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ただの自己満足企画

【月とキャベツに関する一考察】




それほどたくさんの映画を見ている訳ではありませんが、
洋画・邦画、それぞれ3つのお気に入りがあります。

邦画のお気に入りベスト3

1位  月とキャベツ

2位  激突・将軍家光の乱心
JACファンが、泣いて喜ぶ傑作娯楽劇。全編アクションの連続で息付く暇もないです!

3位  異人たちとの夏
死ンだ人たちと過ごすすごく幻想的な映画。後ろからされちゃう(!!)名取裕子の色っぽさにくらっ。

洋画のお気に入りベスト3

1位  ストリート・オブ・ファイヤー
サントラ、映像、ストーリー、キャスト。もう最高です!
悪漢に掴まった元かのを助けにいくマイケル・パレがほんとにかっこいいです。文句なし1位。

2位  愛と青春の旅立ち
ラストシーンでヒロインの職場に押し掛け抱き上げて連れていってしまう若いリチャード・ギアがたまりません。

3位  ターミネーターシリーズ
ほんとは1作目が大好きなんだけど、2作目のエドワード・ファーロングくんの美形さと
I ’ll Be Back!!」のセリフのかっこよさでシリーズでのランクイン!


まあ、こんなとこかな。
ものすごく好みだけのランキングですが、これらがわたしのイチ押し映画です。

そのなかでも、この秋初めて観て、一瞬でわたしの心臓を鷲掴みにしてしまった映画が

「月とキャベツ」

です!!!
ここでは、激オススメのこの映画について語ってみたいと思います!!
(ごめんね、興味のない方はこちらからお戻りください〜・・・。)




「月とキャベツ」
1996年・東映・
監督・篠原哲夫
出演・山崎まさよし、真田麻垂美、鶴見辰吾、ダンカン

はい。お解りのとおり、ものすごいむちゃくちゃマイナーな映画です!!
わたしも、CSの「東映チャンネル」で放映されるまで、全っ然知りませんでした。
山崎まさよしだって、べつに好きじゃなかったし(笑!
でも、予告で流れてくる主題歌の歌詞(あとで紹介しますね)と、
「ひと夏のラブストーリー」というコピーに惹かれて観てみることにしました。
1時間40分後。必ず泣いているあなたをお約束します!!
もうもう、ラブストーリー好きさんには(ってゆーか、
「バボちゃんち」の異世界に来るようなあなた!ここを読んでくださってるあなたには!)、
たまらない映画です!!!!

え〜っと、あらすじです。


ちょろっと書くつもりが長くなってます。気合いを入れてお読みください・・。
やっぱり戻るわ、という方。こちらからお戻りください。



カリスマシンガーだった花火(山崎まさよし)は、スランプで曲が作れなくなり、
キャベツを作りながら山で隠遁生活をしてる男。
作りたいモノが見つからないんだ・・・、そんな焦燥にかられてもがいています・・・。


ある日、目の前でふわふわと舞う少女と出会います。
明日のダンスコンクールの練習をしてるの・・。
そんな彼女は乗ってきたバスにバッグを置き忘れて帰れない、といいます。
花火は、彼女に一万円札を押しつけて去っていきました。

その夜。
お金返しにきたの、バッグも見つかったの。
と、誰も知らないはずの花火の家にやってきた少女〜「ヒバナ(真田麻垂美)」〜。
わたし、花火の大ファンだから、花火のことならなんでも知ってるの。
そのまま花火の部屋に居着いてしまうヒバナ。
(あー、なんも起こらんですよ、期待してるようなことは!)
自分の傍に誰かがいる・・・、不思議な感覚にとまどいながらも、
花火は平静を装ってヒバナを冷たくあしらいます。
花火の曲で踊りたかったんだ〜!
そう言って草原で軽やかにステップを踏む彼女を、花火は眩しそうに見つめます。

わたし、これからもここにいてもいいでしょ?
だめだ、帰れ!!
どうしても?
どうしてもだ!!
でも・・・
GO HOME!!

いつまでも置いておけるはずのないヒバナに、花火は「家に帰れ」と命令します。
(そりゃそうだ、未成年略取になっちゃうもんね)
お世話になりました・・・。」としぶしぶ背を向けるヒバナ。(ええ〜、帰っちゃうの?)

でも。ヒバナがいる暮らしを知ってしまった花火は、自分の気持ちと向き合うことを決心し、
そんなヒバナを追いかけて「ここにいてもいい」と告げます。

それから、花火とヒバナの奇妙な共同生活が始まりました。
どんどん、花火のなかにはいってくるヒバナの存在。(このへんがまたいいんだ〜っ。)
訪れた花火の友人・理人(りひと・鶴見辰吾)もヒバナをいたく気に入ります。
「ヒバナちゃんがちゃんと踊ったら綺麗だろうな〜。」カメラマンの理人はそんなことを言います。

でも、ヒバナには不思議な点がたくさんありました。
いつも月を見上げている。極端に「水」を怖がる。ラジオの台風情報ばかり聞いている。
(ここではまだそんなに気になりませんが)

「音の鳴らないオルガンって、歌わない花火みたいだね」
ヒバナの一言で、花火は歌を作り始めます。
ピアノで旋律を弾いているそばで、それに合わせて踊るヒバナ。
どうしようもなく大きくなっていくヒバナの存在。ヒバナなしの自分はもう考えられない・・・。
花火はそんな自分を自覚していきます。
しかし、曲が完成に近づいていくなか、知らされるヒバナの真実・・・!!


あああ、言えねえええ、こっから先は言えねえええ!!!


もし、ここまで読んでくださった方で、「観てみようかな」と思われる方!!
どうぞこちらからお戻りになり、こっからさきはご覧になった後で、お読み下さい!!
まあ、「とりあえず先も知っておこうかな」、という方はずーっっとスクロールしてくださいませ。
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「月とキャベツ」激しくネタバレ編。



お付き合いありがとうございます。ほんっっとに恐縮です。さあ、本題に入りましょうか。


ひとり月を仰ぎ見るヒバナ。「力を、ください・・・


ある日、東京の理人のもとに、「去年のダンスコンクールの写真がみたい」という同業の女性が訪れます。
そのなかで見つけたのは、去年のヒバナの写真。「あら、この子・・・

その頃、山で急に雨に降られた花火とヒバナ。ヒバナは急に狂ったように逃げ出します!!
崩れ落ちるように倒れるヒバナ。花火は彼女を抱きかかえて山小屋に避難します。
(く〜〜山小屋、お約束だね〜〜っっ!!)
ヒバナを落ち着かせようと力いっぱい抱きしめる花火。
わたしを忘れないで・・・
ヒバナは、花火の腕のなかで寂しそうにつぶやくのです。
(おおお〜、切ないぞお!!)

そして、「遊び」にやってきた理人が花火のいない時にヒバナに告げます。
日花里(ひかり)って子がいてね、
ダンスのコンクールを楽しみにしたまま、
台風で崩れたがけの下敷きになったんだ

「・・・え」
花火の曲が、ウォークマンからずっと流れていたそうだ
かたまるヒバナ。理人はじっとヒバナを見つめます。
できることなら、・・・これから先もずっと花火のそばにいてやって欲しい・・・
(ここが、泣けます!!いいぞ、鶴見辰吾!!さすがは金八先生からのたたきあげだっ!!)
そんな理人に、ヒバナはそっと言います。
「夏休みはずっとは続かないから・・・。」

ヒバナは知っていました。自分に与えられた時間が残り少ないことを。

ほとんど完成した花火の曲。ピアノでその旋律をなぞるヒバナ。
そんなヒバナをそっと抱きしめる花火。重なる歌声。
歌うよね?これからも・・・
ああ、・・・歌う」おまえがいれば、俺は歌える・・・。そんな花火の気持ちが伝わってきます。

熱い瞳でヒバナを見つめる花火。
(もおもお、山崎っっ!!いいわ、その眼がっっっ!!歌手にしておくのもったいないぞおお!!
ほんとに、胸がきゅーんってなるシーンです!!)


でも、近づいてくる彼の唇をヒバナはそっと避けます。
「ごめんね・・・・」
「え?」
「もう、花火のそばにはいられないの」
「どういうことだよ、分かんないよ!」
「もっと聞きたい・・・花火の歌・・・」


すっと立ち上がって去っていくヒバナ。
「ありがとう、花火・・・」
・・・!!!消えるヒバナの姿!!

そうです、ヒバナはもうこの世の女の子ではなかったのです。


集中豪雨で起きた土砂崩れに巻き込まれた彼女は、だからあれほど雨を恐怖したのです。
作中では、なぜヒバナが実体でいられたのかは説明されていませんが、
おそらく日花里の花火への想いの強さと、月のエネルギーがそうさせたんじゃないかな〜。

膝を抱えてうずくまっている抜け殻の花火。
そこに、理人が「日花里」の両親から届いた日記を持ってきます。
ーどんなに花火の歌が聴きたかったかー
ーどれほど花火のことを想っていたかー

綴られる日花里の日記には「ヒバナ」の気持ちが込められていました。

このままじゃだめだ、ヒバナの存在が意味のないのもになってしまう・・・。
花火は曲を完成させます。
そのなかで、月明かりに照らされて浮かぶヒバナの姿
(いやー、この映画の冒頭で「月明かりに照らされて」っていう山崎まさよしの歌が流れるんだが、
伏線だったんだよね〜!)

花火の歌声に合わせて、舞うヒバナ。
(ヒバナ役の真田さんはほんっとに華奢でとても綺麗に踊ってくれました!)
ここでかかる曲は、山崎まさよしの

「One more time、One more chance」


っていうほんっっっとにいい曲です!!

「いつでも探しているよ  どっかにキミの姿を
向かいのホーム  路地裏の窓  こんなとこにいるはずもないのに
願いがもしも叶うなら  いますぐキミのもとへ
出来ないことはもう何もない  すべてかけて抱きしめてみせるよ
命が繰り返すならば 何度もキミのもとへ
欲しいものなど もうなにもない
キミの他に大切なものなど」


「HOME」っていうアルバムのなかに入ってます。
ぜひ、一度聞いてみてください!!

歌い終わり、微笑みあう二人。
ここで映画は終わります。まさに、ブチッと!!おい〜〜、ここで切るんかい?!
後は見ている人に任せるということなのでしょう。
その後、ふたりがどうなっていくのか、
もう2度と会えないのか、それとも満月の夜だけは会えるとか
妄想の域を出ることはありません。




考察・・・というか、壮大なあらすじ紹介になってしまいましたねー。
おーい、どなたかつき合ってくださってますか〜?
どっ、どうしよ誰もいなかったら・・・。いや、あり得るぞ、十分に。


ごめんなさいね、自己満足だけで突っ走ってみましたが、
ほんとにこの映画はみなさんに紹介したかったんです。
あと特筆すべきは、山崎まさよしの腕
いやね、すごいきれいな筋肉のスジなんですわ。
やっぱ、ギターとかピアノとかする男の腕ってのは、なにげに逞しいのでしょうか。ほえええ。
これも、この映画が好きな一因♪

限りなくマイナーで、レンタルビデオ屋さんにあるかどうかすら分からないような映画です。
(わたしの家の近所にはみんなありました。ちょっとホッ。)
それでも、もし少しでも興味を持ってくださった方がいらしたら、よかったら観てみてくださませ。

あと、「宇宙のひみつはちみつなはちみつ」っていうファンサイトがあります。
撮影された村とか、花火の家だった学校とか、
いまでもキャベツを植えにいってらっしゃる熱心なファンのかたとか紹介されてて結構楽しいです。

長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。
バボちゃん、大感謝!!






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