<ステージ上における機材などについて>
長いシールドを持って来よう。特にVo&Gとかセンターに立つ人はアンプまで遠い場合があるので注意。
断線など不慮の事故の為に、余分に持ってこよう。(貸し出しはしてないよー)キーボード用は PAに繋ぐので、お店にあります。

ギター(ベース)もトラブル用に予備があった方がいいけど、無理ならせめて弦を1セット余分に持って来よう。
(E・ギター弦は売ってるけどもしかして売り切れのときもあるかも)

ラインセレクター、ABBOX、あるいはボリュームペダル等をギターとアンプの間に挟んで、シールドを
抜かなくてもチューニングが出来るようにしよう。特にベースやアコギはPAに直接信号が行っている為、
勝手に抜いてはいけないので面倒だし、音を出さずにチューニング出来ると、スマート。
またボリュームペダルはディストーションなどによるノイズをゼロに出来るので、MCなどのときに音が
出なくてかっこよい。

ドラムは演奏後(リハ後)は元のセッティングに戻すのが礼儀。
アンプもボリュームをゼロにしてOFFにしてね。

マイクはモニターの方に向けると、ハウりやすくなるので、注意。

マイクスタンドは必ずネジを緩めて、角度、高さ調節などを行ってください。
緩めずに無理矢理動かさないようにね。

持ちこみマイクはもちろんOKだけど、普通はライブハウス用にハウりに強いマイクを
使っている。超単一指向性ってやつだね。それを通常のマイクに変えると(マイクによっては)
ステージ上の音を拾ってしまい、ハウリングしやすくなるのでモニターの音を大きく出来ない。
それを把握して自前のマイクを使ってください。

<リハについて>
リハ終了後は必ずセッティングをメモること。

リハは通常ブッキングの場合25〜30分とってあります。セッティングも込みなので、10分以内で
セッティングして10分で演奏&微調整、すぐ撤収・・ってな感じで。

ベースはベースアンプではなく、DIに繋ぐ。抜く時は声をかけること。あるいはPAから
抜いてもいいよと声がかかるまで待っててね。
本番、リハともチューニングの度に勝手にシールドを抜くことは出来ない。
先にも述べたが、ABボックス等を噛ませて、シールドを抜かずにチューニングが出来るように
しておこう。あるいはチューニングメーターのアウトから行く方法もあるけど、音質劣化があるので
あまりおすすめは出来ない。

<モニター環境>
ドラムは生音、楽器の音はアンプからとりあえず聞こえるので、特にVo(声)を最大限に
返しています。十分な出力があり、聞こえないことはまずないので、もし聞こえないとしたら
他に原因があるので、それを取り除こう。

マイクにはなるべく口をつける感じで思いっきり歌ってね。レコーディングではないので、
とにかくマイクに声が乗ってお客さんに届かなくては意味がないから。
またラップの人にありがちなマイクの口の部分を覆ってしまう歌い方は、本来ならNGで、
ハウリングしやすいので注意。
あとステージ用マイクは超指向性と言って、横からはあまり音を拾わないようになっている
ので、なるべくマイクの真正面で声を拾うように歌ってね。

各楽器の音が大きすぎる場合
ギターやベースが大きい場合はボリュームを下げる、またはアンプの向きを変える。
シンバル類がうるさい場合もあるけど、それは対処方無し(^^;)ドラマーに言ってくれ(笑)
Voの声量に合わせてバンドメンバーでなるべく話し合って下さい。
Voの声量が無いのに、ギターが爆音ではこっちも限界があるので。
ささやくように歌って、バックがバンドサウンドではさすがに聞こえないと思う。
モニターのレベルは上げられるけど、他の音も拾ってハウっちゃうからね。

またドラム以外の人がドラムの音を返して下さいと言うことがあるけど、あの近さだと
モニターから返すより直接生音の方が大きいような気もする・・けど・・・いいけどね。

ドラムの人も自分の音を返して下さいって人がごくたまにいるけど、それよりモニターからの
他の音を下げる方向にした方が聞こえやすいと思うよ。

そもそも全ての音を完璧に聞こうとすると、モノラルのモニターから「あれも返して、これも返して」状態に
なってうるさいだけで、自分の音が聞こえない・・なんて状態になりがちなので、インストルメンタルは
あまり返さないのが、スッキリしてかえって全部の音を聞こえるベストの環境だったりする。
ここは武道館じゃないからね。

それからこれは俺も経験あるんだけど、リハのときと本番で、自分の耳が違ってきているので(大きな音に
慣れてきてるのかな)、ステージ上で音が違って聞こえることがある。これはすぐに慣れるので、気にせず、
演奏しよう。稀にいいかげんなPAの人がモニター環境をメモって無かった場合、違う場合もありうるけど、
そういうライブハウスは出なくていい。うちは1バンドごとにきちんとモニター環境をチェックしておくシートが
あるので、安心だ。万が一、違って聞こえた場合、耳のせいか、相棒のギター(またはベース)の音がリハの
時より大幅に大きい場合だ(笑)。さすがに俺も対処のしようがない。
それでも演奏しずらい時はPAに声をかけてくれ。

またもちろんリハ終了時にアンプのセッティング(メモリなど)をメモって本番も同じセッティングに
しないと意味が無いのでよろしくね。またエフェクターのメモリも動かさないようにね。

また二人ギタリストがいる場合で、反対側のギターの音があまり聞こえない場合がある。練習スタジオと
違ってキャビがお客さんの方を向いていることが多いからね。相方のギターの音がたくさん必要なら
モニターから返すことは可能なので、言ってね。ただここで考えて欲しいのが「それほど返さない方が
演奏しやすいかも?」ってこともあるかもしれない。またステージ上のVoは聞こえずらくなって行く事も
憶えておこう。

<楽屋について>
荷物を置く棚やギタースタンドがあるので、自由に使ってね。
基本的に次ぎの出演バンドさんをとりあえず優先的に使わせてあげて下さい。

<ステージ上について>
ステージドリンクはペットボトルのみOKです。必ずフタを締めてね。
ただ、俺の経験から言うと、たかが30〜40分のステージで必要かな?とも思うけどね。
でも俺もはじめの頃は飲んでた!緊張で喉が乾く・・みたいなね。B&Voで結構激しく動いて
演奏してたんだけど、次第に飲まなくても全然OKになってきたな。飲んでるとMCが出来ないのと、
流れが止まるのと、なんか偉そうってのがイヤかな・・と。

照明は熱いぞ、ガマンしろ。

ギターのネックなどでマイクスタンドを引っ掛けないように注意して下さい。
スタジオと違ってドラムの周りにもマイクスタンドが立っていることを忘れないように。
天上の照明にも注意。

<本番、良いバンドサウンドで聞かせるコツ>
ドラムはある程度、力強く(特にバスドラ)。必要以上に強く叩く必要は無いけどね。
金物系(シンバル類)を叩く率が高いと派手に聞こえる反面、タイトさがなくなり、多少
やかましい印象のバンドサウンドになる。またVoの声量がない場合は控えた方が無難。

ギターは歪み過ぎないように。ヘタなエフェクターよりアンプだけの歪みの方がかっこいい
場合も有るし。エフェクトを踏んだ時などゲインがなるべく変わらないようにするのが鉄則。
その上でソロ時ブースト用のエフェクターとかEQとかクリーンでやや下げるとか微調整はご自由に。

Voペダルによるギターのノイズ撲滅だけどセンド・リターンの間に入れると効果10倍ですよ!
そしてリバーブ・ディレイの前に入れれば演奏が終わった瞬間にOFFにしても不自然に音が途切れないで
なんとなくプロっぽい残響が残るよ。いじょう「教えて!Kyoさん」でした(^^)by 俺の盟友、WILD JAP'Sの
ギタリストからの丸秘テクでした。

Voはマイクに口をつける感じで思いきり歌う。(声量に自信の無い人)
マイクの口は塞がない。モニターに向けない。
コーラスも歌うか歌わないかハッキリしない人がたまにいるけど、ならやめろ。
歌わないけどMC用に欲しい場合も言ってね。

ベースはローを出し過ぎないように。ローが出すぎていると他の音をマスキングしてしまう。
それと最近の流行りかも知れないけど、ピックで弾く人でピッキングの位置がネックエンドあたり、もしくは
ネックの上の人がいる。確実にいい音は得られないので、ボディの真中あたり、ジャズベならピックアップと
ピックアップの間か、ややブリッジ寄りを弾こう。これでボワボワのはっきりしない音から、芯のあるしっかりした
音へ変わるよ。そうするとバンドサウンドがタイトになってメリハリが出て迫力ある感じになるね。
また弦にピックが斜めに当たって逃げていくタイプの人がいる。理想は斜めではなく真っ直ぐ
垂直に当たる弾き方だ。ま、ベースを真横にしない限り、どうしても多少斜めにはなるけど、意識して弾く
だけで大分変わるよ。また自宅練習の時はヘッドフォンでライン音を聞いて、音の研究をした方がいい。
もちろん好みの問題なので、ポリシーがある人や、曲によってネックよりの音が欲しいので弾くって人はOKよ。

<アコースティックについて>
アコギはセミアコ、あるいはピックアップをギター内に取りつけたタイプが圧倒的に有利。
つまりラインでPAに繋げる方が音が綺麗に出せるし、音量も上げられる。
マイクで拾う形は、よっぽど強いストロークで弾いてくれないと厳しい。ソロなど特に拾いづらい。
安いもので構わないので、ピックアップを取りつけるか、内蔵型を買おう。

譜面台は貸しだし有り。でもエアコンの風で譜面が飛んだりする可能性もあるし、安定性なども
考えて、自分専用の物を持ってきた方が安全。

ステージ上が暗くなるので、譜面台を頼りにしている人は簡易型のライトを持ってくるといいね。
うちにもあるんだけど、電池がないとか保証は出来ないから。

ラインで繋がっている場合、チューニングの度に勝手にシールドを抜くことは出来ない。
先にも述べたが、ABボックス等を噛ませて、シールドを抜かずにチューニングが出来るように
しておこう。あるいはチューニングメーターのアウトから行く方法もあるけど、音質劣化があるので
あまりおすすめは出来ない。

ピアノはヤマハP60S。フル鍵盤、ピアノタッチ。サスティンペダルも有り。
音色はピアノ系、オルガン系、ストリングス、クラビ・・とか10種類くらい。いわゆるシンセサイザーではない。
各音色は音量のバラツキがあるので、1曲の中で使い分けるのは避けた方が賢明。1曲を通してピアノならピアノのみ、 ストリングスならそれのみで行くほうが良いです。

コンガなどもOK。ちゃんと拾えます。

「選ばれし者」:ステージに立つ者の心構えについて
ここから先は、かなり本気でやっていきたい人向けになるかも。
まず、お客さんは「大切な時間を割いて、お金を使って」君達を観に来ているわけだ。
仮にチケットをタダにしたとしても、300円のドリンク代、交通費、時間などを使っている。
君達のバンドはそれ以上の物を観せられるだろうか?
これはステージに立つ者として肝に銘じて欲しい。なんでもいいから「来て良かったな」と思わせることが
大事である。それは例えば「演奏のうまさ」でもいい。「楽しさ」でもいいし、「ルックスの良さ」でもいいのだ。
それらが全部ダメでも「曲の良さ」「歌のうまさ」・・・なんてのもあるよね。自分達のステージに責任を持って
欲しいと言う事だね。練習して、お金使って、ライブハウスにブッキングして、みんなに協力してもらって、
真剣にいいLIVEにしようと全員がんばっているのに、「つまんなかった」なーんて言われたら悲しいよね。
だから、日頃から「このバンドはどこが売りか?どこが悪いのか?」を客観的にみれるようにするのが
いいバンドになるコツだね。もちろん本人達が一番楽しんでやっていいんだよ。それも伝わるのでとても大事。
そう言う事を踏まえて、第2章に行きましょう(?)(笑)

ステージ上で「疲れた」とか「暑い」、「練習不足」・・など弱音を吐くな。
身内の、何やっても受けるLIVEならいいんだけど、知らないお客さんがステージ上からそう言われたら、
「ならやめれば」って思われちゃうからね。例えばプロのLIVEで「今日は風邪ひいて調子悪いんです」とか
「練習不足で・・」とか言ってるプロ、いる?そんなのいないし、逆に「今日は最高!」とか盛り上げること
しか言わないよね。「自分達は凄いバンドなんだ」って事と、お客さんに「観に来て良かった」って
思われるようにすることが最低限のバンドとしての心構えだね。

それから具体的にどうコミニュケーションをとるか・・。これはバンドによって違うと思うので、一概に
言えないけど、俺がアマチュアバンドを見てて思うのは、「自分からつまらないステージにしている」って
印象のバンドが多い。これは例えば1曲終わったあと、何も言わずにシーンとしてしまう・・。これを
わざとなら構わないけど、拍手してもらいたい、ノッてもらいたいって思ってるなら良くないよね。
有名なプロじゃないんだから大歓声が湧きおこるなんてあるわけないんだから、こちらから拍手を
してもらえる環境に持っていってしまおう。曲が終わったら即座に「ありがとう!」「サンキュー!」など
元気に言う。これだけでも拍手の数は全然違うし、「Yeah!」とか言えば結構つられて言うもんだよ。
これだけでも結構お客さんの目と耳をこっちにもって来れるね。曲が終わってシーンとしてると、
拍手したいのにしづらい・・ってな感じになって損だよね。
もちろんそういうコミニュケーションがうちのバンドには合わないって言うなら、クールに決めるのもあり。

気の利いたMCが出来ればそれに越したことはないけど、なかなか難しいと思う。仕込んで来たギャグが
すべって、余計慌てる・・とかね。ま、それはたいした事無いんで別に気にせず、誠意をもったMCを
心がけよう。「次ぎの曲はこう言うことを歌っています」とか、こう言うことを伝えたくてバンドをやっている
とか、もちろん時事ネタでもいいし、メンバーに振って、キャラを確立するのもいい。
好きなアイドルの話しでもいいし、とりあえず和んで、お客さんにバンドに興味を持ってもらうのが大事。
最悪なのはお客さんに不快な感じを抱かせるバンドだね。滅多にいないけど、2度と出さないし、どこに行っても
ダメだ、それじゃ。

<バンドの繋がり>
今はインターネットとか携帯電話など、色んなコミニュケーション手段があるし、バンド同士もお互い、
リンクしあったりして、お客さんもLIVEに来やすい環境にあると思う。俺がバンドを始めて都内LIVE HOUSEに
出たときはこんなに環境が良くなかったからね。1983年頃だと思うけど、ステージ機材は悪いし、
スタッフがセッティングを手伝ってくれるなんて考えられなかったし、鹿鳴館は自分達で機材を持ってないと
出演できなかったしね・・。楽屋は廊下とかね。冬場は凍えるほど寒いとか。集合時間に遅刻なんかしたら
2度と出演出来ないんじゃないかとか思ったよ。最近はステージ上にギタースタンドがあるなんて、なんてサービスが
いいんだと思ったよ。全部自分で持って行ったしね。バンド同士もまあ、あんまり仲良くしないと言うか、ライバル意識
とか強かったかなー。一緒に企画してLIVEをやろうって言う考えは今ほどなかったな。え?生まれる前の話しだって?
そうかもね(笑)。でも今はそんなネガティブな環境ではないと思うし、バンド同士、繋がりをもって、企画LIVE
とか、どんどん出来るよね。うまく活用して盛り上げて欲しいし、自分達を高めて欲しい。

そもそも俺がなぜLIVE HOUSEをやろうかと思ったか。
1983年頃から今まで色んな小屋に出てきて、思ったのは、「ステージと言う格別な空間は本当にバンドを
成長させる、しかしやはり安い物ではないし、責任も大きい」また「色んなバンドを見て勉強になるし、出来れば
目の肥えたスタッフから直接アドバイスが欲しい」、「もっと自分達の音楽を気軽に聞いて欲しい」・・などだ。
まあ、正直、金額的に、都内で1回しかLIVEが出来ないなら、地方で2回やった方がいいのではとも思ったし、
店長がバンドの演奏を聞いてなくてお客さんをどれだけ呼べるか?だけを気にしているハコも・・なくもない。
俺がやるからには全バンドの音を真剣に聞いてやる!と思ったね。その熱意が伝わったか、終了後、
真剣に聞いてくるバンドも多いし、スタッフも凄く真剣に聞いて、打ち上げに出たり、気に入ったバンドは他の
ハコまで応援に行ったりするよ。

だからうちに何度も出演してくれているバンドは少なからず、そう言った部分を感じとってくれているんだと
思う。悩み事もよく相談されるしね。バンド内のことから個人的なことまでね。
バンド活動って仕事ではないし、趣味なんだけど無責任に出来ないし、どこまでメンバーに求めていいんだかとか
難しいよな。まあ、俺も経験あるけど、もし悩んでいるなら、例えば「今のメンバーのいいところを見ろ」、あるいは
「技術よりやる気、やる気がない奴は技術があってもバンド内にマイナスの空気をつくるのでクビにしろ」、
「作曲者は自分の曲を演奏してもらっているんだってことを忘れず、メンバーに感謝しろ」、「自分以外のパートから曲を
見てアレンジを考えろ」、「Voのキーに合わせろ」・・・などをキーワードにしてみてくれ。

何か聞きたい事があったらBBSに書いてくれていいよ!

<TOSHI:第2の青春時代>
1983年・・リストバンド、バンダナを巻いて不動屋に行った俺に迷わず、中央線沿線の物件を進める店員。
そう、ロッカーはなぜか高円寺、荻窪、中野、阿佐ヶ谷など中央線沿線を勧められるのだ。
高円寺南口、徒歩15分、6畳一間、トイレ共同、風呂なし、家賃23000円。これが俺のユートピアだった。
ゲームセンターでバイトしながら、週2回、スタジオで練習。もちろん車もなければ、携帯電話もない時代。
電話の権利を買うまでアパートの階段の下の電話で呼び出してもらってた。映画みたいだね(笑)
音楽的には多分ラウドネスがデビュー、ジャパメタが出始める頃だね。新宿のロフトにデビュー前の
44マグナムとアースシェイカーが一緒に「関西殴り込みGIG」ってのをやって見に行った。
金髪長髪、メイクにメタルファッションの44マグナム(注:フォーティフォーマグナムと読む)を見て、
帰り道、決意を新たにしたTOSHI青年であった。
洋楽はカルチャークラブ、マドンナ、デュランデュラン、ロック系はナイトレンジャー、ボンジョビ、モトリークルー、
ドッケン、W.A.S.P、ヨーロッパ、オジー、などなど・・。当時組んでいたバンドはそれほどメタルではなかった
ものの、流行に乗ってやはり黒い皮パン、あるいはスパッツにレッグウォーマー、髪は長いほど良い、
メイクもしちゃって、原宿にステージ衣装買いに行っちゃって(BLACKとか原宿プラザ、ダブルデッカーとか)
リストバンドかバンダナを腕に巻く、目の粗い黒い編みタイツを破って手に巻くなんてのもやってたね。
今みたいに普通に髪を染めるとか、伸ばすとか、白い目で見られる時代だったから、ある程度の覚悟は
必要だったよね。ヤ○ザによるメタル狩りとか怖い噂がまことしやかにささやかれていた時代で、
まだビジュアル系とか言うジャンルはなかった・・と思ったな。Xもいなかったし。あ、でもXはスタジオの
メンバー募集に貼ってあったな。ジャパメタ軍は先のバンドと、リアクション、アンセム、アクション、
ノベラ、ラジャス、十二単、サブラベルズ、マリノ、X-RAY、魔女卵、SYO-YA(デビュー前)、プレゼンス、
ベール・・などなど。まだいっぱいたはずだけどさすがに忘れちゃったよ。ラジャスは後のデッドエンドの
クレージークールジョーが在籍(現在は相川七瀬のバックなど)、プレゼンスはジュディ&マリーの
恩田さんが在籍してたバンドだね。あと多分イエローモンキーのメンバーが在籍してたと思うムルバス、
キラーメイとかもいたな。BOYとかレベッカもその頃かちょっと後だね。なんかみんな派手で、ゴージャスで、
演奏もうまくて、音楽的にもバブルだったって気がするよ(笑)。私生活は質素だったけどね(笑)。
バイトが遅番の時は銭湯が締まっちゃうから、バイトに行く前に4時頃に行くんだけど、ちゃんと輪ゴムで
髪を縛ってタオルで上にまとめて湯船につかるんだぜ。道徳的なメタラーなのでした!
えー、ちなみに長州 力が藤波 辰己に「俺はお前の噛ませ犬じゃない」と名言を吐いて噛みついた頃だね。
初代タイガーマスク(佐山サトル)が大人気で、大仁田厚も全日本でジュニアヘビーでがんばってた頃だね。
・・って誰もピンとこないか(笑)

でも若くて情熱があったから出来たんだろうなってつくづく思う。先のボロアパート(下宿みたいな感じだよ、
玄関で靴を脱いで上がる)で、もちろんクーラーなんてあるわけない、車もなくて、洗濯もコンランドリー、
冬は震えながら銭湯へ・・。この状況でよく生活してバンドがんばってたなあと思う。まあ、一人暮しで、
いろんな仲間も増えて楽しかったし、第1の青春が中学生頃(KISSやウイングス、ローラーズなどとの出会い)
だとすると、この頃はまさに第2の青春だったのかなあと今にして思うわけよ。だからみんなも今、バンドやってる
状況を、後で振りかえって、凄くがんばってて一所懸命やってて誇りに思うなあ・・って思えるように夢中になろうぜ。