
PLAYING TODAY 2005/03
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| 2005/03/31 | ||||
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| TITAN ST/POPEYE DE ROAD (FRANCE,1986) |
| ドラム以外が全員KILLERSの初期メンバーというパワーメタルバンドの1stとライブアルバムがカップリングによるCD化。KILLERS同様、押しの強いフレンチメタル(当然フランス語)。イントロに続く疾走チューンなどは噂に違わぬ名曲。他のナンバーも完璧な正統派パワーメタルが続く。ライブはやや荒いものの、これまた押し一辺倒。これも気持ちが良い。入手困難のアイテムだっただけに嬉しい再発だ(ブートかも知れんが...) |
| 南米チリの至宝BLODEN-WEDDの3rdアルバム。これこそメロディックパワーメタルの真髄と言っても良いほど「お手本的」メタルアルバムである。キャッチーかつストロングなメロディを随所に配し、またツインギターも効果的に展開されている。ここまでやられるとチリと言うより、南米屈指のバンドと褒めちぎりたくなるほどの安定感をしめしているのだ。まあ、とにかくパワーメタルファンは必聴ですぞ。 | 現役のUKプログバンドでもっとも好きなのがこのJADISである。本作は1stアルバムのリマスター再発で、ボーナスとして未発表曲を集めたDisk2がついている。CAMEL、FRUPPといった英国叙情を継承し、また中心人物のGary Chandlerの奏でる泣きのギターと仄々したボーカルが疲れた体を癒してくれるのである。JADISは全アルバムが良いが、本作が一番好きですね。ギターがハードに展開する場面もあるのでメタルファンもいけるかも。 | 岐阜のグラムハードロックバンドのミニアルバム。各国のグラム系WEB SITEに好意的に取り上げられるなどしているので興味があったのだが、80年代後半のUS Hair Metalを見事に再現しているだけではなく、日本語詩においてはZIGGYなどに見られたポップ感をも合わせ持つなどなかなか懐の深いバンドのようだ。特によく伸びるボーカルの声質は特質すべきものがある。意外とデカくなるかもしれないよ。 | スウェーデンのプログメタルバンドMIND'S EYEのボーカリストAndreas Novakのソロプロジェクトのデビュー作。MIND'S EYEはもろ”シアター系”の音楽性故にシンガーのソロであってもそれなりの難解さがあるのかなと思ったら...すっかり甘いAORでした(笑)。で、これが北欧哀愁を前面に発揮した良い出来でして。ゲスト参加の面々もまさかAORとは思っていなかったかも。だってTHERIONとかDIONYSUSとかいるし... | 2枚のシングルをリリースし(これは大好きだった)、鳴り物入りでメジャーデビュー大評判を呼んだ前作から1年半ぶりにリリースされた2nd。実は前作があまりに作られすぎていてピンと来ていなかった僕なのだが、本作は素晴らしい。インスト部分におけるプログメタルを思わせる展開や硬軟併せ持つSyuのギターにしてもより自然に歌えているYAMA-Bにしても大成長を遂げている。 |
| 限りなくダークで陰鬱なプログメタルを聴かせるスウェーデンのバンドによる初のライブアルバムは2枚組。日本では地味な存在に埋没しているが、本作でもわかるように地元欧州ではかなりな人気を博しているようだ。アルバムよりもかなり元気に聴こえる(笑)ボーカルにしてもカッチリとまとまった演奏にしても巧さは最上級にある。この手は日本では厳しいのだろうが、メロディも良いので、一度聴いてみてもらいたいなぁ〜。 | イタリアのメロディアスパワーメタルバンドの2nd。前作はクサいメロディ満載のB級アルバムの典型って感じだったのだが、本作では一気に進化を遂げ、その存在感はまるで「Inside Out」系プログメタルにようになっている。個人的には歓迎すべき変化なのだが、Xaメタラーの方にはちょいと近寄りがたくなってしまったかな?個々に残るクサいメロディは相変わらず残っていますけどね... | ここ数日またクサいメロディのバンドへ方向転換してますが(苦笑)...このバンドはシンフォのメッカイタリア出身の6人組。いきなりの日本デビューということでそれなりの期待を持たれているでしょう。確かにシンフォアレンジや前半の疾走チューン凡百の同系バンド群を凌駕するものがあると思いますよ。メロディが覚えやすいし。かなり好感を持ちました。ただ、同系バンドが多いのでその一群から抜けるにはかなりの精進が必要。特にボーカル! | SWEDENのシンフォニックパワーメタラーの2nd。初期のPaul Diannoを髣髴とさせるハスキーなボーカルが特徴的!アレンジはシンフォニックなのだが、まったくそれを感じさせず、勇壮な曲調だけを追ってしまうのはこのハスキーなボーカルの実力によるところ大。バンドのしなやかさとは対極にある男臭さは良いところを狙っていると思います。昨今の女性ボーカルブームを吹き飛ばせるかな?期待してます。 | スペインのAVALANCHによる新作かなと思って買ったら、現メンバーによる再録ベストでした。Victor Garciaをはじめとする中心メンバーがWARCRYへ移籍していらい興味がそちらに移ってしまっていたのですが、流石に現行メンバーも実力の高さは血統書付きなので、初期曲をやらせても何ら問題ありません。初期にあったくどいまでの臭さは減退しているかもしれませんが、逆に曲そのものを楽しめるようになっているような気がします。 |
| メロディを持ったロックンロールバンドは嫌いじゃない。SWEDENの4人組であるBABYLON BOMBSは、ここ数年注目を集める北欧ロックンロールシーンにおいても注目を集めるであろう新鋭バンドだ。HMF Vol.8で彼らのデモレビューを掲載したのだが、そこにあった80年代後半のUS HAIR METALのメロディとトンガリぶりを合わせた実力はこのデビューアルバムでも如何なく示されている。他のこの手のバンドよりメタルっぽいところも気にいっている。 | オーストラリアのグラムロック4人組のおそらくはデビューEP。日本のZIGGYを彷彿とさせる人懐っこいメロディが魅力である。容姿そのものも80年代グラムを継承しているようだが、この見てくれにだまされると折角のバンドの実力を実損ねることとなる。前述のメロディセンスを生かすことができれば、このジャンルでも十分に活躍が期待されるし、ワールドワイドな展開だって望めるかもしれない。 | 何を隠そう私はGENESIS、特にSteve Hackett在籍時が大好きなのだ。このJohnはそのSteveの実弟で、Steveのソロ作にはよくフルートで参加している。もちろん本作でのギターはSteve。ということで、買わざる得ないアルバムなのだが、これがまた、初期のSteveのソロやら英国の伝統的POP音楽の系譜を引き継ぐナイスな作品。兄の影に隠れ地味なミュージシャンではあるが、こうした素晴らしいセンスを発揮するとはHackett家恐るべし(笑)。 | ノルウェーの4人組メタルバンドの5曲入りEP。ボーカルは女性だが、全然女性を感じさせないパワフルな歌唱。曲は涙が出るほどオーセンティックでメロディアスな単なるヘヴィメタル!各プレイヤーともベテラン揃いのようで(このバンド自体96年結成とのこと)安定している。最近北欧から出てきているバンドのようにSTRATOVARIUSやSONATA ARCTICAの味は微塵も感じない古き良きメタルだ。歌唱には女性は感じないものの、ボーカルのIda姐さんは色気もちゃんとある美人。しかも巧いよ。 | 女性ボーカルを含むスペインのニューカマー。ちょっとゴシック系の入ったパワーメタルを聴かせてくれます。本人たちはゴシックをやっている意識はないとのことですが、美貌(ってよりは可愛い系です、kohさん)のボーカルBeatrizは実力を兼ね備えた逸材で、彼女の展開力は曲によってはゴシックを思わせる部分はありますね。確かに疾走チューンが随所にありますので、パワー色も強いです。ちなみにこのバンドDARK MOOR人脈で、Elisaさんも元メンバーとのこと。スペインですが、全編英語。巻き舌ファンは残念!(笑) |
| 我等がWIDOWが2ndにして日本デビュー。しかも女性シンガーを擁して...不安と期待が入り混じっていたのだが、結果的には特に大きく変わるところはありませんでした(笑)。新加入のLiliはまだお披露目程度でして、明らかな存在感を発揮するまではいきません。もっともそれをネガティブに叩くより例によってハモリまくるツインギターと突進するリズム隊を評価しましょう。Liliさん、美形ではないけど、着ているTシャツがSHOK PARIS...(笑) | ギリシャのギタリストOverloadさん(アーティストネームなんだって:笑)によるギリシャオールスターズを擁したネオクラアルバム。もうすっかりYngwie系なんですけれども、堂々たる歌唱を聞かせてくれるPHANTOM LOADのVasilis Axiotisにより、単なるフォロワーネオクラの域を大きく超えることができている。Overloadさんのプレイも類型の域はでないものの、安定しているし、「オリジナリティーがない」と切り捨てるには惜しい存在だ。 | さて、今回は「主婦メタル」にスポットライトを当てよう。米国のベテランCHASTAINの7年ぶりの新作。シンガーのKate Frenchはドラマーで元VICIOUS RUMORSのLarry Howeの奥さんで、この数年間は子育てに専念していたとのこと(笑)。実は本作、タイトルから勝手にモダンへヴィ化したものと誤解、手に取るのが遅れたのだが、相変わらず何の変哲もないヘヴィメタルでした。Kateの絶唱、Chastain御大のテクニカルギターも健在です。 | 昨日の上品なARENAからうって変わって「BARBARIC METAL」です(笑)。いやぁ〜埃っぽい。ポルトガルのメタルトリオなのですが、基本はMOTORHEADやTANK、KILLERなど濁声のボーカルがまくし立てるスタイル。演奏は正直言って「下手」。ところがそこで切り捨てることができないのはメロディが良いんだなぁ。何しろ、ライフスタイルからメタルってんだから気合入ってます(爆)。好きよ。 | イギリスのポップなプログレバンドARENAの新作。上質な英国気質を今に受け継ぐ伝統的な音を見事に再現している。メタル界ともつながりのあるキーボード奏者Clive Nolanが奏でる壮大にして優雅な音はすっかり僕を虜にしているのだ。Cliveは複数のバンドで働きまくる(DRAGONFORCEのプロデュースしたり)Workaholicだがその大半が高品質と言うのは凄いですな。 |
| ブラジルサンパウロ出身の5人組プログメタルバンドである。バジェットが乏しかったようで録音などは満足いくものではないと思うが、アイディア・作曲能力はハイレベル。同郷のANGRAなどを彷彿とさせる良質なメロディも持ち合わせている。冒頭に書いたように録音が良くない(妙に生々しくデモのよう)のでボーカルなどはこの手の音楽にはシンプル過ぎてしまうのだが、歌の力量も決して悪いものではない。今後の成長が楽しみな若手である。 | 元LONDONのギタリストLizzy Gleyがやっている米国のグラムバンドの何と7枚目の新作。PVのたくさん入ったDVD入り2枚組(DVDはまだみてません)。LONDONをはじめとするグラムハードは底堅い人気があるらしく、世界各地からフォロワーのバンドが出てきているが、この人たちはそこはオリジナル、曲のダルな雰囲気といい、プレイの質といい、上質そのもの。メタル者にはややチャッチー過ぎるように感じるかもしれないが、これもハードロックの進化系として受け入れたいなぁ〜。 | 米国ユタ州出身のプログレメタル5人組による3rdアルバム。以前の作品は未聴なんですが、これはかなりレベルの高いバンドです。冒頭から17分という長尺ながら、曲の中に超絶インタープレイ、メロディアスパートなど盛りだくさんの仕掛けがあり、プログレアレルギーのある方以外には充分楽しめる作品となっています。ボーカルラインはJADIS、プレイそのものはRUSHを彷彿とさせますね。特にキーボードの使い方(ピアノ・オルガンなど多才)が素晴らしいです! | 毎度おなじみYngwieの最新作。相変わらずで安心して聴けるブランドではありますが、これと言って変化はありません。ここ数作に比べるとややストレートな作風を感じる程度でしょう。このストレート感は明らかにボーカルのもたらすもので、ミドルトーンを基調とする堂々たる歌いっぷりが気持ちがよいです。プレイはもうご承知の通りで、今更これを聴かなくてもと言う方はともかく、高品質であることは疑いなしです。 | 米国の4人組Thashバンドのデビューアルバム。正直まだたどたどしい(はっきり言うと下手)のだが、要所に耳を引くツインリードがあったり、キャッチーなリフがあったり憎めないバンドなのである。参考としたのは初期のMETALLICAと北欧メロデスに違いないのだが、そこに今後どのような肉付けをしていくか?WIDOWのようなフックのあるプレイまで昇華できたら結構評価できるバンドに成長するかも。 |
| フィンランドのゴシックメタルバンドによる4thアルバム。僕ははじめて聴きました。ゴシックというと女性ボーカルという僕の勝手な印象があるのですが、このバンドは太い声の男性ボーカル。しばらく前によく聴いた同郷のHIMあたりに近いでしょうか。音としてはメランコリックでキャッチーなマイナーメロディを基調としているので、日本人受けはするかもしれません。(ハイトーン好きはダメだと思うけど)さすがに店で掛かっていて即買いしたくらいだから僕は気に入りました(笑)。 | 近年のメロディ派ギタリストの中では傑出した才能を持つRalf Santora率いるMILLENIUMの2枚組ベスト。ベストってまだ3枚くらいしかアルバムだしてないのにねぇ〜と思うのですが、過去作から良い曲を集めてきたと言う意味で嬉しいかも。しかも2枚目の半数以上が未発表音源ですから。往年のMicheal Schenckerを思わせるRalfのギターは冴え渡ってます。またMSGやSWEET、JEFFERSON STARSHIPなどのカバーは年代的にずっぽり僕と被るので親近感アップ! | 歌聖Glennの新作。前作ライブアルバムから短いサイクルでリリースされましたね。今回はここ最近のメロディックメタル路線から、ソウルフルなハードロックへ回帰、久々の「ムゥ〜フゥGlenn」が楽しめます。個人的にはこの路線支持ですね。RHCのChad BrownのタイトなドラムとJJ MarshのタフなギタープレイもGlennの歌を全編に渡り引き立てています。ライナーの筆者はメロディックメタル路線に執着があるようですが、彼の本質はこっちですからね〜。佳作です! | ドイツの4人組POP ROCKだ。元気のよいハードポップは最近のBON JOVIなどを想起させる。短髪&Tシャツのいでたちなんで初めて見たときはすっかりアメリカの若造によるものと勘違いしていたが(音もまったく違和感ないアメリカンなものだし)、ヨーロッパにもこういうバンドいるんですね...良い曲も書ける新人バンドだし、散歩のBGMなどに良いので気に入っています。 | 月初はNWOBHM。Paul Gaskin率いるドラマティックな音である。個人的にはNWOBHM BEST10なんて企画したら絶対入る超お気に入りの一枚。ジャケットの通り重苦しい雰囲気と邪悪にも思える曲調に妙に軽いタッチのPaulのボーカルがよく合っている。次作では専任ボーカルを入れてしまうのだが、世間の評価としては失敗と言われる。これは本作が良すぎたからの評価に違いない。なかなかこれを超えるアルバムを作るのは困難だったと思いますよ。 |