2010年 年 頭 の ご あ い さ つ
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さいたま蕎麦打ち倶楽部の会員・会友並びに日ごろから倶楽部の活動にご支援いただいております皆様におかれましては お健やかに新しき年をお迎えになられたことと心からお慶び申し上げます。
私も、健康で年越しそばを打ち、家族と揃って新年を迎えられた喜びに感謝しております。 2009年は、アメリカのオバマ大統領の就任をはじめ日本でも政権交代が実現するなど”チェンジ”の年でもありましたが、リーマンショックに端を発する世界的不況からの脱却もままならず、日本の貧困率も15%程度と先進国の中ではアメリカに次いで悪いというショックな報告もありました。 私たちの最も関連のある”そば”にしても、昨年の天候不順が影響し、国内産のそば栽培は北海道から本州まで作柄が悪く、例年の5割から6割程度の収穫で、特に国産そば粉を使用している蕎麦屋さんが悲鳴を上げているとのことです。 しかしながら、私たちアマチュアそば打ち家の世界は元気なようです。 昨年、私が、審査員をさせていただいた、埼玉三段をはじめ、千葉、東京板橋、山形寒河江の段位認定大会はどこも盛況で、会場は熱気に溢れており、応援の方も「世の中不景気で元気がないが、ここは別世界のようだ」と漏らしていたのが印象的でした。 今月開催の埼玉大会の初段の部も募集定員60人の倍の申し込みがあり、急遽、全麺協の許可をいただいて、2日間108人を実施することになったほどです。 さて、昨年の「さいたま蕎麦打ち倶楽部」の活動も大変活発で、中心事業のそば打ちボランティアも、上里学園、武蔵野ユートピア、グリーンフォレスト、ウェルガーデンコスモスなど出張そば打ち訪問に加えて、障害者交流センターでのそば打ち教室を6回開催しました。 さらに、12月には東京目黒まで出かけて「聴力障害者そば打ち体験教室」を実施するなど”手打ちそばを通じた社会奉仕活動を積極的に推進しました。 また、昨年は、NPO法人アジア麻薬・貧困撲滅協会が「ミャンマー高原そば」を輸入したものの国内消費がままならないということを伺い、そば打ち教室や日本そば博覧会・中央区区民まつりなどで使用し、多くの来場者にこの事業の大切さを訴えてまいりました。 今月と来月に開催する段位認定埼玉大会での審査用のそば粉に採用するなどで、玄そば約4tを購入しましたが、このようなことができるのは私たちならではであり、今後も麻薬・貧困撲滅という事業に協力していく必要があります。 会員・会友のみなさんのそば打ち技術の研鑽も目を見張るように積極的であり、昨年の段位挑戦では、四段には、古希を超えたとは思えないほど元気な吉田(寛)副会長が、三段では、埼玉大会で5人、二段では、埼玉大会で14人、板橋大会で2人、初段では、埼玉大会で9人、板橋大会で2人が見事合格をしました。 特に、三段合格の赤石(貴)さんは、最優秀賞、埼玉大会の二段の部で大野さんが最優秀賞、多賀谷さんが努力賞、板橋大会で中村さんが優秀賞、埼玉大会初段の部で石井さんが最優秀賞に輝くなど、さいたま蕎麦打ち倶楽部の目覚ましい活躍が光りました。 私が常々申し上げておりますように、「段位を取得することを目的としてそば打ちをするのは、無意味であり止めてほしい。仲間とともに楽しいそば打ち活動をする中で、段 位が付いてくる。」ことであり、今後ともチャレンジ精神を持って仲間とともに楽しい稽古に励んでいただければと思います。 さて、今年はさいたま蕎麦打ち倶楽部発足15周年となります。 平成7年7月に、僅か18人で発足した「分桜流・彩国蕎麦蘊蓄の会」(平成15年に現名称に改名)は、現在、会員・会友併せて80人を超える大所帯となり、ボランティア活動そば栽培、研修旅行、そばまつり出店など広範囲に活動し、今やアマチュアそば打ち団体としては、日本を代表すると言っていいほどの団体となりました。 これも、会員・会友そして私たちを支えていただいている多くの支援者の力の賜であり、皆さんとともに15周年を祝い、今後の益々の発展を期したいと思います。 具体的な内容につきましては、役員会で相談をしてまいりますが、全員が力を合わせて心のこもった周年事業を挙行しようではありませんか。 会員・会友の皆さんが今年も健康で楽しいそば打ち活動ができますことを心からお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。 平成22年元旦 ![]() 平成21年日本そば博覧会in日光 |