すすり泣き輝く黒いスネ毛
R.TAKEMURA



ウイリアム・バロウズ『おぼえていないときもある』
(山形浩生、浅倉久志他訳・ペヨトル工房)より
[引用]

「ぼくは失われた脚のしみとすすり泣き輝く黒いスネ毛だった 風に舞う銀紙遠い都市のすり切れた音」

「脚なんですセニョール」からの引用。文章がどこで切れるのか、どこでつながるのかよく分からないところが楽しいです。「部屋のつめたい失くしたビー玉」や「風に舞う銀紙遠い都市のすり切れた音」というところは、バロウズのあらゆる小説に浮かんでいるノスタルジックな感触を現していると思います。

Jan.31st.2001 TAKEMURA


   


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