アイオマックの主成分ヨウ素について

アイオマックは日常私たちが使用している消毒薬やうがい薬の主成分であるヨウ素を使用した抗菌剤です。

「ヨウ素」について

 ヨウ素は天然の産物です。日本のヨウ素産出量は、チリに次いで世界第2位です。日本国内では千葉県が資源に恵まれ、主産地となっています。

 ヨウ素は人体にとって必須の元素です。人体のヨウ素欠乏は、甲状腺機能不全症などの病気を引き起こします。食物中には海草や魚肉などにヨウ素イオン(I)の形で含まれており、私たちは身体に必要なミネラルとして摂取しています。ヨウ素を過剰に摂取しても余分なヨウ素はほとんど全てが尿中に排泄され人体に蓄積することはありません。また、ヨウ素は有効な消毒剤、うがい薬として人体に利用されています。

 飲料水の消毒や冷却塔水の殺菌などには塩素が広く使用されていますが、塩素は水道管などの壁に付着した水垢に含まれる有機物、特にフミン質と反応して発ガン性の有機塩素化合物トリハロメタンに変化することや、塩素自体の毒性の高さなど人体に対し様々な難点が指摘されています。一方、ヨウ素は強力な殺菌作用に比して毒性が格段に低いため医療分野などに幅広く利用されてきました。

 天然ガスかん水からのヨウ素製造方法の一つとして日本ではイオン交換樹脂法が用いられています。昭和38年の第1号機稼働以来、何回かの改良が加えられたイオン交換樹脂法は世界最高の水準にあり高品質のヨウ素を生産するに至っています。この原理を応用して製造されたアイオマックは、安全性が高く抗菌スペクトルが広い即効的な殺菌力を持つヨウ素の特質を十分に活かした抗菌素材と言えます。


うがい薬のヨウ素含有量

 ヨウ素は強力な殺菌作用を持っていますが、アルコール溶液は人体への刺激が強いため、粘膜に用いる消毒薬としては不向きです。そのためポリビニルピリドン(PVP)との錯化合物として合成されたポビドンヨード(povidone iodine)と呼ばれる形のものが主成分として配合されています。
ポビドンヨードに含まれる殺菌効果を持ったヨウ素の量は全体の十分の一程度となります。

 市販されているうがい薬には通常 1ml中に70mgのポビドンヨードが配合されていますので、有効なヨウ素の量は、その十分の一の7mgということになります。つまり重量比で言うと0.7%と考えればよいと思います。

 アイオマックの場合にはペレットでは10%、サンドでは50%のヨウ素が含有されていますが、その内の2/3が殺菌作用を示しますので、それぞれ6.6%、33%もの有効ヨウ素が放出可能となります。
この数値だけでも強力な殺菌作用と長寿命が想像できると思います。