ささののやさい 技術編02
2003年3月7日作成
2003年3月26日追加

「ささののやさい」自分で作る ぼかし肥料
醗酵菌の増やし方



「ささののやさい」では、
有機物を醗酵させるための醗酵菌は、地元の身近に存在している土着の土壌微生物を使います。
土着土壌微生物といっても難しいものではありません。
近くの竹薮や山の土にいる土壌微生物のことです。
有機物の醗酵に、あの有名な○●菌を使ってもいいのですが、
使用した経験とその内容を考えると、薦めません。

薦めない理由は、
1.採取した場所の気候・環境が違うから。
2.含まれる土壌微生物の種類が、メーカーの方針で選択されたものであるから。
3.買わなければならないから。

大量に、メーカー製の土壌微生物が採取場所と異なる場所で使用されると、
微生物レベルで、将来の環境破壊につながると考えています。

これは、考えすぎか?


醗酵菌のふやし方
今回は、山の落ち葉の下の腐葉土 と 知人のブドウ園の土壌 をもとに増やします。
左側は、近くの山のもの。


堆積した落葉の周辺には、
多種多様な土着菌が
生活しています。
右側は、長年にわたり 土作りが
されている「富士ぶどう園」の土壌。
少し譲っていただきました。

このブドウ園では、有機物を土の上に
置いておけば
醗酵してぼかし肥になるほどです。

左の写真、
白く見えるのは、「はんぺん」。
「はんぺん」は、微生物のコロニー。


(ロールオーバー画像があります)
土壌と米ぬかを混合します。
混合割合は、自由。
米ぬか が多いと
醗酵までの時間がかかります。
よく混ぜ合わせます。

(ロールオーバー画像があります)

あとは、水を加えて攪拌・混合し、
日陰に放置しておきます。

 ☆ 最重要ポイント ☆
土壌と米ぬかを混合したら、
混合物の重量の4分の一、
およそ25%の水を加えます。

(総量10kgなら、2.5gの水を加える)


水分調整が終わったら、
ビニール袋などに入れ
直射日光を避け日陰に保管します。
土着微生物は強力ですから、
冬場でも保温なしで
5日から1週間ほどで
いい匂い?とともに、
ふっくらと白っぽく変化します。

出来上がったら、
日陰で十分乾燥させてから、
ビニール袋に保管しておきます。
土着微生物を使った「ぼかし肥料」の
作り方は、こちら


総量5〜10s位でしたら、
肥料袋を利用すれば
いいと思います。
およそ25%の水分を加えたら、
軽く混ぜてから肥料袋に入れ、
袋の口を握って、袋を振れば
切り返し攪拌ができます。


水分調整後、
無加温のハウス内に
保管して、11日目

山土の場合は、
柔らかないい匂いが
してきた段階で
まだ、醗酵熱は出ていない。

今回は、15日目に、
少し醗酵熱が出て
醗酵が始まった。


水分調整後、
無加温のハウス内に
保管して、11日目

ブドウ園の土の場合は、
柔らかないい匂い
とともに
醗酵熱が出て
醗酵が始まっていた。

私は、今回増やした醗酵菌と前回作ったボカシ肥料を
次に作成するボカシ肥料の醗酵菌として使用します。
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