by T.Kuwabara
これは Spice もどきのプログラムである。ネットリストを手書きで入力して、その周波数応答を解析する。
入力したネットリストは、メモ帳に保存される。まず、はじめに、メモ帳を開いて、カテゴリーの編集を行い、
「spice」 という名前でカテゴリーを作っておくことをお勧めする(図1)。
こうしておくと、Spice-Modoki で作成したデータは spice カテゴリに自動的に保存されていくようになる。

起動すると、図2 のような画面が開く。
現在 spice カテゴリーに存在しているデータのリストが見える。
リストの上をタップすると、そのデータが開く。
新しいデータを作成するときは、New ボタンをタップする。

実際に回路を入力するときは、以下のルールに従って行う。
# で始まる行はコメントとして無視される。
ノード数、部品点数の上限は、20 まで。
ノードは 0 から始まり、連続した整数になっていること。
ノード 0 は GND を表す。
ノード 1 には入力信号源が自動で接続される。
AC 解析、Transient 解析において、以下のパーツが使用できる。
| 書式 = Rxxx Node1 Node2 Value |
| 書式 = Cxxx Node1 Node2 Value |
| 書式 = Lxxx Node1 Node2 Value |
| 書式 = Axxx Node1 Node2 Node3 (Value) |
Transient 解析では、さらに以下のパーツが使用できる。
| 書式 = Vxxx Node1 Node2 Value |
| 書式 = Ixxx Node1 Node2 Value |
| 書式 = Dxxx Node1 Node2 (Value) |
| 書式 = Qxxx NodeC NodeB NodeE [npn|pnp] |
AC 解析、Transient 解析とも、出力ノードは、.probe 文で指定する。
| 書式 = .PROBE Node番号 |
AC 解析のコントロール行は、.AC で始まり、以下の書式で指定する。
| 書式 = .AC start=Start周波数 stop=Stop周波数 |
Transient 解析のコントロール行は、.TRAN で始まり、以下の書式で指定する。
| 書式 = .TRAN type=[RCT|SIN|TRI] freq=入力信号周波数 (amp=入力信号振幅) (time=解析時間) (node1=入力ノード(+)) (node2=入力ノード(-)) |

入力をした後、AC 解析の場合は AC ボタン、Transient 解析の場合は TRAN ボタンをタップすると、 解析を開始し、結果をグラフで表示する。
AC 解析の場合、横軸を周波数(ログスケール)、縦軸をゲインおよび位相としてプロットされる。 ゲインのスケールは左縦軸に示され(自動)、位相は右縦軸に示される(-180〜+180°固定)。
Transient 解析の場合、横軸を時間、縦軸を電圧値としてプロットされる。縦軸(電圧値)のスケールは自動で設定される。

いくつかサンプルを用意したので、ためしていただきたい。