1998年、第12回ファミリ−クラシックコンサ−トで初めて登場したスロ−ガン「
音楽は心のタイムマシ−ンです!」と「音楽は心の応援団です!」のうち、今回は「音楽は心の応援団です!」について書くことにします。
実はこの「音楽は心の応援団です!」というスロ−ガンは僕が以前、すぎやま先生にお話した内容が結びついているんです!
僕は高校1年の頃、神宮球場に「早慶戦」を観にいったことがありました。3塁側の慶應応援席に入りましたが、、慶應に得点が入った時に塾生が慶應義塾の応援歌「若き血」を肩を組みながら歌っている姿を見て、とても感動しました。
また、「ダッシュKEIO」という有名な応援歌がありますが、それをブラスバンドの演奏にあわせて応援席全体で声を合わせて歌っている雰囲気にからだが震えました。
『慶應の勝利という一つの目的に向かって、何千人もの学生が一つの曲を通して一体となる』という雰囲気にものすごく感動して「音楽というのはゆっくり聴いて味わうだけじゃなくって、こういう感動の仕方もあるのか〜!」ということを感じました。
多分、応援歌がなければあそこまで学生応援席が一体になるということはないと思います。
音楽には不思議と、人々の心を一つに団結させてくれる働きもあるんですね!
そのことをずいぶん前に、すぎやま先生に言ったことがあります。
その時に「僕もドラゴンクエストの音楽が、『心の応援団』になればいいなと思ってる!」っておっしゃってくださいました。
そして、その翌年のコンサ−ト(つまり98年のコンサ−ト)で先生が「音楽は心の応援団です!」というスロ−ガンをコンサ-トのパンフレットに載せてくださったのです!
同時に曲と曲との間の先生のト−クでも「音楽は心の応援団です!」というフレ−ズについてもお話して下さいました。
先生は次のようにお話して下さいました!
「
人間は、いつも24時間中ずっと機嫌がいいっていうわけにはいかないんです。
なるべく機嫌がいいパ−センテ−ジが多いほど幸せなので、僕なんかはなるべくいつも常に機嫌よく工夫している方なのですけれど、たまにはやっぱりね、何かで落ち込んだりっていうこともあるかもしれませんし、挫折を味わったり、暗い気持ちになったり、哀しくなったりあるかもしれません。
でも、そういうときに素敵な音楽、勢いのいい音楽を聴くことによってバ−ンと元気が出るということがあります。
実際に日本でも外国でも心に障害があったり、トラブルのある人達を収容した施設で、音楽を使ってその人たちの心を激励して、その人たちが良くなっていく、ということも実際にあるみたいですし、また私がテレビでみたドキュメンタリ−番組でも、ニュ−ヨ−クのある貧しい地域にすんでいて色々問題を抱えた子供達をある教会が集めて、コ−ラス隊を作ってみんなにコ−ラスを教えていくと、子供達も面白くなって一生懸命頑張ってコ−ラスを覚えて、そしてすごく上手くなって色々な催しに呼ばれていくようなところまで行った。
問題を抱えた子供達が音楽によって立ち直って、完全にみんな精神的にも強くなって社会復帰を果たした。
という内容ですごく感動したんですけれども、本当に音楽というのは人の心を励ましてくれるというような力があると思います。
それで、僕も「音楽に携わる仕事をしていてよかったなぁ」と幸せに感じましたけれども、そういった意味で音楽は大切な応援団という働きがあると思います。
ですから、みなさんにも何かの時には音楽を応援団として利用していただきたいですし、ウ−ンどうせ応援団にするならドラクエの曲よろしく!という部分もあるわけです(笑)」
というわけで、最後は先生らしい終わり方でしたが、音楽のもつ様々の力にはとても驚かされます。
人格形成に役立つ働き、記憶を蘇らさせる働き、人々の心を一体化させる働き、そして人々を幸せに、元気にする働き!
音楽は本当に無限の力を持っていると思います。
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