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和歌山古座遠征日記


1)決意!

昭和天皇崩御する前年の1988秋、TVの釣り番組
で和歌山古座でのバス釣りが放映された。
画面にはデカバスを次々ヒットさせるまだ若かりし
浜松ひかるさんと上屋敷さんがいた。「どうせまたやらせか?」
くらいで見ていた。それなりに面白かったが・・・・・後日友人から
バス釣りをやりたい! しかもあのTVで放映された
古座に行ってみたいと相談をもちかけられた。

私は冗談じゃない そう簡単に600km以上離れた、車で10時間かかる見たこともない土地の小さな
湖でなんかそう簡単に釣れるものじゃないよって諭した。
当時津久井に通っていた私はそんな程度にしか古座のバス釣りを思ってなかった。
しかし何度かそのビデオを見直してみるとボート屋もないショップもない桟橋も何もない
ほんとにすばらしい「楽園」に見えてきたから不思議だ。

 ついに決断! 目的は50UP!
翌年1989春、5/26〜28を使って一回だけのつもりで愛車
92レビンにハンドエレキx1、バッテリーx1、2人分のタックル一式
を満載して3泊4日の和歌山遠征となった。
(これがその後10年に渡って通うはめになるとは・・・・)

車での移動は釣りする時間を考えすべて夜移動となった。
コースは相模原の自宅から中央相模湖インター〜
中央道小牧ジャンクション〜東名名神〜東名阪・
伊勢自動車道〜紀伊半島海岸線を走る42号線〜古座
までの総工程600kmあまりのロングドライブだ。
いままでこれほどの長距離を走ったことはない。しかも夜に。
まあ、友人のNは大学時代にラリーで慣れてるので軽い
気持ちで行くことにした。
とはいえ10時間を交代でしかも知らない道ばかりを
夜移動するのは楽しいと不安が一杯だった。
 道中、声が枯れるまで車内は古座での爆釣の
話で常に盛り上がっていた。
若かったね。
朝4時頃海が見えるコースまで来た時は「来たぞー!」
って二人で大騒ぎ。

既に声はかれていた(爆)
コンビニも無ければスタンドもまだ開いてない。
おいおい帰りのガソリン大丈夫かな?
どこも閉まってるよ。
信号はないので燃費走行はすばらしく
DOHC1600のレビンでさえ
記録的な燃費をたたき出した。
海岸線から山道に北上するルートは狭く、
また切り立った断崖ばかりである。
川沿いのコースはそれはそれは自然豊かな
風薫る5月の清清しい少し寒いくらいの
快適なドライブだった。疲れはない。
 集落が見えてきた。
そしてトンネルを越えて小さな郵便局を過ぎると
ついにTVで見たあの湖が
目の前に広がった!
 しばらく無言で二人は湖面を眺めた。
朝もやに包まれた湖面はあくまで蒼く、波ひとつない。
時々湖面を揺るがす魚の波紋が広がるだけ。
思ったよりおおきいね。
さーていよいよパラダイスでのバス釣りのはじまりだー!
あれ? ボート屋さんは?
えー?  ま、まさか・・・・。
次回はいよいよ古座でのバス釣り
創造を絶する、爆釣!また爆釣・・・か!?
乞うご期待!