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ドイツの「革新的音楽ロボット集団」−クラフトワークは、当時は「プログレッシヴロック」とは呼ばれていたけども、そこにテクノの源は見られ、少しよれた感じの、2拍目が強調される無機的なマシンビートとシンセサイザーの組み合わせは、もはやいわゆる「ロック」とは言い切りにくいものであった。そこにアメリカのアフリカ=バンバータは「ファンク」を感じ、そこにラップを乗せ初期のヒップホップに近いスタイルを確立していく(クラフトワークの曲を無断でサンプリングして、ロボット達から激怒を買った、というのは有名な話)。
さて、そうしたサウンドがアメリカで「エレクトロ・ファンク」などとネーミングされると、生みの親であるドイツは独自の「エレクトロ」路線を進んでいった。
…と珍しく歴史的なものはこれくらいにしておいて。
エレクトロは今でもドイツものが多いのだが、もはや言うまでもなく、様々なスタイルがある。リズムに単にTR-808を使ったエレクトロ、トランシーなエレクトロ、ダビーなエレクトロ…。
ここからは個人的な感想というか、ひとり言に過ぎないのですが、ドイツの人たちはUKとかに比べると、リズムのバリエーションを持たせる時に、エレクトロという選択肢を採ることが多い気がします。ローファイな音色で「ドン、チドン」とリズムを刻み、「シンセですっ」といった感じの無機的なシーケンスの組み合わせは、やはりロボットの国だからでしょうか(お国柄、といってしまえばそれまでだけれども)。
ある意味、エレクトロが最も「テクノらしいテクノ」と思います。
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