アイオマックサンド

 砂場は幼児の創造力を養う大切な遊び場です。その砂場が様々な雑菌や寄生虫の汚染源として大切なお子さんの健康に脅威を与えています。このままでよいのでしょうか。

 アイオマックサンドは幼稚園や保育園、公園などの砂場を長期にわたって殺菌し続けます。熱処理や既存の薬剤のような一時的な殺菌処理ではなく、ほぼ1年間の効果が期待できます。

 近年ペットを飼うご家庭が増え、その排泄物がもたらす様々な弊害が社会問題化しています。飼い主が連れ歩く犬の場合は、その場で回収ができますが、放し飼いが前提のネコの場合は問題が複雑です。飼い主が専用の排泄場所を設けたとしても、必ずしもその場所に排泄するとは言い切れないものがあり、少なからぬ頭数が近隣の「砂場」を自発的にトイレとして利用しているようです。一説によれば市街地の砂場には常に150頭分のネコの糞便が存在するのだそうです。(このページの後半「身近な寄生虫の話」を御参照ください。)
 アイオマックサンドの殺菌成分であるヨウ素には独特の臭いがあり、ネコはアイオマックからかすかに臭うヨウ素臭が大嫌いで、ネコの排泄場と化していた砂場を敬遠するようになります。
 アイオマックサンドは砂場の殺菌剤として効果があるばかりでなく、ネコの侵入を防ぎ、雑菌や寄生虫卵の供給を元から断つ効果も大きいようです。

 アイオマックサンドは安いコストで、安全な砂場作りに貢献する新しい発想の砂場用抗菌剤です。直径が0.5mmほどの小さな顆粒ですが、比重は1.2〜1.4ありますから風に吹き飛ばされたり、砂の中に沈んでしまうこともありません。


 
従来から行われている熱殺菌処理は、処理した直後にはキレイな砂場になりますが、再びネコが糞をしてしまえばその晩から汚染が再開してしまいます。
 消毒剤は雨が降れば薬剤が洗い流されてしまうため、一定の殺菌効果を維持し続けるには定期的な散布が必要となります。当然のことながら、砂をいじる子供さんの手指も直接薬剤に触れることになるわけですから、その弊害にも厳重な注意が必要で、薬剤の種類や濃度を間違えると、取り返しのつかない事故を引き起こす危険性を常にはらんでいることになります。アイオマックサンドの殺菌成分であるヨウ素はヨードチンキやうがい薬に用いられている安全な素材ですから、人体への危険性は全くありません。
 また熱処理後の砂の熱が冷めるまでの時間や液体の消毒剤の砂が乾くまでの時間を考えると、作業時間だけではない利用時間の制約が生じます。
アイオマックサンドは1度の散布でほぼ1年間の効果が継続され、誰にでも簡単に散布することができますので、作業コストの大幅な軽減が期待できます。

アイオマックサンド商品開発の3つの大きな目的
 
 
1 ムダなお金をかけさせない → 長期間抗菌効果が維持できること
                           施工を簡便にし、人件費をおさえること

  
2 ムダな時間をかけさせない → 熱処理や消毒剤のような定期的な作業を必要とせず、
                           散布回数を最小限にすること
                           さらに1回の施工時間が短いこと

  
3 人体に安全であること    →  人間の皮膚や口内に使用できる成分を主成分にすること




アイオマックサンドの散布方法

1 砂場の表面のゴミ・枯れ葉・汚物などを取り除き、砂場の表面を平らにならします。
2 1坪(3.3平方メートル)あたり1kgのアイオマックサンドを均等に撒布します。
3 レーキやスコップなどで軽くならし、アイオマックサンドを砂場の表層(表面から5〜10cm程度)に均等に撒布します。砂場の奥深くまで掘り起こしたり、かき混ぜたりする必要はありません。

 これで全ての作業は終了です。専門の職人さんでなくとも、内輪のスタッフ、女性でもできますね。


管理方法

・定期的に枯れ葉や汚物などを除去するだけで、きれいで安全な砂場を維持することができます。
・9ヵ月〜1年ごとに、上記の作業方法の手順でアイオマックサンドの撒布を行います。(公園など汚染速度の早い環境では9ヵ月間を、幼稚園・保育園などは1年間を目安にしてください。


使用上のご注意

1 直射日光及び火気を避け、キャップをしっかり閉めた状態で涼しい所に保管してください。
2 床などの上で保管する場合は、段ボール等を敷いてその上にボトルを置き保管してください。長期間、床の上に直接放置すると接触面が黄ばむことがございますが、品質には影響ありませんのでご安心下さい。
3 床にこぼした場合、踏みつけると足元が滑り転倒のおそれがありますので、きれいに掃き集めてください。
4 安全性(急性毒性・皮膚一次刺激・口腔粘膜刺激)試験は全て陰性で安全度が非常に高い商品ですが、故意に口に入れたり飲み込んだりしないでください。
5 砂場用抗菌砂ですので、砂場以外には撒布しないでください。


アイオマックサンドを使った場合のコスト早見表
従来の熱殺菌や液体抗菌剤の撒布に比べて断然お得です。
砂場の大きさ 撒布量 年間総コスト 1ヵ月あたりのコスト
3u(約1坪) 1kg \19,000 ¥1,583
6u(約2坪) 2kg \38,000 ¥3,167
10u(約3坪) 3kg \57,000 ¥4,750
13u(約4坪) 4kg \76,000 ¥6,333
16u(約5坪) 5kg \95,000 ¥7,917
20u(約6坪) 6kg \114,000 ¥9,500

 




読み物紹介

「身近な寄生虫の話」
   宇賀昭二・木村憲司 著
   技報堂出版 ISBN4−7655−4433−8


以下に砂場の現状についての下りを紹介いたします。大変面白い本ですので、皆さんもご購読下さい。きっと生活習慣を考え直すことになると思います。


公園デビューする母子を待ち構えている寄生虫

 兵庫県下の市街地にある3個所の砂場にビデオカメラを設置して、排便に来たイヌやネコを24時間観察したところ、延べ424日間の観察期間中排便に来た犬はわずか11頭しかいなかったのに対し、ネコは何と961頭もいました。つまり、一つの砂場には平均して毎日2.3頭のネコが排便に来ている計算になるのです。ひどい場合には一晩に14頭のネコが排便した日もありました。この結果からわかったことは、町の中にある小さな砂場には毎日2.3頭分のネコの糞便が追加され続けるということです。10日で23頭分、1ヵ月では約70頭分の糞便になります。
 開設されてから1ヵ月後の砂場のことを想像してみて下さい。ペンキの匂いもまだ残っているようなピカピカの砂場でも、そこにはすでに70頭分の糞便が混ざっているのです。
あなたの近くの砂場はいつ頃できたのですか?
私たちの計算では、開設後3ヵ月を経た市街地の公園砂場には常時約150頭分の糞便が存在していることになります。(古いものは分解して土に還るので、これ以上数が増えることはないのです。)

 これが”砂場が臭い”理由だったのです。それでは砂場を利用する子供たちに対してどんな影響があるのでしょうか?”臭いので不愉快である”というのも立派な理由となりますが、もっと深刻な健康上の問題を起こす可能性を持っているのです。日本のネコには33種類の寄生虫が平均75%の割合で感染していることが報告されています。これらの寄生虫のほとんどは、人間にも感染する可能性があり、ネコが排便するとそれに混ざって卵や幼虫が砂場に入ってくるのです。このようにして砂場に入ってきたほとんどの寄生虫は、熱や乾燥でそのうちに死んでしまいますが、中には生き続けることのできる種類があるのです。その代表的なものがネコ回虫という寄生虫です。この寄生虫は日本のネコの約20%に感染しています。これらが”公園デビューする母子”を待ち受けているのです。(イヌにはイヌ回虫という寄生虫がおり、ネコ回虫と同じように問題となっています。)


寄生を受けたらどうなるの?

 子供は指やオモチャなど何でも口に持って行きたがります。これが危険なのです。日本中にあるほとんどの砂場の砂にはイヌ回虫やネコ回虫の虫卵が混ざっていますので(ネコの感染率と砂場に排便するネコの数を考えて下さい)、砂場遊びの最中にこれらを誤って取り込むことになるからです。感染した幼虫は人間の体のあちこちを動き回り、いろんな症状を起こします。主には咳や発熱、あるいは頭痛などですが、この程度ではまだ問題にはならないでしょう。この病気は普通の病院では検査できませんので、他の病気と勘違いして放置する(自然に治る場合が多い)場合も少なくありません。問題なのは目に現れる症状です。私たちの調査では、眼科を訪れてブドウ膜炎あるいは硝子体混濁(しょうしたいこんだく)と診断された患者の3人に1人は、この寄生虫が原因であったことが判明しました。この病気は”指しゃぶり”や”イヌ、ネコとの密接な接触”をする小児に多いというのが共通の認識です。私たちが眼科の先生方と共同で行った調査では、子供の症例はあまり多くありませんでした。その理由を眼科の先生に尋ねたところ、「子供の場合は視力が落ちたとしても、それにうまく適応して生活するため、親は気がつかない場合が多い」と説明され、納得しました。


この寄生虫に寄生されないためには

 いろいろな方法があります。砂場が汚染されているのはまず間違いありませんので、砂場の管理者にお願いして清潔にしてもらいましょう。今では砂をきれいにする装置が開発されています。いったんきれいにしても砂場はこれを放置すると毎日数頭分のネコの糞便が追加されます。そこで汚染の進行を妨げる方法を考えなければなりません。我々は砂場にシートをかけたりフェンスで囲んだりする対策を行ってみましたが、効果的ではありませんでした。野良猫の数を減らすことができれば有効なのでしょうが、難しい問題です。
 砂場の利用者が防衛的に行う対策は実行できます。この寄生虫はイヌやネコに感染していますが、なかでも注意しなければならないのはイヌに感染しているイヌ回虫です。この寄生虫は子犬の6割(親犬では2割)に感染していますので、子犬を飼育する場合はまず獣医さんに見てもらって、駆虫しておくべきですし、犬小屋の周りは清潔にして、便を放置することのないようにすべきです。
砂場では指しゃぶりを禁止し、砂遊びの後は手洗いを励行しましょう。