ゲーム・ドラゴンクエストVIIは、約5年間もの開発期間を経て、2000年8月26日に発売されました。
音楽に関しては、すぎやまこういち先生が1997年の夏には、「
まだカケラも出来てない・・・」と仰っていました。
その2年後の1999年の夏には「
ようやく半分出来たっていう感じかな」と仰っていました。
交響組曲ドラゴンクエストVIIがロンドンフィルハーモニー管弦楽団によって演奏・録音されたのが2000年の1月ですから、交響組曲として全曲完成したのは、1999年の秋から年末にかけて、だと思います。
SFC版のドラゴンクエストIIIからゲーム音源にも対旋律などがきちんと含まれ、よりオーケストラヴァージョンに近くなってきたので、ゲーム音源用に作成したスコアを、オーケストレーションする為の期間は、FC時代に比べるとそれほど長くかからないのでは?と思います。
逆に考えると、最近ではゲーム音源用のスコアが完成する時点で、オーケストラのスコアも大体の構成が出来ている時期にあると考えられます。
ところで、僕は1999年の秋にゲーム・ドラゴンクエストVIIの開発段階のテストプレイを見たことがあるのですが、その時にまだ発売一年前のドラゴンクエストVIIの音楽を数曲聴くことができました。
「のどかな家並」、「哀しみの日々」、「スフィンクス」、「血路を開け」、「魔塔の響き」、「王宮のホルン」、「憩いの街角」の7曲です。
この中の5曲は、商品化されるまでに色々な改良が加えられています。
まず、「のどかな家並」は、ハーメリアの街で使用されていました。
商品では、ハーメリアの街では「憩いの街角」が使用されています。
「哀しみの日々」は、ユバールのテントのある集落で流れていました。
実際の商品では、「トゥーラの舞」が流れています。
「スフィンクス」は商品では魔人像で流れる曲ですが、テストプレイではハーメリアの北の「山奥の塔」で流れていました。
戦闘の曲「血路を開け」は、実際の商品版よりもテンポが若干速く、使用されている音も少し異なっていました。
商品の中で「魔塔の響き」が流れるのは、もちろん塔のシーンですが、テストプレイでは石版を埋める神殿で流れていました。
このように、開発段階から実際に商品になるまでには色々な改良があるわけです。
それにしても、初めて「血路を開け」の曲を聴いた時はやはり驚きました。
「これがVIIの戦闘の曲か〜!カッコいいなぁ〜〜〜!!!」とものすごく感動した覚えがあります。
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