梨 一 年 間 の 様 子

梨の話(1)梨の話(2)梨の料理梨をつかった特産品

 2001年から梨の写真を撮り始めました。梨を作っている方にも作業中御忙しい中でも親切に説明していただきました。そんな記録を一ページにまとめてみました。これからも新しいことがわかった時は追加してこのページも成させていきたいと思います。

お持ち帰り用の化粧箱もあります。下の梨の販売のところに掲載

一年の流れ日付が入っているものもありますが、成長速度はその年の気候によって変わります。

 

枝の剪定

 

前年11月〜3月梨の剪定
向こうがまだ剪定の終わっていない枝

1月中旬
切り取られた枝が梨の根元で
搬出を待っています



消毒・水遣り

二月〜
殺菌・消毒作業や水遣りなども始まります。勝田台s44da様撮影の消毒作業中の車。後ろから水や消毒液が噴出すんですね!車を使った作業もありますがスプリンクラーを設置しているところも多いようです。
   

花芽伸張

3月末〜4月初春
新高、長十郎、八君などの晩生の花が咲いています。晩生から先に花が咲くって皆さんご存知でしたか?
私も今日初めて聞きました。びっくり!
幸水は4月10日中旬に花が
咲くそうです。幹を見たら梨の種類がわかるそうです。さすがですね。私にはわかりません。枝の色が違うのかな?

 

3月中旬             4月初旬
花芽が伸びて     花芽が膨らんできました。    咲き始めました。
    

開花

上の梨の花を見て「おや? 」っと思われた方もいらっしゃるかも
しれませんね。おしべの色が違うのがお分かりでしょうか。
実はこれ、花粉が飛び散ったものとこれから飛ぶものの違いだそうです。
ピンクの濃い花がこれから花粉が飛ぶ花、薄いものはもう飛んでいってしまった花だそうです。


下の写真は、梨の花粉を採取するために梨の花粉が飛ぶ前の花を
摘んでいるところです。傘に入れるなんていい考えですね。

花粉採取

長十郎の花を摘んでいます。

これを電気にかけて花粉を採取するそうです。

受粉

花粉を木琴の大きいようなもので、先に綿がついていてこれに花粉をつけて受粉させています。作業が大変そうですね。
長十郎の受粉

新高の花の満開の様子

 

4月8日2002年
幸水の受粉の様子。採取した幸水の花粉での自家受粉はしません。(親和性のよいほかの梨の花粉・・・最近は中国からも
冷凍花粉が輸入されるようです。)
 

花粉を容器に入れ、受粉棒(ぼんてん)につけて花に受粉させます。

  

 

●受粉の方法は、ひとつの花の集団の中の一輪の花にぼんてん(受粉棒)を一回ぽんと当てます。するとぼんてんを当てた花は6〜7つのめしべがすべて受粉し、種ができます。その梨は実が成長すると丸い形のよい果実になります。

●またぼんてんが当たらなかった花もぼんてんから飛んできた花粉で受粉しますが、めしべすべてが受粉しないので、梨の果実は均等に成長せず、いびつなものができてくるそうです。摘果作業のときは梨の形で見分けるそうです。ひとつの花の集団に梨はひとつだけ実らせるようです。ですから交互に種類の違う梨を植えて自然受粉させるとそ受粉作業はありませんが、摘果作業が大変なものになるそうです

 

●梨のめしべは6〜7本あります。
幸水の花UP

●幸水には(ほかの梨にいえるのかもしれませんが)長果枝(ちょうかし)と短果枝(たんかし)に咲く花があります。長果枝とは昨年伸びた枝のことです。
こちらが先に花をつけます。短果枝は今年伸びてきた枝だそうです。
8日の時点では長果枝の花は咲き終わり、短果枝の花の受粉作業でした。
●梨は同じ品種では結実しないそうで、この幸水に受粉させている花粉は他の種類のものでした。受粉作業を省略したい場合は、幸水を他の種類の梨と交互に植えておくと自然に受粉するそうです。(ちなみに梨木を増やすには接木だそうです。)
●幸水の木に長十郎が接木されています。見せていただいた梨畑では一本の木に幸水のほか長十郎、豊水などいろんな種類の梨を接木していました。梨の花の季節になると一本の木から、咲く時期の違う花が次々咲くそうです。
N-TUGIKI.JPG - 6
894BYTES
 

 

長果枝(昨年伸びた枝)
短果枝(今年伸びた枝)
 

摘果

5月初め
花が終わって蕾が付きました。まだたくさんの実が枝についています。

 

5月中旬
摘果作業が始まりました。もうひとつの塊に実がひとつになっています。形の良いものが残されます。
数回行われるそうです。
約1p

成長 

5月中旬
一人前に種もできています。摘果された実を切ってみました。全周にきれいに種ができているものが残されますが、摘み取られたもには一部種ができていません。
 

6月中旬
梨の表面がさらに梨らしく、白い模様が出ています。  

 

 

 

直径約4p

●多目的防災ネット工夫1
梨畑には防災ネットをしているところもあります。害虫よけや雹の被害から守ってくれます。雹は遅いときでは7月中旬ころに降ったことも・・・。梅雨が明けるまでは心配です。

 
●草生栽培工夫3
草も肥料になり、化学肥料の使用を減らせます。刈り取ることによって根を残し、余分な肥料の吸収にも役立ちます。また土もやわらかくなります。

●減農薬のための工夫2
交信かく乱剤:性フェロモンをつけた針金状の紐を梨の手にくっつけると害虫のオスがかく乱されメスと交尾できなくなるようです。卵を産ませないための工夫です。

梨畑の入り口付近に虫取りが置いてあって害通調査をしていました。でも交信かく乱剤の効果があってか虫はあまりいませんでした。

●防霜ファン工夫4
センサーが温度を感知して気温が4度くらいになるとファンが自動的に回って風を起こします。

 

               

梨袋
掛け

6月
梨に袋がかけられました。新高、20世紀などにかけられるそうです。防虫、表面の痛み防止等。通常、幸水にはかけません。

6月末
梨は梨は直径約7p位になりました。
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263BYTES

 

7月11日
梨は直径約10p位になりました。
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227BYTES    ←
(2002年)台風6号が、千葉県南部に上陸、大きくなりかけた梨が強風で少し落下しました。その梨をいただいて切って食べてみました。
うーんもう少し!梨の甘みは出てきましたが、あの幸水のジューシーさはこれからなのですね。

私、落下してしまいました。

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●防鳥効果の大蛇工夫5
カラスやヒヨ鳥、ムクドリなどから梨を守ります。最初、木の添え木につけていましたが、イマイチなので次に木につるすと風で大蛇が揺れ動いて本物のように見えるらしく効果てきめんだそうです。賢いカラスがいつまで怖がってくれるのでしょうか?
 

収穫

梨の販売
(気候によって多少変わります)
7月後半
「長寿」
7月下旬
「八君(やぎみ)」
8月上旬
「幸水」
8月下旬
「豊水」
9月上旬
「かおり」
9月中旬「新高」「20世紀」
(粒の数・大きさなど気候によって多少変わります)
梨(幸水)の価格/5KG 数(約)
5L 3500円 約9〜10個入り
4L 3300円 約11〜12個
3L 3000円 約13〜14個
2L 2800円 約15〜16個
 L 2500円 約18個
 M 2300円 約20個
 S 2000円 約22個(2003年時)
 

9月中旬
梨(新高)は袋を破って大きくなっています。
NIIDAKA.JPG - 13
386BYTES

梨(豊水)の価格/5KG  数(約)
5L 3300円 約8〜10個入り
4L 3000円 約11〜12個
3L 2800円 約13〜14個
2L 2500円 約15〜16個(2003年時)

梨(新高)の価格/5KG  数(約)
記録していません(^_^;)

 

 

 

 

 

お持ち帰りようにこのような 化粧箱もあります。
中身は5Kgぶん しっかり入ります。
紅葉

11月中旬
梨の葉がきれいに黄色くなっています。
もう冬の準備が始まっています。

1116KOUYOU.JPG

 

落葉


剪定

11月下旬
広い梨畑に梨がひとつ残されていました。
大地への感謝でしょうか!

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607BYTES

12月
雪が降りました。葉っぱの落ちた梨木に雪が積もっています。
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700BYTES
一年間の作業は盛りだくさん!
おいしい梨つくりは梨農家の方の梨を愛する心と努力で出来上がっています。
八千代の梨は甘みがあってジューシーでとてもおいしいです(^^★

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