これは、日本のある部隊がノプテル射撃訓練・分析装置を射撃訓練に利用して、目標に向かって挑戦している姿を御紹介するものです。
ただし、掲載する事柄については、弊社またはノプテル社が協力依頼して実施した訓練ではありません。訓練担当者の方から、部隊の目標達成のため射手達と熱心に訓練に取り組んだ結果、大きな効果をあげ始めているとの連絡を受け、公表できる範囲内でお教えいただきたいとお願いしたものです。担当者の御好意により御提供いただいたものですから、全ての訓練内容や詳細を掲載いたしません。
ノプテルを利用して射撃技術が向上した・改善したとの報告は、事実、たくさんの方から寄せられています。「国体に出場して入賞した」、「日本新記録を出した」、「ワールドカップに出場できた」、「オリンピックで入賞できた」などなど。
今回もその一例ではありますが、訓練内容について細かく具体的でまとまっておりますし、継続中のものですから、他の団体や各種の競技団体などでノプテルを利用されているコーチの方々に参考としていただけるものと考えました。
なお、専門用語や言い回しを変えてありますので、御容赦下さい。
射撃検定の合格者の増加。全国大会での優勝。
小銃およびけん銃
8月検定までの1ヶ月間の毎週1〜2回。
訓練時間は1回につき、1〜2時間。
検定不合格者を重点とする。大会出場選手。合計約20名。
屋内にて数mの射撃距離を取り、ノプテルを装着した小銃またはけん銃にて空撃ち射撃する。
訓練担当者および射手は、コンピューター上のリプレイを見て射撃技術の認識、改善を図る。
銃の保持能力が欠如している者:銃口付近に10円玉を載せて、落とさないようスムーズに撃発することに重点を置く。
視力の極めて悪い者:毎回同じ照準映像で撃発することに重点を置く。
ボーンサポート(骨格による小銃の保持)ができない者に対する訓練:
体型的に腕が短いなどボーンサポートに無理があるならば、できるだけ筋肉緊張を抑えた姿勢をとる。
銃を構える姿勢、サイト・アライメントの完成、トリガー・コントロールと呼吸の静止。
検定射撃に準じた方法で、1回の訓練につき3〜4回実施(採点射撃)。
ノプテルでの最高得点と実弾検定射撃得点との比較一例(選手要員+α)
| 射手 | ノプテルでの得点 | 実際の検定射撃得点 |
| A | 47 | 42 |
| B | 45 | 45 |
| C | 45 | 41 |
| D | 46 | 46 |
| E | 44 | 47 |
| F | 前回不合格 | 38 |
まったく成果の無かった者:1名(周囲の見解:上がり性が強いからでは)
射手の申し立てる当らない理由。
1 標的が見えないから当らない
2 自分の銃ではないから当らない
3 訓練時間が少ないから当らない
が主です。
三和管財:へぇー!あの人が合格したの?参加者の7割も合格したのは、初めてじゃないか。周囲からそんな感想が聞かれるそうです。でも、一番嬉しいのは合格した本人と指導者でしょう。ノプテル利用の訓練を受けた射手の8割が成績アップに繋がり、なかでもこれまで合格できなかった射手が大幅な自己新記録をして合格できたそうです。その喜びたるや、いかに。
私も同じ射手として、自己新記録を出したり、人から賞賛される喜びは共感できます。
どこの世界でも同じでしょうが、○○がやったの?それなら俺もできるぞ!それが人間の能力を向上させる原動力だと思います。
個人的意見ですが、「人間には自分自身でさえ知らない能力を持っている。それを気づかせてくれるのは廻りの人の小さなきっかけである。そして新たな能力を発揮した自分を発見する。」私はいつもそう思っています。
それにしても、小銃に10円玉を載せて撃発する訓練は難しそうだな。昔、私もその方法でけん銃訓練を受けたことがありますが、それをあの小銃(引金を引くとガッチャーン)でやるのはもっと難しいのでは?ちょっと、モデルガンでやって見よう。