「アドリブ講座・美味しい音を狙って弾くコツ」Acousphere Guitar Lesson
Acousphere Toshiです!
アドリブのカッコ良さの一つはコード進行にはまる美味しい音を弾けることだと思います。
どんなコード進行でもちゃんと準備ができていれば大丈夫!
コツが分かれば意外と簡単にできるのでぜひトライしてみてくださいね!
アドリブをより上手く聞かせるために
上手な人のアドリブには、ここがすごい!と思うポイントがいろいろあると思います。
コード進行に沿って美味しい音を美味しいタイミングで弾くアドリブを聴くとしびれますよね!
この「コードチェンジ感」を出すために必要なのが、アドリブ中での
「スケールチェンジ」です。
ギターの指板と視覚的に関連付けながら説明していきましょう!
「Spain」が題材です
チックコリアが作ったこの曲はたくさんのプレイヤーが取り上げていますね。
曲自体エキサイティングだしコード進行も面白いので、勉強するにはもってこいの曲ですね!

最初のG△7とF#7のつながり部分でスケールチェンジを行う方法を考えていきましょう。
各コードに当てはまるスケールは以下の通りです。
G△7:Gリディアン
F#7 :F#ミクソリディアン (b9,b13) (註1)
(註1)F#7には他のスケール(オルタード、コンディミなど)も当てはまります。
しかしここではダイアトニックに近い響きのこのスケール選択します。
それぞれのスケールダイアグラムは以下の通りです。


これはどちらも4弦中指から始まる指使いです。
最初なので演奏しやすく響きが聞きやすい場所を選びました。
美味しい音はここだ!
次にGリディアンとF#ミクソリディアン (b9,b13) の違いを分析します。
ダイアグラムからも分かりますが、実は1音を除いて全て同じ音です。
異なる音はGリディアンの「Re」がF#ミクソリディアン (b9,b13)の「Mi」になっているところだけ。
つまり結論はこうなります。
G△7からF#7にチェンジするところはF#ミクソリディアン (b9,b13)の「Mi」の音を強調して弾くけばよい!
では実際のフレーズ例で検証してみましょう。
タブ譜の下にあるドレミを上記のスケールダイアグラムと見比べて弾いてみてください。
(SpainではG△7とF#7は2小節ずつですがここでは省略して1小節ずつにしてあります。)

このフレーズで一番美味しい音はどこだと感じますか?
僕は2小節目の最初の音だと感じます(3弦3フレットのA#。つまりF#7のMiの音!)
この音が出てくることでコードチェンジをしたという強い響きがするわけです。
この音は必ずしも小節の頭になければいけないわけではなく、F#7の間であればどこで弾いても効果アリです!
また、F#7の4番目の音(4弦5フレットのG)も美味しいと思った人もいるでしょう。
この音はハーモニックマイナースケールの一番特徴的な音です。
(クラシック音楽っぽい匂いがしますよね。)
(補足:F#ミクソリディアン (b9,b13)はBハーモニックマイナースケールの5番目のモード。)
美味しい音の場所を憶えてタイミングよく弾ければ、かっこいいソロになるということですね!
ちょっとの知識があればできることなので、ぜひこの感覚をアドリブに取り入れてくださいね!
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