射撃分析装置


照準能力の分析

NOSプログラムは照準能力をCOGとATIの2つの面から分析します。

COG=照準の正確さ

COGとはCenter of Gravity(重心点)の意味です。
銃口は常に動いています。COGは撃発前3秒間の銃口の移動範囲と偏りを測定して撃発前に銃口が主に指向していた重心点を表示します。シリーズや全体を通して見ると、そこが姿勢の持つ自然狙点とも言えます。
このCOGが標的センターに近いほど高得点となります。つまり、技術レベルが上がるにつれて照準の正確性が上がります。

AP・AR射手の技術レベルとCOGの関係

Air Pistol Air Rifle
 技術レベル   得  点   COG  技術レベル   得  点   COG 
レベル1 585以上 10.46 レベル1 595以上 10.59
レベル2 580-584 10.44 レベル2 590-594 10.53
レベル3 570-579 10.40 レベル3 580-589 10.35
レベル4 540-569 10.21 レベル4 560-579 10.16
レベル5 510-539 9.92 レベル5 540-559 9.99
レベル6 480-510 9.82 レベル6 510-539 9.94
レベル7 480以下 9.63

Air Pistolの照準例

優秀な据銃と照準(左)、据銃は優秀であるが照準が悪い例(右)

APのCOG例赤色の長方形はホールドボックスと言い撃発前3秒間の揺れ偏差を2倍にしたものです。その中心にあるプラスがCOGです。

照準能力は据銃能力に大きく左右されます。据銃が優れていれば正確な照準をできる条件が揃います。逆に言えば、据銃が優れているほど照準がさらに重要となります。

着弾は、照準範囲の平均的な部位に位置する傾向があります。ガク引きなどの悪い撃発能力はそれを変化させます。



Air Rifleの照準例

優秀な据銃と照準(左)、据銃は優秀であるが悪い照準の例(右)

ARのCOGと着弾位置

ライフルの発射は、良くも悪くも射手が照準しているところに着弾する傾向があります。


すべての射撃種目でCOGを標的センターに置く、近付けるが重要です。









ATI=照準時間

射撃スタイル(安定据銃型、最適化型、反射型)によって射手の平均照準時間は異なります。据銃型射手は、時々長い時間据銃することがあります。ライフル射撃の場合、20秒は異常な長さではありません。測定した照準時間(ATI)の平均値は、ピストルで9秒、ライフルで15秒でした。この測定時間は標的からの反射を受けた時点から撃発までのため、実際の精密照準に要する時間とは異なります。
照準時間は個人的な特性ですが、多くの射手は照準時間を短縮すべきだと言えます。

AP・ARの照準時間

Air Pistol Air Rifle
技術レベル  得  点  ATI 技術レベル  得  点  ATI 
レベル1 585以上 8.7 レベル1 595以上 17.9
レベル2 580-584 9.4 レベル2 590-594 17.8
レベル3 570-579 9.2 レベル3 580-589 14.2
レベル4 540-569 9.0 レベル4 560-579 12.3
レベル5 510-539 7.7 レベル5 540-559 11.7
レベル6 480-509 6.7 レベル6 510-539 13.1
レベル7 480以下 7.9