバンドやアーティストで、ある程度人気を出したいと思っているなら
やはり客観的に自分たちをみて、長所と短所を見つめて(発見して)その上で圧倒的な「売り」を
みつけてそこを徹底的に強調しよう。もちろん基本が出来ていると言う大前提があることは
言うまでもない。

<バランスのとれたバンドになろう>
スタジオなどで練習するとき、バンドの中で各自の音量バランスを
ある程度把握しておこう。わがままな爆音ギタリストがいて、狭い
スタジオ内でギターばかり聞こえる環境で練習していると、本番に
なってギターアンプが遠く、音が小さいと(それが正規の音量かも知れないが)
やたら隙間があると言うか、音が密集していない分、いつもと違うので
不安に感じるときがある。しかし大体それがライブハウスや舞台の音量バランス
である。もちろん自分の音がよく聞こえる分とてもやりやすく感じる場合もある。
この辺が普段のスタジオで音量バランスを意識してきちんと練習しているバンド
と自分勝手な音量でやっているバンドとの違いが出てくる。それは生音も客席に
届いてしまうライブハウスだと「そのバンドが出している不自然な音量バランスが
そのまま客席に聞こえてしまう」ということ。まあPA側としては上の例に習うと
ギターに他のパートが消される為、とりあえずボーカルを死守したいので、他の
楽器には泣いてもらうしかない。ベースなんざ二の次だね(笑
バスドラを出してベースのローを削ってなんとかラインを聞かせて・・なんて
不自然なバンドサウンドになりかねない。
もちろん小さすぎてもよろしくないのだが、小さいほうがマシである。PA側で
フェーダーを上げるだけだからね。不安な場合は「自分の音、大きいですか?」とか
「音量、大丈夫ですか?」と聞けばいい。エンジニアは耳でも覚えているけど、
目で見てフェーダーの位置とレベル関係も頭に入っている。なので「通常より
大きい」とか「小さ目」とかすぐわかるわけだ。で、対処出来る範囲なら特に
何も言わない。まずい場合(楽器が大きくボーカルが弱いとか)は話すんだけど
ほとんどみんな素直に聞いてくれるね。まあ、ボーカリストも迷惑顔してたりする
から「あ、やっぱり大きい?」とか思うんだろうけど(笑)まあ、客席(PA席)で聞いて
大きいならステージ上はやはり大きすぎるわけで自分でも「うるせー」と思っている
場合がほとんどだが。前も書いたけどアンプの音が大きいのはなんの自慢にもならない。
いつも「自分の音、大きくない?」と気を配れるのが良いミュージシャンの基本姿勢である。
もしこの辺が適当になっているなら、一度スタジオで練習するときメンバーで
話し合う、確認し合うのも良いバンドになれる秘訣だと思う。第一、リハの時、
音決めが早いのでPAもより良い音を作れるし、時間も有意義に使える。

<スタジオでの練習の仕方>
もしかしてちょっと初心者向けになるかも知れないが、この辺も極意を(ってほどでもないが)
書いてみたいと思う。
まず時間のムダをなくさないといけない。せいぜい2〜3時間しか出来ない場合がきっとほとんど
だろうからね。ありがちな時間のムダとしては演奏や歌の色々なアイディア、アレンジをしている
ときに「自分だけ関係ない」と言った顔で音を出し続け、周りのメンバーはうるさくて話が出来ない
と言う形。これが一番最悪ね。ドラムにありがちなんだなあ・・。ギターとベースがポジションを
確認しているのにドラマーはドカドカ叩きまくっている・・とかね。頭のいい人は他のメンバーが
話をしだしたらすぐ音を出すのをやめて、話に加わる。自分の意見も通したいなら、ちゃんと
話に加わって自分のアイディアも出した方がいい。また曲の繰り返しの回数などをギタリストに
聞いているのに、すぐ弾いてしまうギタリストも困り者である。口で言えば2秒ですむ。「2回繰り返しで
イントロに戻ってエンディングね」とかね。弾かなければ自分もわからない場合は小さい音で頼みます。
いちいち爆音出すな(笑)途中で意見を言えない(笑)。こういう人間はスタジオが終わってから、
「あいつとはやりにくい」ってことで意見が一致して次からは呼ばれない(悲)。

<EFの考え方、繋ぎ方>
エフェクターをつなぐ順番と言うのは、ある程度の決まりはあるが基本的に好き勝手でいい。
ただ、順番が違うということは音も違ってくるのだが、これは主にゲインが変わるので
EFのかかり方の強さが違ってくると言うことである。ギターの場合は空関係と歪み系の2種類を
主に使うと思うんだけど、これはほぼ間違いなく空関係、つまりリバーブやディレイなどが一番最後である。
難しいのがイコライザー、コンプレッサーの類だよね。ま、これはどういう意味合いで使うかで
変わると思うんだけど、例えば一番最初にコンプで音量を揃えてディストーションに行って、
リバーブ、一番最後にEQでいらない音をカットしたりブーストしたりして好みの音にする。
その逆でまずEQに行って、最後はコンプで完全に音量を揃える・・。これもあり。
ま、ギターの場合あんまりコンプはいらないと思うけどね。オーバードライブやディストーションを
使う場合はそれで既にコンプレッションがかかるからね。クリーン系の音の場合はコンプは
有効だね。アタックが飛び抜けすぎるのを押さえてくれる。
要はアンプの歪みを使わない場合はリバーブなどの空関係は一番最後に繋げてアンプに行くのが
一番いい結果になる可能性が高い。

また色んなコンパクトエフェクターをつないで途中でエフェクトを踏みかえることがしたい場合、
EFの数が多い場合は直列に繋ぐと当然それだけリスクは高くなる。使っていないEFにノイズがあっても
それが音になってしまうからだ。またたくさんのEFを通過することによる音質劣化も厳密にはあるだろう。
これを回避するには並列で繋ぐことが有効。これはスイッチングシステムとか呼ばれていると思うんだけど、
要は1〜6とか番号が書いてあるボードにEFを個別に繋げて、番号スイッチのON、OFFによってEFに信号が
行くシステムである。なので必要のないEFをOFFにしておけば信号は流れないので余計な回路を通過しない
という健全なシステムである(笑)。昔は高価だったが、最近は安いのもあるのでたくさんEFを使い分け
たい人は考えてみるのもいいだろう。

センド&リターンを使う場合。
これは例えばマーシャルアンプなど、歪みをアンプで作りたい場合でリバーブは、EFを使いたい
場合などである。これは信号の流れがギターからEF→最後にリバーブに行って→アンプの歪み・・と
言った場合、そのまま繋ぐと上記の流れになるのであまりよろしくない。この場合にセンド&リターンが
ついているアンプの場合はそこにリバーブを繋ぐ。こうするとマーシャルアンプの場合の信号の流れは
ギターからEF→アンプの通常のインプットに入力(プリ部:EQ&歪み)つまりここで歪みを作る→
センド&リターンで繋げたリバーブ→パワーアンプ部に行って信号を増幅・・と一番良い繋ぎ方になる。

リターンのみを使う場合。
これはアンプのプリ部を使いたくない場合である。つまり自分でプリアンプを持ってきて、
そこでEQや歪みを作って、アンプのプリ部はスルーしたい場合である。
例えばヒュース&ケトナーなどのプリアンプを使って好みの音を作り、アンプ裏のリターンに繋ぐ。
アンプのプリ部は生きてこず、ボリュームのみ生きる。つまりアンプは単なる増幅器の
役割でしかない。まあもちろんプリアンプを普通にアンプの前に繋いでも一向に構わない。
持ってきたプリで音を作って、さらにアンプで音を作るだけだから。