NOSプログラムでは撃発能力の分析のためRTVとTIREの2面から数値分析を行います。
この数値は、次のとおり定義されます。
撃発前の2秒を200ミリ秒ごとに10分割して各区ごとの偏差(揺れの大きさ)を測定します。
次に、最後の赤色部(B)の偏差を緑色部9区(A)の平均偏差で割って撃発クリーン度を算出します。
この対比数値が1.0であれば、撃発時の揺れの大きさは照準・撃発時の揺れの大きさと同じで、クリーン(滑らか)に撃発したことがわかります。
数値が1.0を超えた表示は、クリーンでない撃発です。ガク引きは2.0を超えることがあります。
伏射姿勢のようにこの時間以上に揺れが小さい上にクリーンな撃発では1.0前後の数値となります。
この数値は1発ごとに評価するのではなく、シリーズあるいは全体を通して評価に利用します。
この数値は、次のように定義されています。
この撃発タイミングの統計値を射撃分析利用するにあたり、ノプテル社ではピストル及びライフル射手男女の反応時間を測定しました。それによると平均反応時間は、男性ピストル射手が288ミリ秒、女性射手が243ミリ秒、男性ライフル射手が263ミリ秒、女性射手が303ミリ秒。
それぞれの平均値はピストルが287ミリ秒、ライフルが273ミリ秒でした。
この平均値を元に撃発前600ミリ秒を3分割して、どの区切り内の銃口指向点のCOG(重心点)が標的センターに最も近かったのかを測定します。図の1の区切り内が近ければ「1」を2の区切りであれば「2」を、3の区切り内が最もセンターに近ければ「3」と単純に表示します。
ノプテルが測定した射手の平均反応時間を考慮すると、撃発タイミングの平均値は「2」となります。「3」の射手は平均を上回る撃発タイミングを持ち、「1」の射手は平均より劣ることになります。
ただし、この数値は1発ごとに評価するのではなく、シリーズあるいは全体を通して評価に利用します。