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下垂体の手術的治療法

以下下垂体の手術で最も良く行われている経鼻手術について記載いたしました。
この手術は時代の変遷を経て改良が重ねられ、現在では鼻腔内から手術用顕微鏡や内視鏡を使用して
腫瘍の切除を行うと言う、従来に比べより非侵襲的でかつ確実な手術方法が主流となっています。



Q.頭を開けるのですか?


A.下垂体腫瘍の手術には、昔から頭を開ける方法(開頭法)と鼻からアプローチする方法(経鼻法)があります。
しかし現在では下垂体腫瘍の
95%近くの症例は非侵襲的で切った跡さえ分からない経鼻手術(鼻からのアプローチ)で安全に腫瘍の切除が可能です。頭を開けない、より非侵襲的(身体により優しい)な経鼻法が一般的となっています。ほとんどの症例はこの経鼻法で行われています。(経鼻法を詳しく知りたい方はこちらをクリック)

確かにトルコ鞍内に比較し腫瘍が頭蓋内に大きく突出(雪だるまを逆さにしたような状況)している場合や、頭蓋内に他の病気(脳動脈瘤など)を合併している場合などには経鼻手術より開頭術の方が選択されますが、実際に下垂体腫瘍をたくさん扱っている施設でも、このような症例は全体の1%前後と考えられています。
また最近では拡大経鼻法と言って従来の経鼻法では外科的治療が困難とされてきた、大きく脳側(鞍上部)に突出する腫瘍や、硬い腫瘍、再発を繰り返す浸潤腫瘍の切除も可能となっています。



他:難治症例の外科治療(拡大経鼻法・開頭術、開頭術+経鼻術同時施行術) 

現在下垂体腫瘍の95%の症例は非侵襲的で切った跡さえ分からない通常の経鼻手術で安全に腫瘍の切除が可能です。

しかし頻度は少ないとは言え(5%以下)腫瘍が巨大(直径5cm以上)で、周囲に浸潤性(神経や血管を取込んで行く)に増大し、しかも線維化の強い(硬い)腫瘍に遭遇します。


そういった難治症例の外科治療の場合は、比較的小さな場合には拡大経鼻手術を施行しております。残念ですが
極希に拡大経鼻法でも腫瘍の切除が困難な巨大下垂体腫瘍(頻度としては希で当院で1%前後)に遭遇します。

このような症例でも出来るだけ安全にしかも最大限の手術効果を得るために近年開頭術と経鼻法を同時に行う開頭術+経鼻術同時施行術を行っています。(難治症例の外科治療を詳しく知りたい方はこちらをクリック)


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