E R I K A

▼表紙兼1P目


-「エリカ……そんな寂しいところで、ひとり、咲いているのは辛かったでしょ う?」
 その問いに、エリカは黙して答えない。ただ、しとやかに佇んでいる。
 「私ね、貴方とお友達になりたいと、そう思うのよ」
 それでも恵理香は熱心に語りかける。言葉としての、答えを期待しているわけでもなく。心に直接響いてくるのを必死に感じ取ろうとするふうに。-

(風渡隆久作「エリカ」原文より)

 風渡隆久の小説を原案とした漫画も3作目。というか僕一人で作った漫画を最近描いてません(^_^;)
 オマージュ的な創作だった前2作と違い今回の「エリカ」はほぼ原作通りの展開となってます。とはいえ彼の小説は文体に特化していてそのまま漫画にするのは不可能なので脚本は全て書き直したのですが、なまじ原作に沿ってしまった分却って雰囲気を伝えられなかった気もします。