(品質工学初心推進者向け ?)
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Q & A
『品質工学の推進にトップダウンによる指示とボトムアップによる盛り上がりのどちらが有効だと思いますか?』
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編集者 こういうお題なんですが・・・・。
部外者 なんだこれ、何を言ってんだかわかんねぇぞ。だいたい、推進するのは誰だ。
推進者 そりゃあ、品質工学を使うのはラインですけど、推進というとこっちにも関係あります。
部外者 じゃあ、あんたが答えればいいじゃないか。
推進者 いやぁ、そのぉ・・・・・
部外者 だったら、有効に推進できたらどうなるんだ。
担当者 ほとんど全員が、品質工学を駆使して設計開発するんでしょうね。基本機能とか、SN比を知らないほうが珍しいとか。
部外者 そうか、流行るってことか、そんなら最初っから普及って言えよ。
担当者 技術開発とか、上流に普及して欲しいんです。技術をノイズと制御因子を振ったデータ付きでもらえると助かるんですよ。製品化のときに、無駄な実験をしなくて済みますからね。
部外者 無駄なことはしたくないからな、いいじゃないか、早く推進しろよ。おっ、そういや普及したら推進者は要らねえぞ、あんたら仕事を無くすために仕事してんのか。
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編集者 ちょっと、話を戻しましょう。トップダウンとボトムアップです。
部外者 そうだ、トップはいいとして、ボトムってのは担当だよな、推進ならサイドってとこか。
担当者 そうでしょうね。
担当がやろうと思ってもリーダーとか課長とか反対するからできない、という話を聞いたことがあります。もっと上からの指示があれば、出来たかも。
推進者 逆にトップから指示されて、ハイハイと言っていながら、やらせない、やらないところもあります。
部外者 要するに、中間管理職が悪いってわけなのか。
担当者 それもありますけど、困ったときに相談できたり、助けてくれたりする人がいないのも大きいですよ。
部外者 そりゃ推進の仕事だろうが。
推進者 担当者だって、そういうのを言い訳にしてやらないんです。
部外者 なんだよ、みんな悪いんじゃないか。そもそも何のために品質工学ってのを使ったり、推進したりしなきゃならないんだ。
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編集者 トップダウンか、ボトムアップかだったんですけど・・・
部外者 そんな問題じゃねぇだろ。何のためなんだ。
担当者 目の前の問題とか課題を解決するためですねえ。
推進者 それはすなわち、品質を上げるとか、よりよい技術を作るためとか、要するに社会に与える損失を減らすということです。
部外者 それに反対するやつがいるのか
推進者 それはいませんよ。
ただ、従来通りのやり方でいいと思ってたり、前に失敗して懲りてたりとか。
担当者 そのうちなんとかなるとかね。
でも、問題を問題だと思ってないケースが結構ありますよ、根本的な問題です。
部外者 そりゃQCのイロハだろ。手法なんか関係ねぇじゃないか。
推進者 そうなんです、喉の渇いてない馬に、水を飲ませようとしてもだめなんです。
部外者 おいおい、そこまでわかってるんなら、なんで手法の話ばっかりしてんだよ。
推進者 ・・・・
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編集者 話が、どうも別の方向に煮詰まってしまいました・・・
担当者 問題の認識や解決の方法論みたいなものってあるんですか。
部外者 QCだってなんだっていくらでもあるだろ。
だいたい問題解決ってのはな、それをするやつの価値観が基にあってな、状況をどう把握するか、どういう手順で解決するか、それにどの手法を使うか、そうしたときの影響はどうかってのを考えてやるんだよ。それらのバランスだよ。
推進者 なんかやけに詳しいですね。もしかして推進の方法論もあるんですか。
部外者 なに言ってんだ、それが本業なんだろ。しょうがねえなあ。
じゃあ、うまくいかない方法っていうか、嫌われるスタッフになる方法だけを教えてやる。
「専門用語をふり回す、手法中心主義、固有技術や経営を無視、ラインの秘密を上に言う、特定の個人の決定を重視、ラインの意見を十分聞かない、理解しなくても押し切る、要求しないことを強要、人間的側面を無視、手法の利点だけを強調、成果は自分のものだが失敗したらラインのせい、・・・・・」
あとは自分で勉強しろよな。
担当者 いちいち当たってますねぇ、なんで知ってるんですか。
部外者 昨日読んだ本[1])
の受け売りだよ、言うだけだから簡単なもんだ。そんなこと言ってないで、たまには品質工学以外の本も読めよな。
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編集者 あのぉ、トップダウンとボトムアップなんです。
部外者 しつこいなぁ。でも、しつこい奴のほうが物事うまくいくんだぜ。
推進者 で、どっちが。
部外者 さっきのを聞いてたのかよ、状況次第でどっちにでもなるってことだろ。
編集者 でもそれじゃ・・・。
部外者 両方ともあった方がいいに決まってんだろ。それがわかってんのなら、そうなるような手段を考えるのが仕事っちゅうもんだ。
担当者 ごもっともです。
部外者 トップの人が書いたもの[2])
や、ボトムからの感想や質問[3]) のなかにヒントがあるだろう。
編集者 あっ、ありがとうございました。
部外者 わかったんなら、さっさとやったほうがいいぞ。